季刊誌 " PARFUM " http://parfum-specialist.comでは毎号"BOOKS"ページにて、数冊の新刊が紹介されています。今年私は毎号2冊分を執筆いたしました。合計8冊を改めてご紹介します
Le magazine trimestriel « PARFUM » introduit des nouveaux livres dans chaque numéro de page « BOOKS ». Cette année, dans cette revue, j'ai écrit sur 2 livres chaque numéro.
Je présente ces 8 livres à nouveau ci-dessous.
1.堤 信子のつつみ紙コレクション
著者 堤 信子
発行 株式会社玄光社
「素敵な紙は、美味しいもの、きれいなもの、お
しゃれな場所、そして魅力的な人々と必ずセット
になっている…」とは、著者のお言葉。まさしく
香水も然り。魅力的なボトルやパッケージなどの
ビジュアルは香りと共に深く記憶に残る。
http://sawaroma.blogspot.com/2019/02/en-regardant-1046-belles-sortes-de.html
2.オイディプスの刃
著者 赤江 瀑/発行 河出書房新社
3. 匂いと香りの文学誌
著者 真銅 正宏/発行 株式会社春陽堂書店
香りが重要な役割を果たす、近代以降の日本文学作品の一つとして『匂いと香りの文学誌』で紹介された1974年角川小説受賞作品の『オイディプスの刃』。今秋、その新装刊が発刊された。改めて、香りとミステリーを愛好する人にすすめたい。…日本刀に魅せられた男性とラベンダーの香りを愛する調香師の女性。かれらを両親とする三人の息子がいた…。下関、京都、東京、南フランスのグラースを舞台に紡がれる物語。
http://sawaroma.blogspot.com/2019/10/40.html?m=0
4.猫たち
著者 フロランス・ビュルガ
訳者 西山 雄二、 松葉 類
発行 法政大学出版局
原題の直訳は『見知らぬ者と生きる ー 猫に関する
哲学的断片』。目次に「共同生活」「儀式的なもの」「コミュニケーション」「友愛」「愛」「残酷さ」といった、人間対猫のみならず人間対人間においても重要なテーマが並んでいる。
http://sawaroma.blogspot.com/2019/08/blog-post.html?m=0
5.ミツバチと花の迷宮 ミツバチの目線でめぐる世界の蜜源植物 迷路とぬりえ
著者 きの とりこ/監修 佐々木 正己
発行 株式会社 評論社
著者は、花の中でさまようような感覚体験を絵本で提供したいと考えて案内役にミツバチを選んだとのこと。この小さな生物は世界中の植物の受粉に欠かせない、まさに人間にとっても非常に大切な存在なのだ。
http://sawaroma.blogspot.com/2019/03/honeybees-labyri-this-of-flowers.html?m=0
6. ばら色の京都 あま色の東京 『暮しの手帖』新編集長、大いにあわてる
著者 澤田 康彦
発行 株式会社PHP研究所
京都のご家族とのばら色の時間、東京で単身赴任
中のあま色の時間。著者の澤田さんは『暮しの手帖』現編集長。50代で一度会社を辞めた育児主夫から大きな転機に直面する著者の日々が、ユーモラスに温かなリズムで綴られている。
http://sawaroma.blogspot.com/2018/12/blog-post_28.html?m=0
7. パリっ子の食卓 フランスのふつうの家庭料理
のレシピノート
著者/ 佐藤 真
発行 / 株式会社 河出書房新社
パリの日本語新聞『オヴニー』大人気連載のエッセイ・レシピ集として 1995年に刊行された『パリっ子の食卓四季の味90皿』の2013年新装新版が今年文庫本にて新登場。イラストとエッセイを読みながら料理を楽しく想像してしまう。
http://sawaroma.blogspot.com/2019/08/blog-post_9.html?m=0
8.思想家たちの100の名言
著者 ロランス・ドヴィレール
訳者 久保田 剛史
発行 株式会社 白水社
https://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b440968.html
「文体は人間そのものである」(Le style est l’homme même)とフランスの博物学者の言葉が引用された、訳者による前書きから始まる。唐突に開いたページに記された短い一文について、色々と考えるだけでも楽しい。
…écrit par 《SAWAROMA》
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