10日前に吹き付けたにも関わらず
穏やかに、優美に聴こえてくる香り。
強い意志を秘めながら
生への感謝と慎みを忘れない
気品漂う人物がそこに確かに存在したかのように。
男性か女性か? 20代か40代か?
そんなことは関係ない。
香りの名前は "COCO NOIR CHANEL"。
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さて。
月の綺麗な晩秋の夜。
日頃からお世話になっている
私にとっては目上の
尊敬すべき方々とお食事しながら談笑。
私はお会いする方々への敬意と、その夜の風景から
この香りを着てみようと思った。
クラシックな白のブラウスに
襟元と袖口がゆるやかに開いた黒のウールセーターを重ね
膝丈の黒スカート、黒のヒールを合わせる。
これらと私の皮膚の間(ウエストよりも下)に数カ所この香り。
お会いいただけた貴重な時間を丁寧に過ごし
"À bientôt (またそのうちにお会いしましょう)"と
笑顔でご挨拶してお別れする…
そんな気持ちでいられたのは
この香りのおかげかもしれない。
以下、 "COCO NOIR CHANEL" リリースより
この香りの構造をメモ。
グレープフルーツ
カラブリア産ベルガモット
ー
ローズ エッセンスとアブソリュート
ジャスミン アブソリュート
ナルシス ノート
ローズゼラニウム リーフ
ー
ブラジル産およびベネズエラ産トンカビーン
インドネシア産パチュリ
ニューカレドニア産サンダルウッド
ブルボン産バニラ
ホワイトムスク フランキンセンス
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