…去るものは追わず、記憶に残るものは大切にする。第六感とも第七感ともいうべきメッセージを信じてみる。
そんなことをTwitterやFacebookでつぶやいた矢先。
小学校1〜4年生まで同じクラスメイトだった旧友と久しぶりに会う。
彼女とは小・中・高校と同じ学校にいたにもかかわらず、共にクラスメイトとして過ごしたのは6〜10才の4年間のみ。しかし、小学校時代の忘れられない友の名として、私の記憶の筆頭に挙がるのは彼女の名前だった。
そんな彼女のことを人づてに知り、私から連絡をとって再会したのは4年前。
今年7月、今度は彼女から連絡がきて昨夜会う。
颯爽としたすがすがしさは小学校時代となんら変わりない。
少なくとも、その声、笑顔の表情、誠意のこもった話し方は当時のまま。
そんな彼女に再会できただけでも幸せだと思っていたのに
渡されたお土産に再び感激。
彼女のおかげで、私は18年近く生活していた郷里、富山の素敵さを改めて実感。
そう、私の母も父も祖母も…
美味しいもの、楽しいことはいつも周囲におすそわけし、分かち合うことで笑顔を増やしていた人たちだった。
幸のこわけ 。
彼女から控えめに渡されたおみやげは、「幸のこわけ」と銘打たれたシリーズの中の「素干し 糸するめ」と「ほたるいか燻製」。どちらも私の大好きなもの。するめは神社に嫁いだ叔母から毎年初詣のたびに持たされていた懐かしの美味。ほたるいかは富山県滑川の誇る珍・美味。豊かな郷里の美をこんなにコンパクトな「おすそ分け」にしてくれたデザインにも感激ですが、これを選んでくれた彼女の感覚にも感謝。アパレル企業に長らく勤務する彼女のこれからがさらに幸あふれますように、と祈ります。
「幸のこわけ」で思い起こしたのは香りのこと。
香りというものは、その心地よい伝わり方さえわきまえていれば、自分ばかりか周囲の人たちも幸せにできる素晴らしいものなのです。
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