2012年12月26日水曜日

2012年の8冊に感謝をこめて

2012年も多くの書物に出会いました。
好奇心をくすぐる書物の存在はかけがえのないものです。

sawaromaブログでご紹介した本のうち
私が香りの専門誌 " PARFUM " 161~164号の書籍紹介ページ "BOOKS "の中でも媒体用に新たに紹介文を書いた8冊を記します。


サラ・ローズ著「紅茶スパイ 英国人プラントハンター中国をゆく」(原書房)


円城塔 著『道化師の蝶』・言葉の連環がひらく世界


The aroma reflects its producing district…『佐々木薫のアロマテラピー紀行』


『ローズ・ベルタン マリー=アントワネットのモード大臣』から回想した二つの物語


『共感覚という神秘的な世界』を読み、共感したこと


ポーラ・バーン著『パーディタ メアリ・ロビンソンの生涯』から想像する18世紀末のイギリス美女


花は厳しい環境の中で開く・野村哲也 著『世界の四大花園を行く―砂漠が生み出す奇跡』より


鷲田清一 著『ひとはなぜ服を着るのか』で振り返る「境界を意識した歴史」


書物、そして文字、
さらには文字を解読できることを有難く思います。

限られた時間の中で
自分一人では決して知りようのなかった
考えつくこともできなかった世界を
文字を通して共有共感できる喜びに感謝を込めて。

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