よく見るとアヤメ。
帰宅してから調べたところ、仏和辞典にはアヤメを示す"Iris" と"iris"の二語が続けて記され、小文字で始まる後者が植物名または眼球の虹彩を示す単語であるのに対し、大文字で始まる前者は「虹の女神で神々の使者」という固有名詞であるという。私がこの花から一瞬感じた言葉の通り。
そう言えば、PARFUM157号に、アヤメ科アイリスの香料が使用されたフレグランスの特集ページがあったと想起。そのページを開くとやはり「虹の女神」と記されていた。この見開きページに記されたフレグランスの中には、イリスの花の香りの追求から生まれたプラダ インフュージョン ディリスや、調香師が浮き世という儚い夢の中で咲いているかのようなアイリスに注目したというエルメッセンス・コレクション イリス ウキヨエ、ニューヨーク発のブランドであるルラボによるアイリス39などが紹介されている。
神々の使者…ということから
この花に出逢えたことを、良い知らせと思いたい。
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