2011年6月25日土曜日

夏の新作香水チェック3

「ア セント バイ イッセイミヤケ ネロリサンシャイン」(OPENERS 記事) を表参道のイッセイミヤケブティックでチェック。ボトルに描かれたオレンジフラワーと同じ形のムエットに香りを吹き付けていただきました。ネロリが大好きな方にはご満足いただけるでしょう。まさに爽やかに香るオレンジの花。様々な香料とともに、この太陽の恵みを受けた花の魅力が際立っています。清楚な印象を大切にしたい人、アロマテラピーでネロリ精油に魅かれている人は要チェック。

「ロードゥ イッセイ サマーフレグランス」(OPENERS 記事)
も同じく期間限定。目の醒めるような鮮やかなブルーに赤い珊瑚礁のカラーリング。ムエットも同じカラー。海に行きたくなりますね。2種類ありますがどちらも男女とも使えそうな爽やかさ。軽くフローラル、シトラス、ハーバル、スパイシー、ウッディ…様々な香りがライトなBGMのように夏風に流れていきそう。

5月に大阪三越伊勢丹にも出店したルラボ(FASHION PRESS記事) の新作「サンタル33」はこれぞウッディ。滑らかで繊細。この香りを手首につけていただいて帰宅した私は、帰路の間ずっと猛暑で疲れていたにもかかわず、自分が奥ゆかしくミステリアスな淑女であるかのような気分に浸りました。サンダルウッド、白檀の本物の木から漂う香りを5月の「香り かぐわしき名宝展」で体感したときのあの高貴で雅びなイメージを想起。それでいてどことなくワイルドな強さもあるのです。奥ゆかしくミステリアスであるものは強い生命力を秘めている、そんな、現代の男女がともに理想とする香りのドレスかもしれません。

フレグランスの奥深さを感じる上で、天然香料そのものの本物の香りを知っている体験は貴重。アロマテラピーを学んでいる人がだんだんフレグランスの良さを実感していく例が多いのもわかります。




0 件のコメント:

コメントを投稿