2024年8月31日土曜日

2024年夏から秋への香景・神聖さと洗練と




8月末は

大荒れの台風に見舞われた週末

酷暑の夏からゆるやかに秋へと

変化することを願うばかり


7月に出逢い

入手したのは

乳香(フランキンセンス)の別名を

ブランド名にもつ香りの中の


Sacra(Sa)/Olibanum

12mlのミニボトル


文字通り

乳香の神聖なウッディ感が

バルサムの温もりや

ムスクの柔らかさと相まって

重すぎず軽すぎず

苦さでも辛さでもない

洗練された深みを漂わせる


酷暑の中も

清らかな気分でいられたことに感謝


ひと目ならぬ

ひと鼻にて魅了され

ミニボトルで入手した

他2種の香りも回想


いずれも季節を問わず

私の感じる「洗練」のニュアンスをもつ





PARISIAN MUSK / MATIERE PREMIERE の きめ細やかなまろやかさに包まれる

Sur tes lèvres. E.Q. /D‘ORSAY・その柔らかさに触れたい




9月からも

この3本とは

まだまだ長く共に過ごしたい






…écrit par 《SAWAROMA》







2024年7月26日金曜日

2024年7月の香景・ボトルカラーは青と緑とシルバーと




遅れて訪れた梅雨の日々

その合間からも

既に相当な蒸し暑さ

7月を迎え梅雨明けが

待ち遠しいようなこわいような

やはり例年にも増しての酷暑


みずみずしさ

心地良い冷気

ここではない何処かへの旅心


を香りで感じたく

3つのフレグランスを選んだ





ボトルカラーは

青と緑とシルバーと…

3 parfums qui resteront 

dans ma mémoire en juillet 2024.


2年前の盛夏に出逢い

1dropのウッディフローラルに癒された

A DROP D'ISSEY EAU DE PARFUM FRESH


1年前の初夏に出逢い

一瞬で心地良いリゾートの風を想像

PACIFIC CHILL


出逢ったのは2010年の冬

最初はオードトワレだった

以来、冬でも夏でも

非日常のスパイスをさりげなく

感じさせてくれた定番のひとつ

Voyage d’Hermès


過去の記憶に助けられ

新しい夏の景色を描いた7月





…écrit par 《SAWAROMA》










2024年6月27日木曜日

2024年6月の香景・新作《FUWARI / Miya Shinma》の繊細な奥深さに出逢う




6月半ばのよく晴れた日

パリ在住調香師、新間美也さんの

新作フレグランス発表会にと

銀座の会場を訪問しました


新間さんの

エモーションから発想された

ゴールドコレクションに加わる

今回の新作

「FUWARI/ふわり」は

2024年5月25日(土)より

発売開始されています






写真2枚目:

イメージヴィジュアルの横に

立っていただいた新間美也さん


日本での販売元である

京都のフレグランス ショップ、

「LE SILLAGE」オンラインショップ

からも購入可能です



南フランスのグラースに咲く

「五月のバラ」に新間さんが

心を奪われた体験から生まれた

「墨と筆で描いた、あるひとつのばら」

の香り、とおききしました


さりげない気配を表現できる

日本語の優しい響きをもつ

オノマトペを

そのまま香りの名前に

されています







トップノートに感じる

新鮮な陰影をもつ響き…

いつしか皮膚に馴染む優雅さ…

ラストに漂う

墨のような奥ゆかしさ…


柔らかく軽やかでありながら

少しずつ複雑な変化を奏で

いつまでも消えない印象が

愛おしく思えるのです


凛として潔く

それでいてはかない可憐さが

ふわりと漂うすてきな香りです






6月は

この新作を纏った時間が

特別なひとときとなりました


そのほかにも

シンプルに清涼感を求めて

Parole d’eau / SERGE LUTENS


を身に付けたり


6月の誕生石である真珠を想い

MIKIMOTO Eau de Parfum


の香りを鑑賞し

海の音を想像しています




…écrit par 《SAWAROMA》







2024年5月31日金曜日

2024年5月の香景・薔薇の花々と3つのフレグランス




生田緑地のばら苑訪問

外観はもちろん香りも多様

うっすらと漂う芳香には

優雅さと

清涼感と

可憐さと…


今月は

“ rose ”や”rosa “を名前に含む

フレグランス3本を纏いながら

新緑の時間を過ごした






ROSE DES VENTS (左)の

柔らかくデリケートな甘さの優雅さは

最初に感銘を受けたときと変わらず


Rose Mojito(中央)の

目のさめるような鮮やかな清涼感には

新鮮な花と緑と甘いカクテルの喜びを


ROSA GARDENIA (右)は

クリーミーなまろやかさが可憐な

初夏のクチナシと薔薇を彷彿とさせて


いずれも

試香紙で香りを聴くだけでは

強い特徴を感じさせるものの


素肌にのせて

初夏の装いにつつまれると

薔薇の花のようにうっすらと

上品に香るのが嬉しい



香りの纏い方は人それぞれ


私はこの時期

ウエスト部分や背中上部に

一拭きずつ

あるいは

スカートであれば

膝やくるぶしに纏い

ほんの1〜2枚の薄着で

軽やかに動くのが

心地良いと思う


薄い花びらに風を受けながら

静かに香る薔薇のように





…écrit par 《SAWAROMA》