満月に向かって、三日月が膨らんできた頃。
夜景の綺麗な場所で人に会う時があった。
晩夏の穏やかな月明かりを想像し
ひそやかに、あたたかく、なめらかな香りを放つチュベローズの花を想い描いた私は、グレイシャス・チュベローズと名付けられたコチラの香りを選ぶ。
白いノースリーブのブラウス。
月の光のような控えめな淡黄色のスカート。
とても穏やかな気分で過ごせた。
人の優しさを敏感に感じ、自分も優しくなれたと思う。
話したい人達ときちんと話すこともできた。
香料チュベローズの香りについてはコチラでも書いたように、何度も嗅ぎたくなってしまう魅惑的な印象だった。まさしく何度も確認したくなるロマンティックな優美さを、このフレグランスからも感じていて、翌朝もその余韻に浸る。
これからは
三日月から満月に向かう時期
夜空を見上げたら
この香りを思い起こすかもしれない。
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