本日より公開。復活したばかりの渋谷シネクイントにて鑑賞。
フランス語の原題直訳は「パーティーのゆくえ」ですが
英語タイトルも邦題も《C'est la vie!》
「セラヴィ!(これが人生さ)」。
Le titre original de ce film français est 《Le Sens de la fête》,
et le titre international est 《C'est la vie!》.
J'ai vu ce film aujourd’hui,
le premier jour de la sortie publique .
à CINEQUINT Shibuya.
予定通りにはいかない悲喜こもごもの中で生きる人たち。
交わす言葉、流れる音楽… 奇跡のような出来事の連続。
多種多様に各々こだわりを持つ、一癖も二癖もある人たちが一緒に仕事をすること。それは本来なんと難しいことなのかとしみじみ感じるのでした。一方で、人は他者と関わること無く生きていくことは出来ないという現実があります。
自己主張のバトルが生む化学変化…
触れ合うことで生まれる関係…
お祭り騒ぎのゆくえは ?
この映画を最初から最後まで鑑賞した人だけに訪れる感覚が、その答えです。
フランス映画祭2018のオープニング作品であり
エールフランス観客賞受賞作。
http://unifrance.jp/festival/2018/
パンフレットの真ん中ページからは、舞台が飛び出していました!
本作の具体的な内容に触れることはこれから鑑賞する方の為に控えますが、この物語のキーワードである「結婚式」について自身の体験を交えた所感を綴ります。
多くの人の前で相思相愛のカップルが着飾って挨拶をする…二人の世界にとどめず、忙しい人達の時間を割いていただいてまでお披露目の日を設ける…「なんて恥ずかしいことか」と感じていた当初の自分としてはそんな式など企画したくなかったのでした。
しかし…いまは亡き実父に「是非開催してほしい、これまでお世話になった方々に御礼をこめていい会にしたい」と懇願され、「ならばある程度は私の納得のいく形にさせて」と式場選びからこだわったあれこれを回想。特定の宗教信者でもないのに神前も仏前も不自然とばかり、自然な人前式という形を選べること、ご足労いただくゲストにはせめて本当に美味しいお料理を堪能いただけること、着飾るならばその季節の色(真冬の雪の日)に合う花(胡蝶蘭のイメージ)のように装い、無駄な時間を使わないべくお色直しはしないこと、BGMの選曲等々、数々のこだわりのために多くのプロフェッショナルの人達のお力をお借りしました。
… 本作を観る人がそれぞれの記憶をふりかえりながら、あるいは未来を描きながら、温かな気持ちに浸れることを祈ります。
東京にて、sawaroma より。
…écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.
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