2011年3月10日木曜日

アジアの素材で世界へ発信・THANN

2004年秋。私は某アロマトリートメントサロン開業ディレクターとしてサロンで使用する様々な化粧品を試していました。その中で出逢い、その内容はもちろんのこと、現代的に洗練された視覚デザインに強く魅かれたブランドがタイ発 "THANN"でした。

ナチュラルであることの心地良さを、現代感覚に合わせたパッケージデザインと香りで見事に表現。ちょうど化粧品素材自体にも食品のように安全性が求められてきた時代も背景にありました。コメヌカとシソといった伝統的な自然素材を生かしつつ今っぽいという魅力は貴重。素朴感をアピールしたものにありがちなカントリー調ではなくアーバンでジェンダーフリー。ここに化粧品ニーズが男性にも広く求められてきた背景も併せて重なります。女性に限らず男性が手にとっても違和感なし。心地良い時間と体験を求める全ての男女へ発信されたブランド、と、このタイムリーなデビューにブランドとして発展する可能性を強く感じていました。

その生みの親でもある創業者のプレゼンテーションを直接聴いたとき、製品開発の根底にきちんとした皮膚科学やリラクセーションに基づく考え方があることを知り、共感できることも多くありました。私は今も夏の期間はよくTHANNのスキンケアを使用していますし、海外出張の際もシャンプー&コンディショナーなどトラベルサイズのアメニティを入手し携帯して行きます。

あれから7年目を迎え、いまや海外様々な国で愛用されています。そして今春から全日空のファーストクラスのアメニティとして採用されるとか。タイの創業者のビジネスセンスは、パートナーシップを結んだ日本の誠実な姿勢をもつ会社との歩みの中で、アジア発世界へのブランドとしてまた一歩前進したようです。今後の進展に期待します。

詳しくはこちらのニュースをご覧ください。
「アジアの素材で世界に挑む タイの化粧品ブランド THANN 」




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