一昨日、2月20日発売の最新刊です。
ネモフィラの花の丘が描かれた装画に光を感じ、「夢」以外が平仮名表記されたタイトル『さよなら、わるい夢たち』に深い決意と一筋の希望を感じて入手。
タイトルの英語訳は表紙の左端に記されています。“Good-bye, bad dreams”
フランス語にするならば、私は “Adieu, mauvais rêves”と訳すでしょう。
再会を期待する“Au revoir” ではなく、ピリオドとしての“Adieu“。
『さよなら、わるい夢たち』森晶麿 著 /朝日新聞出版
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19768
著者 森晶麿さん ブログ
https://ameblo.jp/millionmaro/
著者 森晶麿さん Twitter
@millionmaro
装画 「雲の上は晴れ」石居麻耶
石居麻耶さんブログ
これから読まれる方のためにこの物語の具体的内容については触れませんが、私が一読後に改めて再考したくなった様々なことから、二つをご紹介します。
「女性の、本来人間として認められるべき表現の自由」
「一部の前時代的男性の価値観を基準にする時代の終焉」
表紙に魅かれた方々にはもちろんですが、上記情報からこの本の概要を知りテーマに問題意識を感じる方にぜひ一読をお勧めします。この物語には「いま」があります。
東京にて、sawaroma より。
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