2013年2月26日火曜日

重低音の余韻香る・ピアノ&太鼓デュオ

今日は乙女座にて満月。
昨晩の素晴らしい音の余韻が
まだまだ身体の奥に響いていて
大好きな香りのラストノートさながらに
私の頭の中で漂っています。

ヒダノ修一 presents
Akiko Grace & ヒダノ修一
Kaleidoscope



一音一音を全身から創り出す
グレースさんとヒダノさん二人のライヴ。
私は昨夏に続き二回目ですが
夏以上に感激しました。

まさに
コチラで書いていた期待以上の特別な時間を体験しました。


数えきれない情景を独特の空気感とともにイメージできた音の連続。

1500年の歴史をもつという和太鼓。
太古の人がこの楽器で求めた音の神秘性。
馬の皮でつくられたというそのしなやかな音は
身体の奥の奥まで響きます。
ヒダノさんの
強弱も速さも残響も自在に操る動きが展開された場所。


きらびやかな高音から
太鼓の重低音と絶妙なハーモニーで絡む官能的な低音を
陰影深く
立体的に奏でたピアニスト、グレースさんのいらした場所。


プログラムより

スペインの熱い空気が喧騒の中から香ってくる
"Madrid Madness"

濁流の水しぶきから、流れが運ぶ樹々の野生的な匂いまで伝わった
"最上川舟唄"

命をかけて戦う騎士の気迫に
燃え立つような翼を拡げて輝く火の鳥が加勢する奇跡のストーリー
"FIRE BIRD"

その他、
お二人の素晴らしい音は
様々な国のさまざまな空気を伝えてくれました。
今回誘ってお連れした方々も大満足。
有難うございました!

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