吉岡徳仁 クリスタライズ /東京都現代美術館が本日より開催。
昨夜、大盛況の内覧会にて鑑賞。
光や音が
カタチをもつ透明なものを媒体に
再視覚化され、カタチを持つようになる面白さ。
改めて
「見える」ということの本質が
全身で体感できます。
何故それはカタチを成したか。
何故それは色を映したか。
人間が五感を通して
外界の自然、たとえば空気の振動や光の屈折から受けるもの。
音楽であったり、色であったり。
時間の経過と反射物が媒体となって。
この広い空間全体でこそ見えるもの。
淡い蒸気ですら温度と風と色を描き
通りすぎる人間の動きによって一期一会のシーンを生む。
実は有機体である人間自体も
見えない匂いやエネルギーを空間に描きながら。
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