2011年5月7日土曜日

これから母となる人にも「母の日」を

母の日。
母に感謝をこめてその気持ちを表現する日ということですが、私が昔から母に言われてきたのは「私に何かプレゼントなんていいの。貴女が元気でいてくれることが何より。」そして70才をとうに過ぎた母は今でも何かと言えば「元気でいる?ちょっと美味しいもの見つけたから送るね。」と電話してきて、私がそのお礼とともに喜んでいることを伝える電話を嬉しく思っている様子。

こんな気持ちが最近しみじみとわかるのです。自分も母になったからでしょう。とにかく我が子には元気で大きくなってほしい、ちゃんと生きていけるように丈夫な身体と心をもって、と。もちろん我が子から心のこもった素敵なプレゼントをもらった時も嬉しかったのは事実です。

さて、母といえば子を産んでからも守り育てる苦労はありますが、出産前、自らの体内で育てている約10ヶ月もそれはそれは大変なものです。つわりから食べ物への気遣い、感染症からの防御、重くなる身体を支える足腰のケア…子を守るために自分の身体をまもる日々は、もうすでにこの時から母としての大仕事が始まっていることを自覚することでしょう。

「母の日」は、こうした出産前の女性にも周囲からいたわりと優しさを伝えたいものです。母の喜びを感じる前提には女性としての深い喜びがなくてはなりません。そうした思いにひたって心穏やかに小さな命を育むことができたら…と、昨年臨月の女性にローズオットーの香りの使い方をご紹介したところ、春に嬉しいおたよりを頂きました。
「ローズに癒されて・出産前」…ちょうど5月は薔薇の季節です。





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