2013年12月6日金曜日

冷たさは静かに温かさを導く…『雪の女王』

雪国生まれの私にとって
雪には複雑な思いがあります。

寒く冷たいという絶対的な現実。
無言の厳しさ。
一方で
遠くからも近くからも
雪の作り出す形の
美しさ。

12/6(金)・12/7(土)国際ファッション文化学科 卒業イベント『雪の女王』を開催



冒頭のパフォーマンス。
冷たい風の見えない激しさ、美しさが
音楽とともに
男女それぞれの鮮やかな跳躍、華麗な身体の動きで表現。
武蔵野音楽大学に加えて今年度から
日本体育大学ともコラボレーションされ
その表現はより立体感を増しています。

動きを見せるための衣装。
花の香りを感じさせる衣装。
動的で温度を感じさせる色彩は
圧倒的に冷たく静かで
荘厳な雪の女王と対照的。

体温の温かさを日々実感し
寒いからこそ温かい人達に
育まれたのかもしれない
子供時代。

文化学園大学のこの卒業イベントは
毎年鑑賞していますが
今年はひときわ心に沁みました。
明日も11:00〜 14:00〜 17:00
3回開演されます。

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