2013年2月3日日曜日

雪と山と人


生まれ故郷は北陸、富山県です。

東京から上越新幹線で越後湯沢まで行き
北越線に乗り換えて。

越後湯沢は雪の世界。
まるで水墨画のように厳かな佇まい。


直江津、糸魚川を過ぎると
ブルーグレーの日本海。
穏やかな波の動きが遥か遠くまで。

富山に着くと
うっすらと青い空に輝く立山連峰。
その清廉な美しさに思わず何度も立ち止まります。
肉眼での感動は、私のカメラでは再現できず。

父とのお別れの会場近くには
凛と立つ木がありました。


すくすくと枝を伸ばし
すべてが上を向いているようでした。

18才まで過ごしたこの地は
毎冬雪に覆われながらも
毎朝綺麗な山を眺めることができ
あたたかい人たちにまもられていた場所なのだと
改めて感謝の気持ちに浸った3日間でした。

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