海外のサイトや雑誌でしか見られなかった新しいフレグランスの情報が少しずつ日本にも届いている。今日、そのヴィジュアルからずっと気になっていた二つが同時に日本語サイトの記事となってアップされていた。いずれも名前の一部が "Noir"(黒)。
ひとつは
先日コチラ でご紹介のシャネルの "Coco Noir" 。
シャネルが黒に美を見出した軌跡がゆっくりと感じられる香りになるかもしれない。黒につつまれてこそ現れる女性の美しさの秘密。
もうひとつは、昨年末にパリの美容雑誌 "VOTRE BEAUTÉ"誌上見開きのミステリアスな広告ビジュアルが印象的だったジバンシィの "Dahlia Noir" 。
香りのない花ダリアにインスパイアされて行き着いたイメージは黒。そこには、ありそうでなさそうな、優雅で危ない未知の迷路のような魅力。
秋の夜は長い。
囁くように香りながら長くあたたかく肌にとどまり、変化しながら見えない魅力を見える人のみに発信するフレグランスが似合うとき。
この二種の新しいフレグランスは背景も香りも全く違うはずだが、シャネルは9月、ジバンシィは10月に日本でこれらをデビューさせるその意味を素直に受けいれ、先入観なく感じるイメージを楽しみたいと思う。
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