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2020年1月14日火曜日

Leonard da Vinci 没後500年 「夢の実現」展・ 未完に秘められた可能性を探る





レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年目を記念した『ダ・ヴィンチ没後500 「夢の実現」』展が東京造形大学主催により、代官山ヒルサイドフォーラムで開催(202015日から126日まで・入場無料)。ダ・ヴィンチの絵画、彫刻、建築、工学系発明品等の未完作品約30点が、最新の研究や技術を駆使して復元展示されています。

http://leonardo500.jp






L'Université de Tokyo Zokei a organisé et fait une exposition “ 500 ans après la mort de Da Vinci  ‘Réalisation des rêves’ “ au Daikanyama Hillside Forum,  (du 5  jusqu’au 26 janvier 2020). Dans cette exposition, environ 30 d'œuvres inachevées de peintures, sculptures, architecture, inventions d'ingénierie de da Vinci sont restaurées et exposées à l'aide des dernières recherches et technologies.










本展覧会の監修者であるダ・ヴィンチ研究の第一人者、池上英洋氏(東京造形大学教授)と7名の指導教員のもと、同大学生、大学院生、卒業生ら約100名によって進められてきたという復元作業。常に新たな問題を発見しては探求しないではいられなかったレオナルドの、未完のチャレンジに秘められた可能性を実感できるプロジェクトなのです。



池上英洋氏(2020.1.8 )


他界してなお、500年も後世の人間を魅了し続けるレオナルド。かつて私が興味深い読後感を感じた一冊を思い起こしました。その本を紹介したのがこちらの記事です。


探求者67年の物語・『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き』

http://sawaroma.blogspot.com/2016/08/67.html?m=0



上記の記事で触れている、レオナルドが興味を示した香りについては、こちらの記事にて紹介していました。


オレンジ花の清楚な白・ネロリ

http://sawaroma.blogspot.com/2010/11/blog-post.html




最後に、池上英洋氏の著書を紹介しながら記した記事を挙げておきたいと思います。

http://sawaroma.blogspot.com/2016/02/monuments-men.html?m=0




…écrit par SAWAROMA



2019年7月15日月曜日

パリの思い出・Ma mémoire à paris




昨日はフランス革命記念日。古いアルバムから昔暮らしたパリでの写真を眺めた。1988年3月。Le 14 juillet est la fête nationale de la République française. Des photos quand jétais à Paris il y a environ 31 ans.



シャンゼリゼ通りの西端にある凱旋門の上から見えるエッフェル塔。何日も通ったルーブル美術館を前に立っていたあのとき。


パリに滞在し体験したことは、今に確実に繋がっている。語学学校以外の時間の多くを美術館巡りに費やしたのは、観ることが楽しかったから。


ピカソ美術館では或る作品を長時間眺めて考え込んだりもした。翌日ポンピドゥセンターへピカソの本を買いに行く。本物を直接観て感じることから自身の思考が始まることを学んだ。


語学学校の課外プログラムで見学したパコ・ラバンヌの香水工場。量産製品としての香水というものを目の当たりにした。


パリで抜群に美味しかったのはパンだった。そして食べ物を売っているお店の通りを歩くと、バターでソテーされるときの独特の芳香や、様々なチーズが混在する匂いによく出会った。


勇気を出して入ったフランス料理レストランでは私のおぼつかないフランス語の発音を訂正されたことしかおぼえていない。でも、おかげでのちにクスクス料理のお店では笑顔で会話できた。


レ・アールに在ったアニエス・ベーのお店で、形も香りも素敵な石鹸にひと目惚れ。このブランドの最初のフレグランスも大好きだった。


当時大学の友人と活動していたロックバンドのライブで着る衣装を探すため、色々なお店をまわりKOOKAÏの赤のワンピースも買った。偶然出会った薄紫のニットは今も健在。ブランド名は知らない。


タートルネックがよく似合うフランス人男性にいきなり路上で話しかけられ、日本人なら納豆とチーズの共通点についてどう考えるかと尋ねられるなど日本ではほぼあり得ない出会いもあった。


22歳。だから感じられたことは多々。私が生まれた富山で18年過ごした後、東京生活4年目の春。初めての海外滞在はパリだった。忘れない。


écrit par SAWAROMA




2019年2月25日月曜日

第42回五美大展・Joint Graduation Exhibition of 5 Art Universities in Tokyo より





At 《Joint Graduation Exhibition of 5 Art Universities in Tokyo 》,

I will introduce 4 works remaining in my impression.


五美大展(東京五美術大学連合卒業・修了制作展)

https://www.zokei.ac.jp/news/2019/9706/

を国立新美術館にて 鑑賞。

印象に残った4作品 (立体2点と平面2点 )をご紹介します。



色の乱舞が絶妙に醸し出す温度に吸い寄せられて。


これは誰なんだろう?ああ、なるほど。こう見えるかもしれない。


天空を指す指先か。それとも誰かの横顔か。


響き渡る異種の音が調和する、ジャズのあの曲の一瞬。


思わず足が止まり、想像に浸り。

何度も眺めたくなった作品の一部です。




会場 : 国立新美術館

   (〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2)

会期 : 2019年2月21日(木)~3月3日(日)

    ※ただし2月26日(火)は休館

開館時間 : 10:00~18:00(入場は17:30まで)

入場無料




東京にて、sawaroma より。

…written by 《SAWAROMA 》at Tokyo.



2018年4月25日水曜日

『植物は〈未来〉を知っている』/PLANT REVOLUTION を読む





植物は人には見えないように動き、聞こえないように話す。

姿を変え、周囲の生物を「(香り)揮発性芳香物質」で誘ったり避けたりしている。

人は植物の全てを知ることなどできないだろう。だからこそ植物は魅力的だ。

この本はその魅力と可能性を改めて感じさせてくれる。

著著はステファノ・マンクーゾ。イタリア、フィレンツェ大学農学部教授。国際的な「植物の信号と行動学会」の創設者の一人である。本では多くの興味深い写真を紹介し、先人の言葉や言語学的背景、思想的背景も引用している。


Plants move to be invisible to people and speak so that they can not be heard. 

They are changing their appearance. Utilizing their "volatile aromatic substances ", 

plants are inviting or avoiding surrounding creatures. So people will not be able to know all about this living thing and that's why plants are attractive. 

This book makes us feel that charm and possibility again.

Author is Stefano Mancuzo, Professor of Faculty of Agriculture, University of Florence, Italy.  He is one of the founders of "The Society of Plant Signaling & Behavior".  In this book, he introduces many interesting photos, and also quotes predecessor's words, linguistic backgrounds, and ideological backgrounds.








植物は〈未来〉を知っている  9つの能力から芽生えるテクノロジー革命』

ステファノ・マンクーゾ   /久保 耕司 2018.3.  NHK 出版 

https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000817332018.html



東京にて、sawaroma より。

…written by SAWAROMA at Tokyo.


2018年4月2日月曜日

瑞々しい視点・YOUNG ARTIST EXHIBITION 2018 at EUKARYOTE





アートスペース『EUKARYOTE』では、330日(金)から429日(日)までの会期にて、美大生に作品発表の機会を提供、様々な鑑賞者との交流を促進させるなどのサポートを行うことを主目的とした企画展「YOUNG ARTIST EXHIBITION」を開催中。今年度は菅原玄奨、田岡菜甫、掘至以、吉田裕亮の4名が選出され、3フロアを使ってのグループ展となっている。

http://eukaryote.jp/exhibition/yae2018/


In the art space "EUKARYOTE", during the period from March 30 (Fri) to April 29 (Sun),

YOUNG ARTIST EXHIBITIONis held with the primary object of providing support, such as providing opportunities for presentations of works for art university students , promoting exchanges with various viewers. 4 artists were elected in 2018, Gensyo SUGAWARA, 

 Naho TAOKA, Chiaki HORI and  Hiroaki YOSHIDA. Its a group exhibition using 3 floors.

http://eukaryote.jp/en/exhibition/yae2018/











先月初めて五美大展にて菅原玄奘氏の彫刻作品を鑑賞。

http://sawaroma.blogspot.jp/2018/02/joint-graduation-exhibition-of-5-art.html

服装、髪型、姿勢。マットなテクスチュアの存在にリアルな現代を感じた。瑞々しい視点で切り取られたシルエット。彼が新作を展示するというのでこのグループ展にも出かけたが今回も絶妙。遠くから瞬時にある知人をそのシルエットだけで判別したときのような、曖昧ながらも確かな認識を導く立体感。曖昧さと選択されたディテールの組み合わせが絶妙なのだ。

他の平面作品の色彩と線にも、瞬時に響く忘れられない躍動感がみなぎっていた。私の部屋が真っ白な壁ならば、ずっと立て掛けて眺め続けてみたい作品もいくつかあった。嗅いだことのない香りまで想像しそうな期待感。決して既存の香水ではない。


ふと、自宅窓際を眺める。かつて20代後半の一時期、仕事をしていた現代アートのギャラリーで、遂に自分で購入したガラスアートが其処に在った。心に触れた作品はいつしか無くてはならない日常の風景になっていた。




東京にて、sawaroma より。

…written by SAWAROMA at Tokyo.






2018年2月26日月曜日

五美大展《Joint Graduation Exhibition of 5 Art Universities in Tokyo》より




At Joint Graduation Exhibition of 5 Art Universities in Tokyo》,

I will introduce 4 works remaining in my impression.


五美大展(東京五美術大学連合卒業・修了制作展)を国立新美術館にて 鑑賞。

印象に残った4作品 (立体2点と平面2 )をご紹介します。

http://www.tokyoartbeat.com/event/2018/CA51

展示は3/4まで。






『大猫行列』

女子美術大学

立体アート作品。

猫が約30体の大作。躍動感たっぷりのポーズ。

どの猫にも独特の表情があって面白い。

我が物顔の猫の行列から

猫に翻弄されている現代人をふと回想。








A MAN 

東京造形大学

彫刻。

作品の隣にいらした作者の菅原玄奨さん (大学院2年生)曰く

これは彼が継続的に取り組んでいる「現代人」の一つの抽出形。

美術評論家 飯盛希氏のブログで次のように紹介されています。

http://www.art-it.asia/u/ngmrsk/FGUXIWv3f2pZAbn4L9hC








Blooming

東京造形大学

余白に光を感じさせられ、魅きつけられました。

まるで花開く瞬間の香りの軌跡のようで。








『つめあわせ』

女子美術大学

まずはアイロニーを秘めたような色彩構成に興味を持って近づくと

現代の日常を遠景から眺めた時の一つの視野が浮き彫りとなりました。

改めて遠くから眺めると、タイトルに深い余韻。



全作品を鑑賞することはできなかったのですが

昨日1時間の中で心に留まった作品です。




…東京にて、sawaroma より。

…written by 《sawaroma 》at Tokyo.


2017年10月24日火曜日

『香りの愉楽 』(Le plaisir du sens olfactif) を伝える



Samedi prochain, je donnerai une conférence sur Le plaisir du sens olfactif  Découvrons la valeur du parfum ~》 , à lUniversité de Sophia pour des membres d Association des Anciens du Département dEtudes Françaises.


1028日土曜午後、母校の上智大学にて外国語学部フランス語学科同窓会員の方々を対象に講演を行います。タイトルは『香りの愉楽 ~新しい香りの魅力を発見する~』。もちろん「発見する」主体は参加者各人それぞれの美的感受性です。




写真は今年2月に撮影した上智大学の建物の一部です。


講演は、公益社団法人日本アロマ環境協会の機関誌『AEAJNo.76 79(20156月発刊号~ 20163月発刊号)に私が連載させていただいた「香りの愉楽」の4テーマに沿ってすすめる予定です。ブラインドで天然香料やフレグランスの香りを鑑賞しながら自由な印象を言葉や視覚表現で記録できるタイミングを設けます。参加されたお一人おひとりの感受性が描くイメージを再発見するお手伝いができれば幸いです。





「香りの愉楽」掲載『AEAJNo.79

編集メンバーをつとめる香りの専門誌『PARFUM』、

http://parfum-specialist.com

「薔薇の香りを音楽に ~ Le Piano Aromatique ~」掲載『VENUSVOL.22

http://sawaroma.blogspot.jp/2010/12/vol22.html




講演といっても、ワークショップのような参加型セミナーの要素も含まれます。かつて私が文化学園大学で担当していた『ファッションとアロマ』(2005〜2014)で受講学生に伝えていたように、香りという見えないものから個々人の美的感受性を起点に、眠っていたイメージを再構成する創造の楽しさを感じていただけたらと思います。


フランス語を専攻した縁で大学在学中にパリに滞在する機会を得たことが現在の私の仕事の出発点となっています。本日久しぶりに母校を訪れ、会場となる教室を見学してまいりました。ちょうど来週はソフィア祭。メインストリートでは多くの在学生がイベントのフライヤーを配布していました。28日もソフィア祭も天候に恵まれますように。



参考情報


18 visual works from 12 kinds of aroma 文化学園大学 けやき祭にて」2012, 5, 24  sawaroma 

http://sawaroma.blogspot.jp/2012/05/18-visual-works-from-12-kinds-of-aroma.html



東京にて、sawaroma より。

écrit par SAWAROMA à Tokyo


2016年8月17日水曜日

富山もよう展/ Design exhibition of "Toyama's pattern"



富山もよう展
ー富山を誰かに贈るとしたら、こんなもようで包んでみたい。ー
会場:D&DEPARTMENT TOYAMA
日時:2016年07月02日(土) - 2016年08月31日(水)10:00〜19:00
入場料:無料

Design exhibition of "Toyama's pattern"
ーIf I give something of "Toyama" to someone ,
 I'd like to wrap it in such a pattern like this. ー
At D&DEPARTMENT TOYAMA,
from July 2 to August 31,2016 , 10:00 a.m.-19:00.
Admission is free of charge.




富山の宝物がテキスタイルデザインで表現されました。
手がけたのはテキスタイルデザイナーの鈴木マサルさん。
2014年8月の北日本新聞130周年ラッピングがきっかけで始まった
「富山もようプロジェクト」。
デザインモチーフとなったのは
立山連峰、シロエビ、水、ガラスアート、五箇山合掌造り、
海鮮、そして雷鳥。

Treasures of the Toyama were expressed in textile design
by Mr.Masaru Suzuki, textile designer.
Kitanippon newspaper's 130 anniversary wrapping in August 2014
started "Toyama's pattern design project ".
Design motifs are Tateyama Mountain Range, white shrimp, water, 
glass art, Gokayama Gassho mountain, seafood, and Thunderbird. 



D&DEPARTMENT TOYAMAは富山県民会館1階。
富山城址公園の隣にあります。

D&DEPARTMENT TOYAMA is on the first floor
of Toyama-Kenmin Hall beside Toyama Castle Park.


富山のイメージを視覚化。面白い試みです。
It's an interesting attempt to visualize the image of Toyama. 

かつて私が大学の講義で試みた「香りの視覚化」を回想しました。
 recalled the attempt of visualizing aroma once I've tried in the course of an university.

18 visual works from 12 kinds of aromaー 文化学園大学 けやき祭

http://sawaroma.blogspot.jp/2012/05/18-visual-works-from-12-kinds-of-aroma.html



…written by 《SAWAROMA》at Tokyo.


参考情報/Reference information
北日本新聞社が新聞史上初めて4日間連続ラッピング紙面/電通報
http://dentsu-ho.com/articles/1506



テキスタイル獣道/鈴木マサルさんブログ
http://ameblo.jp/ottaipnu/entry-12176828361.html






2016年3月16日水曜日

薔薇の香りを楽しむトークショー盛況御礼 /Sub rosea (Under the rose)



3月12日。南青山のセレクトショップ「It's so easy」にて。
ブルガリアンローズ(ダマスクローズ)の香りをテーマとしたイベントを開催。


トークゲストは
エッセイスト、服飾史家、そして明治大学国際日本学部特任教授の
中野香織さん。
薔薇色の装いでいらしてくださいました。
会場はご予約のお客様で満席。



まず初めに私は2012年産ローズオットーをグラスに1滴、
それから2013年産を別のグラスに1滴拡げます。
この異なる2つの収穫年の香りを参加者全員と共有しました。



中野さんは薔薇にまつわる興味深いエピソードをお話しくださいました。
バラと美女の歴史、男とバラ、バラと「野獣」、バラにまつわる名言、
そして3種の薔薇の花束にまつわるパーソナルなエピソードなど。

会場の皆さまからあふれる笑顔で私も幸せな気持ちに。
参加者の皆さまと中野香織さま、本当に有難うございました。




Le 12 mars. Dans la boutique de Minami-Aoyama 《It's so easy》.
L'événement sur le thème du arôme de la rose bulgare  (Rosa damascena) a eu lieu . 

La conférencière invitée était Mme Kaori Nakano 
qui est apparue dans la robe rose .
Elle est essayiste , historien de mode et spécialement nommé professeur de l'école des études mondiales de japonais à l'Université Meiji.
Les sièges ont été entièrement réservés.

Tout d'abord j'ai mis 1 goutte de rose otto en 2012 dans un verre, 
et ensuite j'ai mis celle en 2013 dans un autre verre.
J'ai partagé l'odeur des 2 années de récolte différents avec tous les participants.

Mme.Nakano nous a raconté des épisodes intéressants à la rose; 
histoire de la rose et la belle, homme à la rose, la rose et la « bête », 
des citations sur les roses, et à la fin des épisodes personnels
sur 3 bouquet de roses.

J'étais heureux avec des sourires des participants.
Pour les participants, et Mme.Kaori Nakano, 
je vous remercie beaucoup.



On 12 March. In the shop of Minami-Aoyama 《It's so easy》.
The event was held on the theme of Bulgarian rose aroma (by Rosa damascena) .

The guest speaker was Ms. Kaori Nakano who appeared in the rosy dress.
She is essayist, fashion historian, and specially appointed Professor of the school of global Japanese studies at Meiji University.
The seats were fully booked.

First I put 1 drop of rose otto of 2012 in a glass, 
and then I put that of 2013 in another glass.
I shared the scent of its 2 years of different harvest with all participants.

Ms.Nakano told us interesting episodes in the rose; 
history of rose and beauty(beautiful woman), man with the rose, rose and《beast》, quotes on roses, and at the end, her personal episodes on 3 bouquet of roses.

I was happy with smiles of participants.
For the participants, and Ms.Kaori Nakano, 
thank you very much.

…written by Sawa Hirano 《SAWAROMA》at Tokyo.



関連記事・情報
1.
中野香織さんが当日の模様を記事にしてくださり、
参加されたお客様からもコメントが寄せられております。
『Under the Rose / バラのトークイベント大盛況御礼』
http://www.kaori-nakano.com/2016/03/13/10242/

2.
3/12イベント告知記事
Dans le parfum des roses・薔薇をめぐる時間をご一緒に

3.
ブルガリアン ダマスクローズ・ローズオットー
『パレチカ』2012年産・2013年産
https://www.itssoeasy.jp/index.php?route=product/product&path=60&product_id=654



2016年3月11日金曜日

Degree Show 2016 of Textile design Major/イメージ香るテキスタイル



東京造形大学テキスタイル専攻
有志卒業・修了制作展2016
3/14まで Spiral Gardenにて


Tokyo Zokei Univercity,
Textile design Major - Department of design 
Degree Show 2016
Until March 14, at Spiral Garden (Omotesando).


Tokyo Zokei Univercity, 
Textile design Major - département du design.
Exposition des diplômes 2016.
Jusqu'au 14 mars, à Spiral Garden.



糸、織物、染物、すべては素材から始まります。
テキスタイル、それは素材からのデザインの成果。

For the thread, the fabric, dyeing, everything starts from materials. 
Textile, that's an fruition of the design from materials.

Pour le fil, le tissu, teinture, tout commence à partir de matériaux. 
Textile, c'est un fruit de la conception de matériaux.



……
かつて、文化学園大学における私の担当講義『ファッションとアロマ』の中で
学生に促した課題を回想。
その課題とは、天然香料の香りのイメージからテキスタイルを想定した視覚表現でした。

……
Je me suis rappelé le défi que j'incitais aux mes étudiants, 
dans mon cours qui s'appelle 《La mode et l'arôme》à Université de Bunka Gakuen .
Le défi,  c'était 《Expressions visuelles destinées textiles inspirés par l'odeur de arôme naturel》.

……
I recalled  the challenge that I encouraged to the my students,
in my course called 《Fashion and Aroma》at Bunka Gakuen University.
The challenge, it was《Visual expressions intended textiles inspired by the smell of natural aroma》.

…written by Sawa Hirano 《SAWAROMA》at Tokyo.



参考記事/ Related articles

18 visual works from 12 kinds of aromaー 文化学園大学 けやき祭にて
http://sawaroma.blogspot.jp/2012/05/18-visual-works-from-12-kinds-of-aroma.html

《On Designing 》by Anni Albers / 日本語版『デザインについて』
http://sawaroma.blogspot.jp/2016/01/on-designing-by-anni-albers.html








2014年1月24日金曜日

「香り」の未来を考える〜 Michel Roudnitska 氏の言葉より


未来のことを考えるとき
原点を見つめ直すために時折読み返す本の一つが
『香りの創造』エドモン・ルドニツカ著 /曽田 幸雄訳 (白水社)。
4年前、香りの音楽表現をテーマとする論文を執筆したときも
この本を参考文献としていた。

エドモン・ルドニッカ(Edmon Rondnitska)。1905~1996。
20世紀に活躍した偉大な調香師の一人。

ちょうど今月読みなおしていた矢先。

マグノリアに魅かれてチェックした記事
Magnolia Grandiflora – Michel
01/21/14 18:08:43
By: Jordan River
の中で
ルドニツカ氏のご子息であるミシェルさんも
現在調香師として香りを創造していることを知った。
彼は最初は写真家として、ビジュアルアーティストとしての
表現活動を積み上げた後
40才になって本格的に調香の仕事に取り組んだという。

そんな彼への貴重なインタビュー記事も発見。
彼は過去の人ではない。
父親譲りの繊細な感性、観察力、洞察力をもって
現代に生きるデザイナー、表現者である。
ゆえにこのインタビューでは過去の功績話で終わってはいない。
21世紀の現代
「香り」のマーケットが置かれている深刻な現状を
鋭く簡潔に指摘し、これから成すべき歩みに言及している。
Exclusive Interview with Michel Roudnitska
07/24/09 15:34:05
By: Michelyn Camen

この記事が書かれた2009年は私にとって忘れ難い年。
文化としての香りの価値を伝えるべく
稀少な天然香料の一つであるダマスクローズ香料のブランド、
パレチカの監修をはじめた年でもあった。素材あってのクリエイションの発達、その可能性を現代の解釈で再構成できる感性こそがこの先求められるはずであるし、前世紀に使い放題で枯渇しつつある天然資源と自然環境のサステナビリティを考える上で重要なアプローチになればと考えていた背景があった。

この長い記事の前半、父エドモンさんの弟子でもあったジャン=クロード・エレナ氏(現在エルメスの専属調香師)とミシェルさんとのエピソードも実に興味深い。
調香の修行を積んできたエレナ氏。
一方で幼い頃から父と暮らし様々な香りに触れてきたとはいえ
20代以降写真家や視覚表現におけるキャリアを積んできたミシェルさん。
二人が同時に別々の考え方で調香した香りのクオリティレベルが
二人で互角と認め合えたらしい。
表現者としてのキャリアが確実に活きていたと言えるだろう。

視覚表現、音楽表現それぞれでキャリアを積んだ経験が
調香のクリエイションに活きた例は他にもいくつか知っている。

人は、生きるために呼吸を止めることはできない。
何かを視ているときも周囲の匂いを同時に感じ
耳栓をしていない限り音も感じている。
見えないものを同時に「視て」いる。そして感じる。
三つの感覚が響きあってこそ感じられる。

2年前に書いた記事。
見えなくても確かに存在するもの
この記事後半に記した大学でのアプローチを
今年度まで9期にわたって実験的に行ってきた。
結果、クリエイターを目指す若い彼らによって
未来へと開かれていく「香り」活用の可能性を
私自身が期待しているところでもある。

2013年12月29日日曜日

2013年の10展に感謝を込めて

驚き。
想像に浸る時間。
時空を超えて静かに
展示されたモノと対話する
かけがえのないひととき。

2013年
深く記憶に刻まれた10展について記録した記事を
文章の一部を引用しながら振り返ります。


『香りとファッションの美学展』と平田幸子氏による講演会

漆喰でできた重厚な壁や天井を走る巨大な梁が織りなす空間は
見慣れていたはずのいくつかの香水瓶の新たな魅力を感じさせ
静かに豊かな時間を楽しむことができました。

『Paris、パリ、巴里 ─ 日本人が描く 1900–1945』で佐伯祐三作品に再会

チラシの画のタッチをみたときから
その温もりに憶えがあった。

『ヨーロピアンモード』〜『ローマの休日』〜『ROMA /Laura Biagiotti』

『ヨーロピアンモード2013』/文化学園服飾博物館で目に留まったドレス。
それは、かつてモノクロ映画でしか見たことがなかった
『ローマの休日』の冒頭で
アン王女(オードリー・ヘプバーン)が着用していたドレス。
白のドレスかと思っていたら
淡い穏やかなゴールド。
細かな刺繍模様。

18 visual works from 8 kinds of aroma ー 文化学園大学 けやき祭にて

香りという抽象的なものを視覚表現する経験が
目に見えない時代の空気感を服に表現していこうとする
かれらのクリエイティビティに反映されていく…
そのような期待感を毎年実感しています。

美的好奇心で見る『貴婦人と一角獣 展』

メインの作品と同じように印象的だったのは
「算術」という作品。
算術は、美を表す比率を論証するための学問、
というようなことが記されていた。
どこか数学には美的好奇心が漂う、とは
昔から感じていたことだったから。

『色を見る、色を楽しむ。…』・ブリヂストン美術館にて

魅かれるものは
何度も
近くからも遠くからも
立ったり座ったり
色々な角度から眺めた。

"STYLE'S CAKES & CO."での個展

あたたかみのある木のナチュラルブラウンを基調に
壁のグレイッシュな、というかスモーキーなブルー?の色が
シックな店内。
波多野さんのモノクロームの絵が溶け込んでいます。


国宝 興福寺仏頭展 / 東京藝術大学大学美術館、そして根津神社

実物に対面したときの清々しさと安らぎは素晴らしく、千年以上も前にこのような人物が存在したかと想像するだけでも厳かな気持ちになりました。

緑を抜けて、21_21 DESIGN SIGHT

実際の自然の中からさまざまな色々を採集し再編集する面白さと
抽象的なイメージを自由に色々に置き換えていく試み。
それは、香りの創造にも通じるクリエイション。

「ロマンティック・バレエ」から見る19世紀

バレエを通じ
主にフランス19世紀の歴史背景に思いを馳せた時間となりました。