春の香りといえば花。淡く優しく儚げな…。
桜を思い浮かべてみればわかるように、日本では、あくまでもふわりと軽く上品に香ってこそ愛でられるようです。そのような香りの感受性をどのように理解されたのかはわかりませんが、まさにこの季節に日本でフレグランスをデビューさせようとしたのはニコライ・バーグマン。北欧デンマーク出身のフラワーアーティストです。
今春デビューのフレグランスについて色々調べていたところ発見したのがこの方のお名前。6タイプの花束をイメージしたフレグランスコレクション、"floral notes"がニコライ・バーグマンから4月27日より発売とのこと。ニュースサイト"Fashionsnap.com" その他、様々なブログやサイトで今月行われた発表会の話題が記されています。
「ヨーロピアンスタイルをベースに北欧のテイストと日本の感受性を組み合わせた独自のスタイル」
ニュース記事中、上記「」がニコライ氏のクリエイションスタイルであるという記述に私は注目しました。1998年に来日以来、彼が日本から感じ、取り入れたいと思ったポイントは、フレグランスにどのように反映され、実際に「香り方の妙」にこだわる日本の香りファンにどう受け止められるのでしょうか。
昨日も某30代日本人女性からこんな言葉を聴いたばかり。
「香りは大好き。いい香りって本当に癒されます~ だから石鹸の香りにもこだわるんです。でも香水はつけない。いい感じに香るのってなかなか無いなって。もっと私のような日本人にもいい香り方だなって思える香水が増えて欲しい。ローカライズ、必要ですよね。」
フレグランス、とは服のように身体に身につけるものなので、着こなしの工夫も勿論必要ではありますが…まずは着てみたい、と思える香りの存在も大切。
梅から沈丁花、桜へ。今この季節、日本にいる私は、改めてその優雅な花の香りを堪能しながら、春爛漫の空気の中で新しいフレグランスのデビューを待ってみることにします。
2011年2月27日日曜日
2011年2月26日土曜日
W100 ピアニスト ジャンルを超えた女性演奏家たち
ブログタイトルは、シンコーミュージック・エンタテイメントから発売されて間もない本のタイトルそのままです。本自体の紹介としては、来月発刊の香りの専門誌にも書かせていただく予定ですが、こちらでは、音楽のテーマとして、本の中で紹介されている一人のピアニストに焦点をあててみたいと思います。

アキコ・グレースさん。ピアニスト、コンポーザーとしてジャズ、クラシック、プログレッシヴ/即興音楽表現など幅広いジャンルでご活躍。初めてアルバムを聴いたとき、次々と移り変わる風景から漂う繊細な香りをイメージしてしまった私は、以来彼女のピアノのファンになりました。
薔薇(ダマスクローズ)の香りを音楽表現する企画を考えたとき、私はその演奏を彼女に依頼しました。2010年節分のコンサート「Le Piano Aromatique ~アキコ・グレースが奏でるローズ・ヌーヴォーの香り~」では、入手し得る最新のローズオットーの香りを聴衆とともに感受、その印象をピアノで即興演奏していただきました。対比としてイランイランの香りも演奏。私はアロマセラピストとして香りと音楽について演奏の合間に彼女とトーク。このときのことは、国際香りと文化の会・会報誌 "VENUS" VOL.22中の論文の一つとして寄稿しています。
様々な楽器の音色、どれも素敵ですが、なぜ私がこうもピアノの音に魅かれるのか。おそらく幼少期の出会いにも関係があります。ちょうど私がピアノを習い始め、香水に魅かれてこっそり使い始めた年齢が6才でした。最大10指の打鍵で無限のハーモニーを奏でられるピアノの音と、有機的な香料が織りなす香りの調べ。確かにイメージとして重なります。嬉しいのは、この感覚を長々と説明することなく、一瞬のうちに共感できること。グレースさんと初めてローズ・ヌーヴォーの香りを鑑賞しながらミーティングを行ったとき、まさにその快感を得ました。
昨年はショパン、シューマンご両名の生誕200周年ということであちこちでピアノコンサートが行われていました。「W100…」では、今まさにリアルにピアノと共に生きる現代の演奏家100名が紹介されています。アキコ・グレースさんもその1人。これからがますます楽しみなピアニストです。

アキコ・グレースさん。ピアニスト、コンポーザーとしてジャズ、クラシック、プログレッシヴ/即興音楽表現など幅広いジャンルでご活躍。初めてアルバムを聴いたとき、次々と移り変わる風景から漂う繊細な香りをイメージしてしまった私は、以来彼女のピアノのファンになりました。
薔薇(ダマスクローズ)の香りを音楽表現する企画を考えたとき、私はその演奏を彼女に依頼しました。2010年節分のコンサート「Le Piano Aromatique ~アキコ・グレースが奏でるローズ・ヌーヴォーの香り~」では、入手し得る最新のローズオットーの香りを聴衆とともに感受、その印象をピアノで即興演奏していただきました。対比としてイランイランの香りも演奏。私はアロマセラピストとして香りと音楽について演奏の合間に彼女とトーク。このときのことは、国際香りと文化の会・会報誌 "VENUS" VOL.22中の論文の一つとして寄稿しています。
様々な楽器の音色、どれも素敵ですが、なぜ私がこうもピアノの音に魅かれるのか。おそらく幼少期の出会いにも関係があります。ちょうど私がピアノを習い始め、香水に魅かれてこっそり使い始めた年齢が6才でした。最大10指の打鍵で無限のハーモニーを奏でられるピアノの音と、有機的な香料が織りなす香りの調べ。確かにイメージとして重なります。嬉しいのは、この感覚を長々と説明することなく、一瞬のうちに共感できること。グレースさんと初めてローズ・ヌーヴォーの香りを鑑賞しながらミーティングを行ったとき、まさにその快感を得ました。
昨年はショパン、シューマンご両名の生誕200周年ということであちこちでピアノコンサートが行われていました。「W100…」では、今まさにリアルにピアノと共に生きる現代の演奏家100名が紹介されています。アキコ・グレースさんもその1人。これからがますます楽しみなピアニストです。
2011年2月24日木曜日
Miss Dior… とナタリー・ポートマン
…昔のノート発見。貴重な資料なので保管していた自分に感謝。香水の学校での講義メモ。授業中速記したノートを後で清書し直してまとめてる。だから今でも内容を記憶しているんだね。書かれている文字が読み易く綺麗。25才の私よありがとう。未来より。…
これは本日のTwitterでの私の呟きです。
昔のノートを探してしまったのは、ゆうべチラリと見てしまった "Miss Dior Chérie" の最新CMのせい。主演女優のナタリー・ポートマンから、"Miss Dior Chérie"の母ともいうべき ディオール初のフレグランス、"MIss Dior" (1947)誕生のエピソードを思い起こしてしまったのです。あの映画 "レオン"(1994)で鮮烈に感じた意志の強さから数年後、スターウォーズ新三部作で魅せたエキゾチックなエレガンス。知性に潜む野性を決して忘れることのない、そんな魅力が現在の彼女の柔らかな女性美の背景にあるのだから。
様々な変遷を重ねた彼女が、この香りを象徴するリボンの揺らめきとともに、ひとつの美のピークを発散しているかのような映像。きっと今年は彼女にとって特別な年となるはず。ベストタイミング。
私のノートからの抜粋を記します。*には文献からの注釈を追記します。
…1947 ミス・ディオール。ディオールにはおてんばの妹がおり、じゃじゃ馬、遅刻の常習犯で、マドモアゼルとは呼ばれず…ミス・ディオールと名付けた。
1940~50年にかけて、ファッションでは(*1)ニュールックが台頭。ナチュラルで、より良き時代を求める心を表現、香りではグリーンタイプの1940年代から(*2)シプレタイプの1950年代へ。
*1
…丸みをつけた肩、女性らしさに溢れた胸元、ふわっと広がったスカート、ウエストを絞ったそのスタイルは、まさに花の冠のような女性美そのもの…そして「ハーパースバザー」の編集長がそのドレスを"ニュールック"と呼び、一躍モード史にその名前が連ねられ、ディオールラインの基礎となりました。
…香水評論家・平田幸子氏の著書「香水ブランド物語」より
*2
…シプレという言葉は、1917年にコティ社がつくった香水「ル・シープル」(日本語でキプロス島の意味)に由来。キプロス島とは当時はバカンス先として大変人気のある場所で、トルコの南方にある地中海の島。ベルガモット、ローズ、ジャスミン、オークモス、パチュリ、ラブダナムを組み合わせたこの香りは斬新で、それ以降につくられた「ル・シープル」似の香水はシプレ調と呼ばれるようになりました。
…調香師・新間美也氏の著書「香水のゴールデンルール」より
新間美也氏によると、"MIss Dior" はグリーン・フローラル・シプレの代表的な香り。「シプレ」は新間氏によって挙げられた香り選びのパーソナリティキーワードでは、「クラシック」、「アーティスト」、「グラマー」のカテゴリー中で紹介されていた香りノートの一つでした。どこかナタリーを彷彿と…。そして2005年発売の "Miss Dior Chérie" は、愛らしい女性にぴったりの甘い香り、モダンシプレと称されていて現在のナタリーに重なります。このタイミングで彼女を選んだ審美眼。さすがディオール。
これは本日のTwitterでの私の呟きです。
昔のノートを探してしまったのは、ゆうべチラリと見てしまった "Miss Dior Chérie" の最新CMのせい。主演女優のナタリー・ポートマンから、"Miss Dior Chérie"の母ともいうべき ディオール初のフレグランス、"MIss Dior" (1947)誕生のエピソードを思い起こしてしまったのです。あの映画 "レオン"(1994)で鮮烈に感じた意志の強さから数年後、スターウォーズ新三部作で魅せたエキゾチックなエレガンス。知性に潜む野性を決して忘れることのない、そんな魅力が現在の彼女の柔らかな女性美の背景にあるのだから。
様々な変遷を重ねた彼女が、この香りを象徴するリボンの揺らめきとともに、ひとつの美のピークを発散しているかのような映像。きっと今年は彼女にとって特別な年となるはず。ベストタイミング。
私のノートからの抜粋を記します。*には文献からの注釈を追記します。
…1947 ミス・ディオール。ディオールにはおてんばの妹がおり、じゃじゃ馬、遅刻の常習犯で、マドモアゼルとは呼ばれず…ミス・ディオールと名付けた。
1940~50年にかけて、ファッションでは(*1)ニュールックが台頭。ナチュラルで、より良き時代を求める心を表現、香りではグリーンタイプの1940年代から(*2)シプレタイプの1950年代へ。
*1
…丸みをつけた肩、女性らしさに溢れた胸元、ふわっと広がったスカート、ウエストを絞ったそのスタイルは、まさに花の冠のような女性美そのもの…そして「ハーパースバザー」の編集長がそのドレスを"ニュールック"と呼び、一躍モード史にその名前が連ねられ、ディオールラインの基礎となりました。
…香水評論家・平田幸子氏の著書「香水ブランド物語」より
*2
…シプレという言葉は、1917年にコティ社がつくった香水「ル・シープル」(日本語でキプロス島の意味)に由来。キプロス島とは当時はバカンス先として大変人気のある場所で、トルコの南方にある地中海の島。ベルガモット、ローズ、ジャスミン、オークモス、パチュリ、ラブダナムを組み合わせたこの香りは斬新で、それ以降につくられた「ル・シープル」似の香水はシプレ調と呼ばれるようになりました。
…調香師・新間美也氏の著書「香水のゴールデンルール」より
新間美也氏によると、"MIss Dior" はグリーン・フローラル・シプレの代表的な香り。「シプレ」は新間氏によって挙げられた香り選びのパーソナリティキーワードでは、「クラシック」、「アーティスト」、「グラマー」のカテゴリー中で紹介されていた香りノートの一つでした。どこかナタリーを彷彿と…。そして2005年発売の "Miss Dior Chérie" は、愛らしい女性にぴったりの甘い香り、モダンシプレと称されていて現在のナタリーに重なります。このタイミングで彼女を選んだ審美眼。さすがディオール。
2011年2月23日水曜日
開襟シャツと長い髪・揺れる香り
弥生間近の今頃は、時に春の陽射しが見え隠れ。昼間のあたたかな一時、ひと足先に春服で出掛けたくなります。
一昨日、陽射しとともに空気の柔らかさを感じ、コートをまずは変えようと思いました。ダウンからライトグレーのスプリングコートへ。そしてタートルネックはもう着ません。スタンダードな白のシャツ。胸元のボタンを上から三つ開けてチョーカーを。ほんの少し首元の肌を見せるだけでも春気分。
当日は接客業務もあり、未知の方ともお会いする予定でしたから、香りは控えめに自分自身が心地よい程度の香り方にとどめたいと思います。こんなときはソリッドパフューム。シャワーを浴びたあとにウエストまわりや膝裏、足首まわりにつけたあと、髪を乾かしてから毛先にもなじませておきました。衣服を身につけて出かける直前、手首に少し。その両手首でそっと毛先から10センチ位上をトントンと。大体胸元の位置です。
夜。忙しい時間が続きます。ふっと開襟の胸元から、体温であたためられた優しい香りがこぼれてきます。鏡を見る暇がなくても自分はまだ元気。ニッコリと笑顔。歩き出すとかすかに長い髪と共に揺れる香り。春風をひと足先に感じられた一日でした。
一昨日、陽射しとともに空気の柔らかさを感じ、コートをまずは変えようと思いました。ダウンからライトグレーのスプリングコートへ。そしてタートルネックはもう着ません。スタンダードな白のシャツ。胸元のボタンを上から三つ開けてチョーカーを。ほんの少し首元の肌を見せるだけでも春気分。
当日は接客業務もあり、未知の方ともお会いする予定でしたから、香りは控えめに自分自身が心地よい程度の香り方にとどめたいと思います。こんなときはソリッドパフューム。シャワーを浴びたあとにウエストまわりや膝裏、足首まわりにつけたあと、髪を乾かしてから毛先にもなじませておきました。衣服を身につけて出かける直前、手首に少し。その両手首でそっと毛先から10センチ位上をトントンと。大体胸元の位置です。
夜。忙しい時間が続きます。ふっと開襟の胸元から、体温であたためられた優しい香りがこぼれてきます。鏡を見る暇がなくても自分はまだ元気。ニッコリと笑顔。歩き出すとかすかに長い髪と共に揺れる香り。春風をひと足先に感じられた一日でした。
2011年2月22日火曜日
肉とフルーツとスパイスと・甘みは旨味
塩豚の厚切りの上にのせられた甘い金柑の実。昨夜のパーティーのオードブルの一品です。またしても肉とフルーツの組み合わせに笑顔。想像通りの美味しさでした。
最近私は、ブルーベリージャムを砂糖がわりに肉料理につかいます。きっかけは二つ。頂き物のジャムがたくさんあったこと。そして、肉をより美味しく香り高く楽しみたいと思ったことです。フルーツジャムには甘みはもちろん、芳香と各種ビタミン、ミネラル、そしてタンパク質分解酵素を含み肉を柔らかくする効果をもつものがある、ということは昔から様々な文献でも目にしていました。
肉には独特の臭みがありますが、それをいつも胡椒、生姜、 ニンニクなどで香り付けするのもワンパターン。そこでフルーツの香りとこれに合うシナモンを合わせてみると実に美味しかったのでした。以前中華の料理人の方が豚の角煮には砂糖はもちろん、シナモン等の香辛料も欠かせないとおっしゃっていたことも思い起こして…。
豚肉ブロックの表面に塩を適量すり込み、ラップで密封して一日以上冷蔵庫に保管。これをスライスしてただ焼いても美味しい塩豚なのですが、これに少し塩を足した上で、砂糖の代わりのブルーベリージャム適量とシナモンひと振り。軽く煮込むような感じで焼きます。脂身はある程度あった方が良い、というのは、芳香成分も旨味も脂に吸着するからです。余分な脂分は溶けてジャムのとろっとした成分に包み込まれるようにしてフライパンに残りますから、かえってヘルシーなのかも。
甘みは旨味。塩味と甘味との配合はお好みで試行錯誤するとよいと思います。
これといった配合のキマリに縛られず、その日その日の味覚に正直に作る体験もまた貴重。身体の状態は五感センサーに反映すると私は信じています。特に甘いのが食べたいときは疲れているのかも。寒い地域では塩味や甘味が強い料理がよく出されますが、理にかなっているように思います。
ちなみにサツマイモも、よく砂糖とレモンなど柑橘果汁で煮詰めたものをよくつくりましたが、こちらもブルーベリジャム&シナモンで煮ると抜群に美味しかったです。紫芋とブルーベリージャムならばカラーも共通。
最近私は、ブルーベリージャムを砂糖がわりに肉料理につかいます。きっかけは二つ。頂き物のジャムがたくさんあったこと。そして、肉をより美味しく香り高く楽しみたいと思ったことです。フルーツジャムには甘みはもちろん、芳香と各種ビタミン、ミネラル、そしてタンパク質分解酵素を含み肉を柔らかくする効果をもつものがある、ということは昔から様々な文献でも目にしていました。
肉には独特の臭みがありますが、それをいつも胡椒、生姜、 ニンニクなどで香り付けするのもワンパターン。そこでフルーツの香りとこれに合うシナモンを合わせてみると実に美味しかったのでした。以前中華の料理人の方が豚の角煮には砂糖はもちろん、シナモン等の香辛料も欠かせないとおっしゃっていたことも思い起こして…。
豚肉ブロックの表面に塩を適量すり込み、ラップで密封して一日以上冷蔵庫に保管。これをスライスしてただ焼いても美味しい塩豚なのですが、これに少し塩を足した上で、砂糖の代わりのブルーベリージャム適量とシナモンひと振り。軽く煮込むような感じで焼きます。脂身はある程度あった方が良い、というのは、芳香成分も旨味も脂に吸着するからです。余分な脂分は溶けてジャムのとろっとした成分に包み込まれるようにしてフライパンに残りますから、かえってヘルシーなのかも。
甘みは旨味。塩味と甘味との配合はお好みで試行錯誤するとよいと思います。
これといった配合のキマリに縛られず、その日その日の味覚に正直に作る体験もまた貴重。身体の状態は五感センサーに反映すると私は信じています。特に甘いのが食べたいときは疲れているのかも。寒い地域では塩味や甘味が強い料理がよく出されますが、理にかなっているように思います。
ちなみにサツマイモも、よく砂糖とレモンなど柑橘果汁で煮詰めたものをよくつくりましたが、こちらもブルーベリジャム&シナモンで煮ると抜群に美味しかったです。紫芋とブルーベリージャムならばカラーも共通。
2011年2月20日日曜日
「山形代表」ら・ふらんすストレート果汁100%
大好きな果物、ラ・フランスを昨秋は満喫することもなく新年を迎え、どこか寂しい気持ちでいたところ、見つけたのがこのジュース。
「山形代表」ら・ふらんすストレート果汁100%です。

2010年秋収穫の果実からのストレート果汁。その存在を知ったとき、初めてこの果実を食したときのことを回想してしまいました。追熟されたクリーミーな果肉が醸し出す上品な香り。程良い酸味と爽やかな甘みがなめらかな触感とともに口の中で溶けていく…芳醇とはまさにこのことでした。
このジュースが届いてしばらく、絶妙のタイミングで口にしたいとその時をしばらく待ちました。そして昨日土曜日、セミナーイベントの主催者として夜遅くまで仕事をした夫と私は、昨夜のアルコールも抜けきらない気怠い朝、起きて最初にこのジュースを口にしました。
漂う香りにまずは癒されます。口当たりもなめらか。
繊細な甘みが、ゆっくりと喉を超えるたび深くたたみかけるように染み込んでいき、穏やかな酸味と相まって「ああ美味しい」の一言をつぶやいてしまいました。深い満足感。もう昨日の疲れなど忘れてしまいました。お酒のせいかちょっと頭痛がしていたのも不思議に消えていき、身体がスッキリ。何故?と調べてみたら、果肉のデンプンが追熟により果糖、ショ糖、ブドウ糖に分解され、ビタミンB、Cも豊富とのこと。まさに疲労回復にも格好の飲み物でした。
「ラ・フランス」をネット検索しあれこれ調べて数時間。面白いことがわかりました。まずは、この植物もバラ科の植物!梅といい、桃、杏、チェリー、イチゴ、リンゴ、アーモンド…皆香り高く、果実の美味しさで人を感動させているものばかり。さらにこの「ラ・フランス」という名称の由来。19世紀にこの品種を発見したフランス人によって「わが国を代表するにふさわしい果物である」と命名されたのだとか。結局フランスの土壌は生育に適さず、日本の山形の気候と土壌が合っていたため現在山形県はラ・フランス生産高日本一。「山形代表」ジュースのパッケージデザインは地元、東北芸術工科大学によるもの。県産果実のうまみと栽培農家の思いをシンプルに表現。
またきっと注文してしまいそう。いつか山形に行きたいと強く思います。
「山形代表」ら・ふらんすストレート果汁100%です。

2010年秋収穫の果実からのストレート果汁。その存在を知ったとき、初めてこの果実を食したときのことを回想してしまいました。追熟されたクリーミーな果肉が醸し出す上品な香り。程良い酸味と爽やかな甘みがなめらかな触感とともに口の中で溶けていく…芳醇とはまさにこのことでした。
このジュースが届いてしばらく、絶妙のタイミングで口にしたいとその時をしばらく待ちました。そして昨日土曜日、セミナーイベントの主催者として夜遅くまで仕事をした夫と私は、昨夜のアルコールも抜けきらない気怠い朝、起きて最初にこのジュースを口にしました。
漂う香りにまずは癒されます。口当たりもなめらか。
繊細な甘みが、ゆっくりと喉を超えるたび深くたたみかけるように染み込んでいき、穏やかな酸味と相まって「ああ美味しい」の一言をつぶやいてしまいました。深い満足感。もう昨日の疲れなど忘れてしまいました。お酒のせいかちょっと頭痛がしていたのも不思議に消えていき、身体がスッキリ。何故?と調べてみたら、果肉のデンプンが追熟により果糖、ショ糖、ブドウ糖に分解され、ビタミンB、Cも豊富とのこと。まさに疲労回復にも格好の飲み物でした。
「ラ・フランス」をネット検索しあれこれ調べて数時間。面白いことがわかりました。まずは、この植物もバラ科の植物!梅といい、桃、杏、チェリー、イチゴ、リンゴ、アーモンド…皆香り高く、果実の美味しさで人を感動させているものばかり。さらにこの「ラ・フランス」という名称の由来。19世紀にこの品種を発見したフランス人によって「わが国を代表するにふさわしい果物である」と命名されたのだとか。結局フランスの土壌は生育に適さず、日本の山形の気候と土壌が合っていたため現在山形県はラ・フランス生産高日本一。「山形代表」ジュースのパッケージデザインは地元、東北芸術工科大学によるもの。県産果実のうまみと栽培農家の思いをシンプルに表現。
またきっと注文してしまいそう。いつか山形に行きたいと強く思います。
2011年2月18日金曜日
青の香り・ブルガリブルー(2000)
先週、懐かしいフレグランスを使う機会がありました。紫がかった鮮やかな青の服を選んだその日、外の空気は非常に冷たいながらも私の心は未知への好奇心で熱くなっていました。選んだフレグランスは、ブルガリ・ブルー。
凛とした信念を秘めながらも柔らかく、洗練された華やかさを醸し出す香り。ジンジャー、ベルガモットから流れる透明感がバニラやムスクのゆったりとした空気に包まれてあたたかな花香料の優雅さを控えめに漂わす。歩くたびにこぼれるように香らせたい。2000年に発売されてから10年後の昨年、現代的解釈のもとに"BLVⅡ"も生まれた位ですから、このまま歴史に残ってほしいものです。
2000年秋の"PARFUM"誌No.115。表紙をめくると瑠璃色の中に"BLV"の文字。ブルガリブルーの香りが1ページに渡り文章で表現されています。一部をご紹介。
…予期せぬ出来事と、心地良いハーモニー。氷のような冷たさから湧き上がる情熱、そしてクールで鮮やかな透明感から優しい穏やかさへと流れゆく香りの魂たち。…香りのメインとなるジンジャーが「氷と炎」という相反するクールでウォームな雰囲気をつくりだします。…
青の服と香りを身につけたその日、私は本当に予期せぬハッピーな出逢いに遭遇したのです。この日のことは生涯忘れないでしょう。その余韻は1週間後も消えていません。あの日の気分で選んだ装いの効果。過去の無意識が示していた意味がわかるのは未来。
凛とした信念を秘めながらも柔らかく、洗練された華やかさを醸し出す香り。ジンジャー、ベルガモットから流れる透明感がバニラやムスクのゆったりとした空気に包まれてあたたかな花香料の優雅さを控えめに漂わす。歩くたびにこぼれるように香らせたい。2000年に発売されてから10年後の昨年、現代的解釈のもとに"BLVⅡ"も生まれた位ですから、このまま歴史に残ってほしいものです。
2000年秋の"PARFUM"誌No.115。表紙をめくると瑠璃色の中に"BLV"の文字。ブルガリブルーの香りが1ページに渡り文章で表現されています。一部をご紹介。
…予期せぬ出来事と、心地良いハーモニー。氷のような冷たさから湧き上がる情熱、そしてクールで鮮やかな透明感から優しい穏やかさへと流れゆく香りの魂たち。…香りのメインとなるジンジャーが「氷と炎」という相反するクールでウォームな雰囲気をつくりだします。…
青の服と香りを身につけたその日、私は本当に予期せぬハッピーな出逢いに遭遇したのです。この日のことは生涯忘れないでしょう。その余韻は1週間後も消えていません。あの日の気分で選んだ装いの効果。過去の無意識が示していた意味がわかるのは未来。
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