鮮烈でありながら
柔らかなトーンを持ち
ドラマティックな予感を抱かせながら
クールな繊細さで
簡単には解き明かせない
ミステリー好きな私には
長く付き合えそうな
新しい香りとの出逢い

日本で2025年4月17日発売となった LOUIS VUITTON の最新フレグランス名前から謎めいて暗号のよう
昨年長い時間をかけて一読した
専属調香師による香料の本・・・
読後の余韻から生まれた
次なる香りへの期待は
新たな香り方への発見へ
4月の初めは新年度の始まり
ピュアな静寂感を持つ
柔らかな白に包まれたいときの
ELLA K /MUSK K
を纏っていた
来月はこのブランドから
新作AMBER Kが発売されるという

毎年4月の晴れた日には
緑の中の白い花にそよぐ風を想像し
L’Artisan Parfumeurの
LA CHASSE AUX PAPILLONS
を纏っている
今春4月25日「グリーンテラス表参道」
1階にこのブランドの新店舗が
オープンすると知る

4月
再び始まるサイクルに向けて
経験への愛着と
愛着からの期待と
期待からの発見へ
…écrit par 《SAWAROMA》
寒さが増すごとに心は温かく
一人の時間を大切にしてきた一年の
ほんのささやかな手ごたえから
これからの自分を想像して
12月の5香

12月初旬
懐かしい再会の場に
新しい自分を感じたくて
フレッシュなスパイシーマリンウッドの
VETIVERA / LE COUVENT
この香りを纏っていた或る日のこと
混雑する駅の中でまたしても
意外な懐かしき人に遭遇した
お気に入りの濃紺や黒に
透かし柄の白を合わせて
冬の夜空の繊細な煌めきのような
華やぎを描きたくなったら
Passiflora / JO MALONE
BARÉNIA / HERMÈS
Une Nuit Magnétique
/ The Different Company
この3香に包まれる日が暫く続く
とある彫刻家の新作展を観に
表参道へと出向いた帰り道
久しぶりに立ち寄った
コムデギャルソン青山店にて
この本に出会う

1994年のブランド初の香りは
揺るぎないユニークな魅力を
今も確かに醸し出していて
その隣に置いてあった
Whiteの香りは
1994年のものよりも
ほんのり柔らかく雪のように
すぐに溶けてしまうような
幻想的な甘さも感じさせた

クリスマスからの年越しは
White EAU DE TOILETTE
/ COMME des GARÇONS
と共に過ごすことに決めた
どんな色にも染まれそうで
どんな色にも固定されない
しやなかで軽やかな躍動感
そんな白が好きなのだと
改めて感じた2024年の師走
…écrit par 《SAWAROMA》
昨年迄とは全く異なる新年度の始まり
行動の変化に感覚が研ぎ澄まされたのか
少しの刺激でより多くを感じられた
時の流れの感じ方
記憶の解釈
心が動く気配の予感
いずれもこれまでとはちがう
春の柔らかな光のように
懐かしいぬくもりが
繊細な新鮮さと共にきらめく
PASSIFLORA COLOGNE
(写真右)
晴れた日によく纏った
どこか可憐な麗しさと
礼儀正しい優雅さを併せ持つ
すみれの香り
LA VIOLETTE
(写真中央)
細やかに授業したい月曜日や
適度な緊張感を保つために
共に過ごした
青茶と呼ばれる烏龍茶の
複雑で深みのある香りが
初夏のそよ風のようにそっと漂う
Eau Parfumée au thé bleu
(写真左)
徒歩圏内にもかかわらず
未体験だったイタリアンバルを
訪れたいと思ったとき
良さを知りながらも
長らく手にしていなかった
この香りを選んだ
……そんな4月の初めのこと
ルイ・ヴィトンから
フレグランスの背景を探求する書籍
『ATLAS DES PARFUMS 』
(マスター・パフューマー
ジャック・キャヴァリエ・
ベルトリュード監修)が発売され
フランス語版を入手した
フレグランスの原材料となる
世界中の植物の
美しい写真や水彩画が満載
パフューマーの旅のメモに加え
世界各地を主産地とする
45種の芳香植物の詳細な解説文…
毎日仕事の合間に
フランス語の辞書を用いて
楽しく読み進めながら
香りを想像している
…écrit par 《SAWAROMA》