アメリカのフレグランスサイトを見ていたら
一瞬ゲランの新作メンズフレグランスのボトル写真が見えた。
あまりに直球なネーミングと力強いスクエアボトルが印象的で
後で読もうと思っていたらしばらくしてそのページが見られなくなっていた。
ブランド側がリリースまでの露出を制限しているのかもしれない。
2014年6月デビュー。
確かにまだブランドページには"coming soon"の表示。
それほどの「とっておき」とは?
ゲランといえば1828年創業、フランス香水専門ブランドの老舗。
香水評論家、平田幸子氏も著書『香水ブランド物語』の18ページで
〈革新を伝統にする至高の名門〉と評している。
さて、今日改めて調べてみたらLuxury Activist がこのニュースに触れていた。ブランドリリースを待ちつつゲランの発売への想いが興味深く記されている。
Luxury Activist
Guerlain launches L'Homme Ideal, new fragrance
L'Homme Ideal、直訳すれば、理想の男性。
なんと直球なネーミング。しかし深い。
理想の男性。これは現実にはいないという前提で人が求めるイメージを香りで追及する究極のクリエイションなのかもしれない。
記事中私の印象に残った文章を一部引用。
…Just wear the fragrance and you will see. Of course there is an intelligent sense of humor behind all this. Life can be already pretty boring, so do not waist your time by being too serious, enjoy some fun moments.…
(そのフレグランスを着るだけであなたには見える。
ユーモアあふれる知性がそこにはもちろんある。
堅苦しく考えず、一瞬一瞬を楽しんで。…こんな風に私は解釈。)
そういえばかつて…
私が香りを試してすぐ魅かれ長く愛用することになった
ゲランのシャリマーもサムサラも
着るだけで瞬時に見えたものがあった。確かに。
6月がちょっと待ち遠しい。
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