2026年6月30日火曜日

静かな光の中の再生へ・D'ORSAY新作香水「LOVE AFTER RAIN K.M.」




フランス発のフレグランスメゾン

 D'ORSAY 

https://dorsay.jp


より新作「LOVE AFTER RAIN K.M.」

2026年7月1日に発売されます。

(アジア先行発売)



パフューマーのFANNY BAL 氏によれば、

「雨上がりの静かな余韻を閉じ込めた香り。

世界がそっと洗い流され やわらかな光を

帯びて生まれ変わる、その儚い瞬間を映し

出します。」


私の第一印象は、

雨がもたらした無数の水滴から生まれる

静かな光のグラデーション。

アイリスとペア、リリーオブザバレーの

新鮮なハーモニーがきらきら舞うような

香り方も素敵です。






先週末のプレスプレビュー以来

毎日肌に纏いながら体感したのは、

静かな余韻とともに

繊細な輝きが解放されていく

初めて包まれるような再生の感覚。

これは私が

日々求める感覚でもあります。


二種の異なる表情をもつアイリス香料

が巧みに用いられたからでしょうか、

絶妙な余白をもつ密度感が

全体のトーンを洗練された深みへと

導いているようです。





清らかで自由な明るさと

ミステリアスなニュアンスとを

共存させているのも魅力的。

長く愛用したい香りです。




   

…écrit par 《SAWAROMA》









2026年5月21日木曜日

共鳴する2種の香りで楽しむ・『MIROS』の スキンケア リチュアル




“NATURE DECODED 

すべての時間を美しく”

をコンセプトとし、

2026年春に誕生したばかりの

ハイエンド・ウェルネスブランド

『MIROS』。


そのスキンケアラインは

共鳴する2種の香りと共に

化粧水、乳液、美容液、クリーム

の4点で構成されています。



バイオテクノロジーと

日本の自然素材、精密発酵を

活かしたその処方の核となるのが

分子デザイン発想から開発された

マイクロ分子コラーゲン、PIKIÄ®。

公式サイトにて説明されています。

https://miros.jp


美容液「セラム エイト」には

「枯山水」と名づけられた

静謐な中に微かな躍動感をもつ

神聖なアロマが、

その他の3点には

清涼な中に柔らかな透明感をもつ

「朝霧」と名づけられたアロマが

賦香されています。


スキンケア4点を毎日朝晩使用して

ひと月近くが経過しました。

「スキンケア リチュアル」と

ブランドで表現されるように

肌が厳かに整えられていく時間を

堪能できたと感じています。


化粧水、乳液で「朝霧」の香りを

清々しく感じたあとに

未知なる響きをもつ

美容液の香りでリフレッシュ、

仕上げのクリームで

肌の呼吸が潤いと共に

一体となっていく…


そんな時間を重ねていくうちに

保湿が持続されている安心感と

肌理が整っていくような

期待感を得ることができたので、

このスキンケアラインを使用する

ディープ ファシア トリートメント施術を

先日『MIROS 表参道』にて体験しました。



丁寧なクレンジングの後

頭部のファシア(筋膜)から

深くアプローチ、

鍼灸師による監修ならではの

絶妙なポイントへの適切な刺激と

緩急のリズムが心地よく、

デコルテから首、

肩への施術からフェイスに

戻る頃は思わずうとうと…。



約20年前に

アロマトリートメントサロンの監修を

担当した際、私はフェイシャルには

ヘッドとデコルテも加えるのがベスト

と考え、プログラムしていましたが

その方向性は正しかったようです。


今回体験の内容には

『MIROS』独特の技術により

定期的に受けたくなるような

魅力も実感。

施術中のBGMも3種からの

セレクトができて素敵でした。





   

…écrit par 《SAWAROMA》








2026年4月30日木曜日

線の優雅な重なりを感じる・新作香水『LUMIÈRE D’ISSEY EAU DE PARFUM』


春爛漫から初夏へ

柔らかな陽射しがきらめきを増す

この時期の光は繊細なレースのよう・・・


「光を纏う- Wearing Light」を

コンセプトに生まれたという

イッセイ ミヤケの新フレグランス

「ルミエール ドゥ イッセイ」の香りから

細やかな線の優雅な重なりを感じています。


https://www.isseymiyake.com/products/ip45az866?



ボトルがまさに

線の巧みな組合せから生み出された

光のかたちのよう。



トップノートの鮮烈さは

細かな直線と柔らかな縁取りの曲線が

無数に重なり合ったような存在感を持ち


いつしか皮膚に馴染んできた頃

印象深いきらめきやみずみずしさを

反射光のように感じさせてくれる


すっかり体温に溶け込んで

衣服の一部となった頃には

ふんわりと明るい軽やかさに包まれて

自分自身の内側に

柔かな光が灯るような印象です。



サイドから光を当てて

正面から撮影すると

まるで精巧なカットが施された

グラスのようですが

眺める向きによっては

なんだか二頭身のあの可愛い

招き猫のようにも見えてくる

魅力的な造形。



端正でありながら

可愛らしさを併せ持つ

まさにこの香りのように。


線の組合せから構成される立体ですが

手にとると意外なほどやさしい

その触感もまた心地よく

ちょっと猫の耳のような

キャップの両端に触れると

愛らしさもひとしおです。





…écrit par 《SAWAROMA》