2011年5月5日木曜日

国際香りと文化の会より・6月は在仏調香師による講演会開催

連休中の昨日、国際香りと文化の会から6月講演会の案内が届く。

私はこの会の会員になって7年目。年に数回、興味深い見学会や講演を楽しんでいる。香りの仕事をしている私には貴重な情報源であり、年一度発行されるVENUSもまさに完全保存版。昨年度の薔薇特集号には私も寄稿させていただいた。

今年3月後半にも、ランの専門家による講演会が予定されていたが、東日本大震災の影響が考慮され延期となった。講演会の内容ももちろん楽しみではあったが毎回ここでお会いできる調香師や香料業界の方々との交流も貴重なので、新年度の案内がこんなに早く届いたことは非常に嬉しい。

さて、6月7日の講演演題は二つ。
①「フランス香水事情~香りの嗜好と流行をめぐって~」
講師は新間美也氏(調香師・在パリ)
新間美也氏といえば、1月のブログ「香水のゴールデンルール・読後1」にてご紹介。フランス在住の日本人調香師としての視点から、日仏の嗜好や流行の相違点もお話いただけるだろう。
②「香りの空間演出」
講師は吉武利文氏(香りのデザイン研究所代表・別府大学客員教授)
美術館やプラネタリウム、各種イベントでの香り演出などご経験豊かな吉武氏のお話にも期待。

この講演会は会員向けのものなので、会のWebサイトに掲載の入会案内にそって入会、会員となれば個別に案内が届き申し込むことが可能。香りに関心のある個人、企業を問わず、得られる情報と面白さという価値は十分あると思うのでこの場を借りてお勧めしておきたい。




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