銀座を訪れるたびに立ち寄りたくなる場所のひとつに、ブティックビルのアートスペースがある。買い物客の喧噪から逃れ、別世界の静寂に浸れるひとときは貴重。自由に眺めて自由に感じる。いつしか思考も解き放たれていく。
印象的な写真展示の多いシャネルネクサスホールはこれまで最も訪問回数が多い。今月はメゾンエルメスのフォーラムにも訪れた。いずれの展示も、一度観て満足できるというより、何度でも違う時間帯に眺めに行くたくなるような世界である。
レイモン・ドゥパルドン写真展(CHANEL NEXUS HALL)
~2017,10,1 開催
http://chanelnexushall.jp/program/2017/depardon/
先の東京オリンピックが開催された1964年の東京と、2016年の東京。フランス人写真家がとらえた東京の街、人、装い。観る人の記憶と視点によって様々な思いが生まれるだろう。
ネクサスホールでは7月には荒木経惟、
2月にはカール・ラガーフェルドの写真を観た。
そもそも最初の訪問は↓
N°19 プードレ オードパルファム・風に舞うように
2011, 9,12 sawaroma
http://sawaroma.blogspot.jp/2011/09/n19.html
写真以外にプロダクトデザインの展示も開催されたことがある。
Pierre Paulin Design Forever・シルエットの記憶
2014, 9,12 sawaroma
http://sawaroma.blogspot.jp/2014/09/pierre-paulin-design-forever.html
銀座メゾンエルメス ル フォーラムはメゾンエルメスの8階。
「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」
エマニュエル・ソーニエ展(Ginza Maison Hermès Le Forum)
~2017,10,31 開催
http://www.maisonhermes.jp/ginza/le-forum/archives/522151/
最初の訪問では太陽光のない照明の中で体感した。昼間の光の中ではまた違うものが見えそうである。多くを感じることから深い思考に浸ることのできる貴重な展覧会。
東京にて、sawaroma より。
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