来週2月12日、NHK BSプレミアムにて再放送されます。
コチラ でもご紹介されていますが、NHK「美の壺」2010年2月18日放送内容の再放送です。
その中で平田氏により紹介されるというウォルトの名香 " JE REVIENS "(1932)。
「ジュ ルビアン」と日本で発音されるこの名前の意味はフランス語直訳では「私は再び来ます」ですが、発売当時は「再会」と訳されていたそうです。
上記写真は、平田幸子氏の著書『香水ブランド物語』(株式会社 学習研究社)中の25ページ目。発売当時のラリック作アールデコのボトル写真をご覧いただけます。
私自身にとっても、この香りは忘れられない名香です。
20代半ばから30代にかけて不安多い日々の中
ロマンティックでエレガントな雰囲気と
淡いブルーのミステリアスな面影とともに
優しく私の心に寄り添ってくれた香りでした。
優美な気分だけではなく
この香りと共にいると
不安を乗り越えた穏やかな自信と笑顔が溢れてきたものです。
香りのプロフィールはFRAGRANTICAのコチラにてご覧いただけます。
フローラル アルデハイド。
柔らかく優美に香る香調。
使用されている多くの香料をみて今更ながら納得します。
この香りを愛用した後
アロマテラピーを学ぶ上でより深く知ることとなる天然香料のうち
とりわけ私が強く魅力を感じ癒されたものがこの " JE REVIENS "に
調合されたものの中にもありました。
いまでも、この香りをしっかりと思い起こすだけで
私は優雅な気分に再会することができます。
そんな世界が見事にネーミングとボトルにも表現されています。
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