国際バラとガーデニングショウ では、その香りもさることながら、改めてその色・形・シルエットに魅了されました。
名前まで記録できなかったものもありますが以下に写真を。
白い花弁の光沢が
中央の繊細な点と線の色に引き立てられています。
こちらは「香るバラたち」でも紹介されていた
ブルーカップアイ。
改めて
その神秘的なグラデーションに縁取られた花弁が
見事なカーブによって深い陰影をたたえて
眺めているだけでも魅惑的な香りを感じます。
光の当たり方によっては様々な色を映していました。
みずみずしいライトグリーンに縁取られた白は
花嫁のような気品。
深い緑の葉につつまれて
生まれたばかりのような初々しさ。
こちらも「香るバラたち」のひとつ、
ペシュミニョン。
キャベッジローズを彷彿とさせる花弁の多層構造。
淡い上品なオレンジ色が
乙女の微笑んだ頬のように愛らしく。
会場でも若い女性が何度も
「素敵」「カワイイ」とつぶやいていました。
新緑の淡いイエローグリーンが
絶妙なグラデーションで白からピュアなライトピンクへ。
そのなめらかな花弁は透き通ったシルクのよう。
とびきりのピンクと
繊細で緻密な巻き。
ボヌールと書かれていました。
おそらく "bonheur"(幸福)のことでしょう。
薔薇。
その華やかな姿は古来から
人の装いのデザインにも大きな影響を与えてきたことと思います。
フリル・レース・カーブ・光沢…。
他にもたとえば…
育種家の木村卓功さん主宰の「バラの家」が出展されていたブースにも目を奪われる繊細な造形美がありましたが大勢の人たちで取り囲まれていて、遠くから眺めるだけになりました。
ショウの開催は16日まで。あと一日。
この季節にしか出会えない花に
多くの人たちが微笑みを返していることでしょう。
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