2013年1月13日日曜日

"Something Blue" ・花嫁の香り

ブルー。
柔らかなみずみずしさを感じさせるブルーカラーが上品な
新作フレグランスビジュアルに出逢う。

Oscar de la Renta Something Blue
01/11/13 06:16:10
By: Sandra Raičević Petrović


シンプルなボトルにソフトブルーのキャップ、
ネックにはシルバーのリング。
ただずむ花嫁はまさに白い花そのもの。

花嫁。まさに花のような存在。

ミドルノートの香料として使用されている
Stephanotis。
これはシタキソウ、別名マダガスカルジャスミンとも呼ばれる
植物の白い花。ウェディングブーケによく使われるというのが
納得できる清楚さ。季節によってはさまざまな花がつかわれて
よいと思う。私は…雪の美しい1月の花嫁として胡蝶蘭を用い
たことを回想。

この新作フレグランス、"Something Blue" の香りに
自らの"花嫁"のイメージを重ねられる人にとっては
まさにこの香りそのものが
結婚式で身につけると幸せになれるという四つのものの
一つ、"Something Blue" になるのかもしれない。

結婚式で花嫁が身につけると幸せになれるという四つのもの。
それはヨーロッパにおいて昔から詠い伝えられているそうで
Something New(何か新しいもの)
Something Borrow(何か借りたもの)
Something Old(何か古いもの)
Something Blue(何か青いもの)
以上。

ふと20年前の1月、雪の日の自分のウェディングを回想。
そのときの私は上記の "Something 4"を知らなかったが
振り返ると…すべて身につけていた。

そのうちの"Something Blue"は
当時の私にとって淡いブルーを感じさせる香りだった。
都心にありながらも高原を感じさせる
マイナスイオンを含む爽やかな空気のホテルにて。

淡いブルー。寒々しい色ではなく
生きるために必要な水と空気のぬくもりの色。

花嫁という役割を意識したというよりも
初々しい気持ちの象徴として香りを選んだことは記憶している。

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