2019年8月11日日曜日

アール・デコの館にて 1・Interior Decorating in 1933 at 東京都庭園美術館



何度も訪れているとはいうものの、その度に、考え抜かれた空間の洗練度を再確認します。そして、その中にこそ調和する類い稀な調度品の佇まいに感動をおぼえるのです。


Interior Decorating in 1933

1933年の室内装飾 

朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと

720日(土)– 923日(月・祝)

https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/190720-0923_Interior.html


まずは、特に魅かれたヴィジュアルをルネ・ラリックの作品を中心にご紹介します。


大食堂の一角にさりげなくディスプレイされたこちらに目を留めて。


作品名 Title :  燭台《トウキョウ》Candlestick, Tokyo

作者 Artist : ルネ・ラリック René Lalique

制作年 Date : 1935

https://www.teien-art-museum.ne.jp/collection/tag/ガラス/

https://www.teien-art-museum.ne.jp/collection/kagu/燭台《トウキョウ》/


大食堂、見上げるとその照明は


原題「パイナップルとザクロ」

制作者:ルネ・ラリック

https://www.teien-art-museum.ne.jp/museum/index04.html



第一階段、

アール・デコ特有のパターン化された花模様

https://www.teien-art-museum.ne.jp/museum/index04.html

こちらは手摺はありません。昨日同行した80代の母は膝が弱いためエレベーターで2階へスムーズに行くことができました。


正面玄関扉 少し斜め横から眺めると、レリーフのカーブがよくわかります。


ガラスレリーフ(制作者:ルネ・ラリック)

https://www.teien-art-museum.ne.jp/museum/index04.html




庭園から眺めた南側の建物外観です。

7月26日から8月30日まで、毎週金曜は夜21時まで開館。学生は17時以降入場無料、一般・65才以上の方は団体料金でご覧いただけます。少し涼しくなった夕暮れどき、庭園を散策したりライトアップされた館を眺めるのも素敵です。


écrit par SAWAROMA



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