2026年5月21日木曜日

共鳴する2種の香りで楽しむ・『MIROS』の スキンケア リチュアル




“NATURE DECODED 

すべての時間を美しく”

をコンセプトとし、

2026年春に誕生したばかりの

ハイエンド・ウェルネスブランド

『MIROS』。


そのスキンケアラインは

共鳴する2種の香りと共に

化粧水、乳液、美容液、クリーム

の4点で構成されています。



バイオテクノロジーと

日本の自然素材、精密発酵を

活かしたその処方の核となるのが

分子デザイン発想から開発された

マイクロ分子コラーゲン、PIKIÄ®。

公式サイトにて説明されています。

https://miros.jp


美容液「セラム エイト」には

「枯山水」と名づけられた

静謐な中に微かな躍動感をもつ

神聖なアロマが、

その他の3点には

清涼な中に柔らかな透明感をもつ

「朝霧」と名づけられたアロマが

賦香されています。


スキンケア4点を毎日朝晩使用して

ひと月近くが経過しました。

「スキンケア リチュアル」と

ブランドで表現されるように

肌が厳かに整えられていく時間を

堪能できたと感じています。


化粧水、乳液で「朝霧」の香りを

清々しく感じたあとに

未知なる響きをもつ

美容液の香りでリフレッシュ、

仕上げのクリームで

肌の呼吸が潤いと共に

一体となっていく…


そんな時間を重ねていくうちに

保湿が持続されている安心感と

肌理が整っていくような

期待感を得ることができたので、

このスキンケアラインを使用する

ディープ ファシア トリートメント施術を

先日『MIROS 表参道』にて体験しました。



丁寧なクレンジングの後

頭部のファシア(筋膜)から

深くアプローチ、

鍼灸師による監修ならではの

絶妙なポイントへの適切な刺激と

緩急のリズムが心地よく、

デコルテから首、

肩への施術からフェイスに

戻る頃は思わずうとうと…。



約20年前に

アロマトリートメントサロンの監修を

担当した際、私はフェイシャルには

ヘッドとデコルテも加えるのがベスト

と考え、プログラムしていましたが

その方向性は正しかったようです。


今回体験の内容には

『MIROS』独特の技術により

定期的に受けたくなるような

魅力も実感。

施術中のBGMも3種からの

セレクトができて素敵でした。





   

…écrit par 《SAWAROMA》








2026年4月30日木曜日

線の優雅な重なりを感じる・新作香水『LUMIÈRE D’ISSEY EAU DE PARFUM』


春爛漫から初夏へ

柔らかな陽射しがきらめきを増す

この時期の光は繊細なレースのよう・・・


「光を纏う- Wearing Light」を

コンセプトに生まれたという

イッセイ ミヤケの新フレグランス

「ルミエール ドゥ イッセイ」の香りから

細やかな線の優雅な重なりを感じています。


https://www.isseymiyake.com/products/ip45az866?



ボトルがまさに

線の巧みな組合せから生み出された

光のかたちのよう。



トップノートの鮮烈さは

細かな直線と柔らかな縁取りの曲線が

無数に重なり合ったような存在感を持ち


いつしか皮膚に馴染んできた頃

印象深いきらめきやみずみずしさを

反射光のように感じさせてくれる


すっかり体温に溶け込んで

衣服の一部となった頃には

ふんわりと明るい軽やかさに包まれて

自分自身の内側に

柔かな光が灯るような印象です。



サイドから光を当てて

正面から撮影すると

まるで精巧なカットが施された

グラスのようですが

眺める向きによっては

なんだか二頭身のあの可愛い

招き猫のようにも見えてくる

魅力的な造形。



端正でありながら

可愛らしさを併せ持つ

まさにこの香りのように。


線の組合せから構成される立体ですが

手にとると意外なほどやさしい

その触感もまた心地よく

ちょっと猫の耳のような

キャップの両端に触れると

愛らしさもひとしおです。





…écrit par 《SAWAROMA》






2026年3月31日火曜日

内なる輝きを喚起するバニラの魅力・CARON の新作香水『ATMAH』





静かな存在感の中に

しなやかな力強さや

自由な躍動の輝き…


『ATMAH』の香りに

私が感じた第一印象には

既知のバニラの面影はない


稀少で魅力的な香料名

たとえばローズやバニラを

ネーミングに掲げる

フレグランスは多いが

今回の新作には香料名はない


ネーミングとは謎の始まり

「一体どんな香りだろう」

と期待をくすぐるものは

先ずそれだけでも魅力的


ATMAHという

サンスクリット語に

インスパイアされたこの言葉は

生命の息吹や

肉体の束縛から解放された

自由な魂を意味するという



2026年3月6日発売

CARON 『ATMAH 』

キャロン アトマ オードパルファン


https://forte-tyo.co.jp/shopping/product/atmah/


確かに

これまで刷り込まれてきた

グルマンな甘さという

イメージから解き放たれている




『香りの起源を求めて 

香水を支える植物18の物語』

ドミニーク・ローク 著

門脇 仁 訳


https://tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1685-3.html



バニラの章を読んでわかったこと

遥か昔16世紀の頃

アステカ人が歓喜し求めた

バニラの魅力は

ココアや唐辛子の苦みを

和らげたり整えたこと


そのような

バニラの本質的な威力が

今回の新作に洗練された輝きを

もたらしているように思える




こぼれるように薫るのは優雅

左脚と右脚の

異なる場所に少しずつまとう

静かに歩きながら

一人の時間を楽しむときも

誰かと一緒にいるときも





…écrit par 《SAWAROMA》