咲き始めた甘美な花々とともに
植物が土の底から空へと清々しく香るこの季節。
緑の風景とともに、毎年色褪せることなく記憶に刻まれる。
新緑の中で散歩した昨日。
ふと帰路で記憶に蘇った記事。
Pour Un Homme de Caron: Always and Tomorrow
04/25/14 18:13:33 (11 comments)
by: Serguey Borisov
1904年パリに創設された香水メゾン、
キャロン初の男性用フレグランスとして
1934年にデビューした"POUR UN HOMME DE CARON"が
今年誕生から80周年を迎えたとのこと。
"There is happiness in simple forms."
から始まる記事は、この香りがいかに長く愛されてきたか
数々の広告ヴィジュアルや
愛用者の一人であったセルジュ・ゲンスブールが
香りへの想いを音楽にこめて歌っている動画も貼られている。
先日コチラ にて紹介の本、『アロマ調香レッスン』の上級編の中でも調香のお手本にしたい名香の一つとして取り上げられている。
著者で調香師の新間美也さんが文中で述べた
<ラベンダーとバニラの最良の割合を探り当てた繊細なるバランス感覚>が
このフレグランスの調香師エルネスト・ダルトロフが思い描いた
エレガントな男性の魅力を引き出すマジックだったのかもしれない。
ここでブランド、キャロンのWebより
Pour Un Homme
EAU DE TOILETTEをチェック。
このページのフランス語説明より一部を下記にメモ。
「ある男性のために」
と名付けられた香りは爽やかで官能的、
世代から世代へと引き継がれて今日に至る…
un parfum indémodable et charismatique.
(流行に左右されない、カリスマティックな香り)
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