2012年10月4日木曜日

" LA VIE EN ROSE " dans "LISA ONO DANS MON ÎLE "〜サン・テミリオンの風景から~

2日前の夜。
普段はほとんど見ないテレビをつけていました。

不意に…開放感が穏やかに身体に伝わってくるような風景が映ります。

この時ばかりは、テレビという媒体に感謝。

「世界の車窓から」の1シーン。

ちょうど9月10日〜12月2日までの放送は「フランス ピレネー山脈と地中海を巡る旅」となっており、私が視聴したのは、10月2日「サン・テミリオン」。ボルドー近くのぶどう畑で優しいグリーンカラーにつつまれた人の笑顔。背景には聴き覚えのあるメロディが、ゆったりとしたテンポで歌われています。

"LA VIE EN ROSE"
(by Lisa Ono)。




翌日この歌声の入ったアルバムを発見。
2003年にリリースされたこの小野リサのアルバムタイトルは
"LISA ONO DANS MON ÎLE
La musique français rencontre la Bossa Nova"。

懐かしい"C'EST SI BON"(セ・シ・ボン) や
"LES FEUILLES MORTES"(枯葉)"、
"LES PARAPLUIES DE CHERBOUG"(シェルブールの雨傘)
なども収録。

"LA VIE EN ROSE"(バラ色の人生)は
全12曲中11曲目。
シャンソンのスタンダードであり
エディット・ピアフの代表曲。
ピアフが力強く歌い上げるのも魅力的かもしれませんが
小野リサのボサノヴァ調の穏やかな歌声も素敵で
まさにフランスの風景のBGMとして
違和感なく耳に入ってきました。

"LES FEUILLES MORTES"(枯葉)"や
"LES PARAPLUIES DE CHERBOUG"(シェルブールの雨傘)も
原曲の良さはもちろんありますが
チョット肩の力が抜けて淡々と歌われているアレンジからも
曲のもつ世界観は伝わりますし
歌詞をちゃんと聴きたくもなります。

私の初級フランス語講義の中でも
学生にシャンソンを聴かせているので
このアルバムも紹介してみようと思います。

そして「世界の車窓から」を
12月までなるべく毎晩観たいものです。


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