夕暮れどき。鬱蒼とした深緑の森。目を閉じると、さまざまな匂いの中に滑らかな木々と土の温もりを感じる。あくまでもさりげなく。
ベチバーという植物の根の香りには、そうした温かみとドライな上品さがある。
この精油自体はどろりとして粘度があるが、まさに根そのもののパワーを感じる。
精油を1%程度に希釈したベチバー水を私は夏には常備し、時折カーテンや網戸にスプレーし、深い緑の森からの涼風をイメージしている。
男性用の香水のベースノートによく使われるそうだが、私の好きな女性用の香水に使われていることも多い。
スモーキーで骨太なベースを感じさせ、深い安心感に包まれる。音に例えるとこれまた私の好きなウッドベースの響きに近い。
この天然ベチバーにこだわったゲランの新しいフレグランスが今月発売されたらしい。カクテル、モヒートにインスパイアされてうまれたゲランオムの最新ヴァージョン。
人気の「ゲラン オム ロー」が、よりフレッシュでウッディな香りに進化
溢れ出す爽快感、「ゲラン オム ロー ボワゼ」
厳選したインド産の香料“ベチバー”がふんだんに使用されているとのこと。その滑らかさ、近いうちに確認したい。
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