今朝の日本経済新聞第9面下の広告記事に注目。大きな2種の写真が並んでいます。淡いミントグリーンの球場を背景に、一瞬お酒の?と思わせるデザインのボトルとがっちりとした上半身の男性。プロ野球選手で投手という25歳の彼が愛用するフレグランス、スキンケア製品として紹介されていたのはロクシタンのVERDON 。「夏を爽やかに過ごすメンズケア・ヴェルドン」として、オードトワレと化粧水が紹介されています。
ヴェルドンは、ヨーロッパ随一の渓谷をイメージしたフレッシュな香りが特徴とのことで、その雄大な緑に囲まれたようなはじける香りが爽快感をもたらすフレグランスは、写真のアスリートのお気に入りとのこと。
早速オードトワレの香りの主な構成をみると…
トップノートにベルガモット、レモン。ミドルノートにはミント、ラベンダー。考えてみれば20歳前後の男子学生(私の講義の受講生たち)にも人気の高いものばかり。爽やかな柑橘とシャープなミント、エレガントなラベンダーという組み合わせはなかなか素敵。
新発売のシャワージェルも涼感をアップさせてくれるはず。夏を少しでも快適に、自分も周囲も。
ちょうど昨日の講義で200年以上世界で愛好されているロングセラーの香り、"4711 ポーチュガル"を紹介していたところ。身だしなみと香りをセットで考え、周囲にとっても爽やかな存在であろうとする男性が増えることを願うばかりです。
2011年7月12日火曜日
2011年7月9日土曜日
夏デビューの人へ・思い出の "EAU DE GIVENCHY"
もし、この夏に初めてフレグランスを使ってみようと思う方がいらっしゃるなら、「一度試してみては」と思う香りがある。
1980年頃に発売されたものの、一時見かけなくなっていたが、根強いファンの希望があってなのか数年前に再発売されたらしい。再登場のボトルはオリジナルの濃紺キャップ&ラヴェルではないけれど。
懐かしいフレグランスの名前。ジバンシィの「オー デ ジバンシィ」。濃紺のキャップに同色のラヴェルは、透明感あふれるブルーなイメージを表現していたと思う。先日、昔の資料を整理していて発見した「パルファム ジバンシィ」のフレグランスリストが書かれたリーフレットには、このフレグランスの説明が次のように書かれている。
…
EAU DE GIVENCHY
(フレッシュ・フルーティー・フローラル)
清楚でさわやかなブルーノートに、やさしいフローラルの香り。心地よいそよ風のような、若々しくみずみずしい印象のオーデトワレ。気分のリフレッシュに。
…
私は、かつてこの香りを夏に限らず主に出張時、仕事の場で「着用」していた。20代中頃の私の仕事の場面において、周囲にはほとんどが自分よりずっと年上の方ばかり。清潔感とともに若いながらも真摯で信頼される安心感というイメージを表現したかったのかもしれない。この香りを褒められたことも思い起こす。場所は海の近く、時は晩秋の朝、「おはようございます」の挨拶のかわりに「素晴らしい空気を感じた」と言われた褒め言葉まで憶えている。夏になると時々脳裏に浮かぶ思い出の名香の一つ。
1980年頃に発売されたものの、一時見かけなくなっていたが、根強いファンの希望があってなのか数年前に再発売されたらしい。再登場のボトルはオリジナルの濃紺キャップ&ラヴェルではないけれど。
懐かしいフレグランスの名前。ジバンシィの「オー デ ジバンシィ」。濃紺のキャップに同色のラヴェルは、透明感あふれるブルーなイメージを表現していたと思う。先日、昔の資料を整理していて発見した「パルファム ジバンシィ」のフレグランスリストが書かれたリーフレットには、このフレグランスの説明が次のように書かれている。
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EAU DE GIVENCHY
(フレッシュ・フルーティー・フローラル)
清楚でさわやかなブルーノートに、やさしいフローラルの香り。心地よいそよ風のような、若々しくみずみずしい印象のオーデトワレ。気分のリフレッシュに。
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私は、かつてこの香りを夏に限らず主に出張時、仕事の場で「着用」していた。20代中頃の私の仕事の場面において、周囲にはほとんどが自分よりずっと年上の方ばかり。清潔感とともに若いながらも真摯で信頼される安心感というイメージを表現したかったのかもしれない。この香りを褒められたことも思い起こす。場所は海の近く、時は晩秋の朝、「おはようございます」の挨拶のかわりに「素晴らしい空気を感じた」と言われた褒め言葉まで憶えている。夏になると時々脳裏に浮かぶ思い出の名香の一つ。
2011年7月8日金曜日
珈琲の香り!ブラックシューアイスから思い起こしたイタリア
今日、表参道エチカの中で出会ったブラックシューアイス。ついつい知人と一緒に購入してしまいました。物珍しさへの好奇心からのチャレンジでしたし、いつもアイスを一個一度に完食することの少ない私が結構な速さで完食。そしてそのフレーバーから…かつて訪れたイタリアを思い起こすとは!
やはり。シュークリームのヒロタさんとコラボレーションしていたのはイタリアのオロビアンコというブランドでした。味も香りもグッドな割りに気取らない親しみやすさ。
フレーバーは2種。カプチーノとエスプレッソ。私は香りを想像しながらエスプレッソを購入。冷たいけれど確かに珈琲の香り!知人はカプチーノを選択。一口味見させていただいたところ、こちらは苦味に抵抗のある方でもOKな印象。比較するとエスプレッソのほうが大人向けかなと感じました。
早速ネットで探してみました。ヒロタさんのサイト中、ブラックシューアイスの情報がこちら に。期間限定なのかどうかわかりませんが、私個人の感触としてはまたリピートしたいと思います。なぜなら、今日は朝から既に美味しい珈琲を2杯も頂いていた後にもかかわらず、グッドな香りと感じられたこと、何よりもすぐイタリアを思い起こせたことが自分でも驚きです。さらに、甘いものをたくさん食べられない私がさらっと一個を完食できたこと。ご紹介したページには一個あたりのカロリーまで掲載されていますがそんなに高くないのも魅力です。
やはり。シュークリームのヒロタさんとコラボレーションしていたのはイタリアのオロビアンコというブランドでした。味も香りもグッドな割りに気取らない親しみやすさ。
フレーバーは2種。カプチーノとエスプレッソ。私は香りを想像しながらエスプレッソを購入。冷たいけれど確かに珈琲の香り!知人はカプチーノを選択。一口味見させていただいたところ、こちらは苦味に抵抗のある方でもOKな印象。比較するとエスプレッソのほうが大人向けかなと感じました。
早速ネットで探してみました。ヒロタさんのサイト中、ブラックシューアイスの情報がこちら に。期間限定なのかどうかわかりませんが、私個人の感触としてはまたリピートしたいと思います。なぜなら、今日は朝から既に美味しい珈琲を2杯も頂いていた後にもかかわらず、グッドな香りと感じられたこと、何よりもすぐイタリアを思い起こせたことが自分でも驚きです。さらに、甘いものをたくさん食べられない私がさらっと一個を完食できたこと。ご紹介したページには一個あたりのカロリーまで掲載されていますがそんなに高くないのも魅力です。
2011年7月7日木曜日
「世界香路ミスト」から日本の「かおり風景100選」を想う
今朝の日本経済新聞朝刊27面「新製品バトル」では、スプレー式消臭芳香剤3製品が専門家のコメントとともに掲載されている。3製品の中で、特に香り方について「くどくないピュアな香り…ほんのり香り、邪魔にならない」や「香りはすっきりとして爽やか。持続性はあるが強過ぎない」などというコメントを得ているのが、この春発売されたという「世界香路ミスト」(小林製薬株式会社)。
「世界香路ミスト」のラインナップは、ブルガリア・ウオータリーローズ、シチリア・オレンジフラワーなど。世界的にその香料品質で名高いブルガリアのダマスクローズと、香料名ネロリとしてお馴染みのオレンジフラワーが選ばれたのは、花の香りの好きな私としては嬉しい。私自身、ルームフレグランス用にこの二種、ダマスクローズのローズオットーとネロリをよく使用する。これらの花の香りは、深くリラックスできるという点が素晴らしい。
同時に、日本国内には世界に誇る「香路」があるか振り返る。ちょっと考えただけでまず思い浮かぶのは、スギ、ヒバ、ヒノキなどの木の香り。この香りに包まれる森林浴は多くの日本人だけでなく外国人をも魅きつけるはず。視覚的風光明媚なことだけでなく、「香路」としての価値をもアピールしていきたいもの。
環境省が選定しているかおり風景百選 を今一度ゆっくりと見直して、海外の知人にも教えてあげたいと思う。
ともあれ、ただいやな匂いを消すということだけでなく、良い香りに包まれたいとポジティブに願う人が増えるのはうれしい。良い香りの環境は、そう思う個人一人だけのものではなく、周囲の人すべてのものであるから。こうした意識の人が増えることによって、日本のかおり環境も向上しますように。
「世界香路ミスト」のラインナップは、ブルガリア・ウオータリーローズ、シチリア・オレンジフラワーなど。世界的にその香料品質で名高いブルガリアのダマスクローズと、香料名ネロリとしてお馴染みのオレンジフラワーが選ばれたのは、花の香りの好きな私としては嬉しい。私自身、ルームフレグランス用にこの二種、ダマスクローズのローズオットーとネロリをよく使用する。これらの花の香りは、深くリラックスできるという点が素晴らしい。
同時に、日本国内には世界に誇る「香路」があるか振り返る。ちょっと考えただけでまず思い浮かぶのは、スギ、ヒバ、ヒノキなどの木の香り。この香りに包まれる森林浴は多くの日本人だけでなく外国人をも魅きつけるはず。視覚的風光明媚なことだけでなく、「香路」としての価値をもアピールしていきたいもの。
環境省が選定しているかおり風景百選 を今一度ゆっくりと見直して、海外の知人にも教えてあげたいと思う。
ともあれ、ただいやな匂いを消すということだけでなく、良い香りに包まれたいとポジティブに願う人が増えるのはうれしい。良い香りの環境は、そう思う個人一人だけのものではなく、周囲の人すべてのものであるから。こうした意識の人が増えることによって、日本のかおり環境も向上しますように。
2011年7月5日火曜日
白布に香りを添えて・夏の必需品
猛暑の日々。ほんの少し歩いただけでも首筋や額に汗。せめて屋外から屋内に入ったとき、さりげなく拭き取りたいものです。
私は夏の外出時にいつも、真っ白な大判のハンカチを小さく首幅ほどのサイズにたたんでポーチに入れています。折りたたんだ中にはフレグランス、または自分のためにブレンドした好きな香りを染み込ませたコットンをはさんでいます。
首筋が汗ばんだと感じたら、ほのかに全体に香りの移ったハンカチを、折りたたんだ形のまま首筋にあてます。長い髪に隠れることも多いのでそれほど目立つ動作ではありません。数秒あてていると汗を吸収しつつ体温とともも香りがかすかに首まわりに漂い爽やか。
汗で湿った部分は内側に折り返してポーチにしまいます。タオルよりもスマートでコンパクト。白ゆえに汚れはすぐに見つけられます。
こんなふうにこまめに汗をのぞいておくと、シャツやブラウスの襟元もあまり汚れませんし、何もしないよりはにおいもつかないように思います。
私がハンカチに含ませる香りは軽いフローラルタイプのフレグランスか、自分がローズやベルガモット、ミントなどをブレンドした香りです。こうした香りは、夏の暑いときにこそ微風にのって流れると、確かに涼感を伝えます。
素敵な服を涼やかに着こなすための…夏の必需品。
私は夏の外出時にいつも、真っ白な大判のハンカチを小さく首幅ほどのサイズにたたんでポーチに入れています。折りたたんだ中にはフレグランス、または自分のためにブレンドした好きな香りを染み込ませたコットンをはさんでいます。
首筋が汗ばんだと感じたら、ほのかに全体に香りの移ったハンカチを、折りたたんだ形のまま首筋にあてます。長い髪に隠れることも多いのでそれほど目立つ動作ではありません。数秒あてていると汗を吸収しつつ体温とともも香りがかすかに首まわりに漂い爽やか。
汗で湿った部分は内側に折り返してポーチにしまいます。タオルよりもスマートでコンパクト。白ゆえに汚れはすぐに見つけられます。
こんなふうにこまめに汗をのぞいておくと、シャツやブラウスの襟元もあまり汚れませんし、何もしないよりはにおいもつかないように思います。
私がハンカチに含ませる香りは軽いフローラルタイプのフレグランスか、自分がローズやベルガモット、ミントなどをブレンドした香りです。こうした香りは、夏の暑いときにこそ微風にのって流れると、確かに涼感を伝えます。
素敵な服を涼やかに着こなすための…夏の必需品。
2011年7月3日日曜日
トリオの響きは説明の要らない喜び
ピアニスト/コンポーザー・アキコ・グレースのオフィシャルブログAKIKO GRACE VOICE 2011,6,30 にてご紹介のトリオ公演を鑑賞。
光の中を駆け巡るようなピアノの音に、身体の奥底から共鳴するようなベースの響き、風のように空気を斬るドラムスが調和するトリオは、何度聴いても快感。ただ一期一会を楽しむだけ。脳が喜んでいる深い実感が残る。大好きな香りに浸っているときのように。
これまでのライヴやCDで何度も聴いたことがあるはずなのに、あえてそれらの旋律を思い返さずにまっさらな感覚で聴く。その方が楽しい。余計なことを考えないという、フラットな状態からこそ感じられるものがある。
説明の要らない喜び。多くは芸術が与えてくれる。それなくしてこの生きにくい日々をいかに笑顔で生きられるだろうか。ふと、夏目漱石の「草枕」冒頭を思い起こす。
今回の公演にゲストとして出演された立花裕人さん(キャスター・作詞家)のトークそのものもまるで音楽のように耳に届き、その延長上での「ひまわりのワルツ」の詩の朗読には涙がこぼれそうになった。
笑いながらクルクル踊るひまわりが想像できた「ひまわりのワルツ」(アルバム"Pianorium" 収録曲)。グレースさんによるこの素敵なメロディーに立花さんによる詩が加わり、ソプラノ歌手の方や子供達の合唱団とともにこの夏、演奏・録音されるという。大きな震災によって被災された方へのあたたかい応援メッセージとなることを願う。
光の中を駆け巡るようなピアノの音に、身体の奥底から共鳴するようなベースの響き、風のように空気を斬るドラムスが調和するトリオは、何度聴いても快感。ただ一期一会を楽しむだけ。脳が喜んでいる深い実感が残る。大好きな香りに浸っているときのように。
これまでのライヴやCDで何度も聴いたことがあるはずなのに、あえてそれらの旋律を思い返さずにまっさらな感覚で聴く。その方が楽しい。余計なことを考えないという、フラットな状態からこそ感じられるものがある。
説明の要らない喜び。多くは芸術が与えてくれる。それなくしてこの生きにくい日々をいかに笑顔で生きられるだろうか。ふと、夏目漱石の「草枕」冒頭を思い起こす。
今回の公演にゲストとして出演された立花裕人さん(キャスター・作詞家)のトークそのものもまるで音楽のように耳に届き、その延長上での「ひまわりのワルツ」の詩の朗読には涙がこぼれそうになった。
笑いながらクルクル踊るひまわりが想像できた「ひまわりのワルツ」(アルバム"Pianorium" 収録曲)。グレースさんによるこの素敵なメロディーに立花さんによる詩が加わり、ソプラノ歌手の方や子供達の合唱団とともにこの夏、演奏・録音されるという。大きな震災によって被災された方へのあたたかい応援メッセージとなることを願う。
2011年7月2日土曜日
黄昏の香り・レモングラス&ラヴェンダー
昨夜ヨコハマにて、もうすぐ開演のジャズライヴを待ちながら選んだカクテルの名前は「ノクターン」。レモングラスとラヴェンダーの香り、という文字に魅かれて。
透明に近いピンク。ストローの横に一本、レモングラスの葉。一口…じんわり拡がるレモングラスの香りと炭酸の刺激。喉を通り過ぎていくかというときにふんわり、かすかにラヴェンダーの香り。
レモングラスのスパイシーでワイルドなシトラス調の香りに、夕暮れ時の空気を感じていました。続いてこれから夜…深くなる闇へ、穏やかな眠りの夜へ、という余韻を甘く柔らかなラヴェンダーの香りに感じた私は、「黄昏」という言葉をイメージできました。
私は、音楽を五感を研ぎ澄ませて身体で聴きたいので、あえてアルコールは選ばずこのカクテルもノン・アルコール。
実はライヴ会場に入る前、自宅から横浜までの約1時間の行路の疲れを癒し、くつろぐために、近くのバルコニーでワインを楽しんでいました。海を眺めながらちょっとぼおっとしたひととき。そんなときは少しのアルコールが貴重。
余計なことをあれこれ考えないフラットな脳へとリセットしてからは、香りも音楽も身体の中に染み込んでいくような心地良さ。数時間の旅。
"Motion Blue yokohama" (横浜赤レンガ倉庫2号館3F)にて
"Akiko Grace Trio Collective" を聴きながら。
透明に近いピンク。ストローの横に一本、レモングラスの葉。一口…じんわり拡がるレモングラスの香りと炭酸の刺激。喉を通り過ぎていくかというときにふんわり、かすかにラヴェンダーの香り。
レモングラスのスパイシーでワイルドなシトラス調の香りに、夕暮れ時の空気を感じていました。続いてこれから夜…深くなる闇へ、穏やかな眠りの夜へ、という余韻を甘く柔らかなラヴェンダーの香りに感じた私は、「黄昏」という言葉をイメージできました。
私は、音楽を五感を研ぎ澄ませて身体で聴きたいので、あえてアルコールは選ばずこのカクテルもノン・アルコール。
実はライヴ会場に入る前、自宅から横浜までの約1時間の行路の疲れを癒し、くつろぐために、近くのバルコニーでワインを楽しんでいました。海を眺めながらちょっとぼおっとしたひととき。そんなときは少しのアルコールが貴重。
余計なことをあれこれ考えないフラットな脳へとリセットしてからは、香りも音楽も身体の中に染み込んでいくような心地良さ。数時間の旅。
"Motion Blue yokohama" (横浜赤レンガ倉庫2号館3F)にて
"Akiko Grace Trio Collective" を聴きながら。
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