2019年8月5日月曜日

マグノリアのニュアンスがプラス・CHLOÉ L’EAU EAU DE TOILETTE 9月デビュー




私は花それぞれの個性的な香りは好きです。しかしながら自分は「花」ではないので、単一の花の匂いが強調されたフレグランスを纏うことには抵抗があります。違ういくつかの花の個性のハーモニーによって創り出される複雑なイメージをもつ新しい香りを纏いたいのです。

来月日本で発売されるクロエの新作は、ローズやジャスミンだけでなく、フルーティーで華やかなマグノリアの香りがプラスされ、花の香りを超えて、ひとつの新たなきらめきを感じさせてくれます。決して単調ではありません。これまでのクロエの香りがもつ上品さはそのままに、心地よい明るさが加わったような香り。秋の始まりが楽しくなりそうです。


J'aime le parfum des fleurs, chacune avec sa propre personnalité. Cependant, parce que je ne suis pas une fleur, j'hésite à porter un parfum qui souligne lodeur d'une seule fleur.  Je voudrais porter un nouveau parfum dans lequel une image complexe a été créée par l'harmonie de l'individualité de différentes fleurs.

Le nouvel parfum de Chloé, qui sortira le mois prochain au Japon, utilisé un parfum fruité et magnifique de magnolia , pas seulement la rose et le jasmin, et me fait sentir un nouvel éclat au-delà du parfum floral.  Ce n'est jamais monotone.  L'élégance du précédent parfum de Chloé reste la même, mais sa légèreté est agréable.  Le début de l'automne va être amusant.



写真は7/10 Fragrance Marché by LATELIER DES PARFUMS

http://sawaroma.blogspot.com//07/by-latelier-des-parfums.html

会場での新作ディスプレイより。


2019 911日発売

クロエ ロー オードトワレ

 30ml     ¥7,700

 50ml   ¥10,400

100ml  ¥15,000

情報提供: https://www.latelierdesparfums.jp 


écrit par SAWAROMA



2019年8月2日金曜日

表紙とタイトルに魅かれて・『猫たち』/フロランス・ビュルガ著



Un livre que j'aimerais lire , attiré par le titre et la couverture.

読みたい本と出逢う。タイトルと表紙に魅かれた。


https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784588130281


「猫たち」。ひときわ鮮やかな色彩の表紙に、あの特徴的な尾のかたち。思わず手に取ると意外に厚みはない。開くと程よい大きさの文字が、心地よい余白とともに並んでおり、丁寧な引用注釈も添えられている。動物哲学者としての著者の見解とともに、多くの詩人、作家、哲学者の言葉にも出会えるのだ。


これは欲しい。表紙を外した本体の装丁も端正で眺めるたびに嬉しい。大切にしたい。


最初はなんとなく色々なことを感じながら読むだろう。一度文字を追っただけではわからないことも多いはず。何度も読み返して味わいたくなる本でなければ、入手したいとは思わない。目次の6章は「共同生活」「儀式的なもの」「コミュニケーション」「友愛」「愛」「残酷さ」。これらの言葉だけでも探求の価値がある。


一度目の読後感。「生き物」としての存在という観点において、本来猫も人も同等であることを忘れたくない、という思いを強める。「言葉」という文字と音の信号のみがコミュニケーションの手段ではなく、「行動」そのものへの感受と反射そのものも慎重に考察していきたいと感じた次第。猫に限らず、同種であるはずの人間、同居人に対しても。


言葉というものは、発信者と受信者が共にその仕組み(単語の意味や文法)を共有していれば細かなことまで伝え合える便利なものである。しかし共有していなければ伝わることはない。一方で、「生き物としての本能」から出現する行動は、漠然とではあるが種を超えて伝わる。注意すべきなのは、人間という種特有の都合だけで異種を見ようとする落とし穴。


猫は「人間たち」をどう感じているか。ちょっと猫になったつもりで考えてみよう。そしてこの初回の読後感を忘れそうになった頃にまた期間を置いて読んでみよう。毎月でも、毎年でも。そう思いたくなる本と出会えた今年の夏を忘れない。



以下は「訳者あとがき」より。

著者のフロランス・ビュルガ氏はフランスにおける動物哲学の第一人者で、彼女の主な研究領域は、動物的生の現象学、現代産業社会における動物の条件と権利である。本書の原題は直訳すると『見知らぬ者と生きる 猫に関する哲学的断片』。同じ法政大学出版局から同時期に刊行されたマルク・アリザール著『犬たち』日本語版と書名を統一するために『猫たち』とされた。


écrit par SAWAROMA



2019年8月1日木曜日

心地良い香りで弾む艶髪へ・SINCE beauté の新オーガニックエイジングヘアケア




今日は新月。そして8月の始まり。「ここから始まる」新月のポジティブなイメージをヴィジュアルアイコンとするヘアケアブランドの新製品を先週取材しました。


ブランド名は「SINCE beauté (シンスボーテ)」。新月をモチーフにした、ポジティブな色彩のまるいかたちが新製品のオーガニックシャンプーとオーガニックトリートメントのボトルを彩っています。「美しい自然体、その源」をテーマに、薄毛や抜け毛、白髪に悩む女性のためのヘアケアブランドとして誕生。





説明を受ける前に、シャンプーを泡立ててできるきめ細かなモチモチの泡を拝見。白いトリートメント液の香りもチェック。心地良いゼラニウムの香りがローズマリーやラベンダーの清涼感とともに凛とした優雅な印象。洗い上げたあとの清々しさも想像できました。


新製品の詳しい情報はこちら https://www.alo-organic.com SINCE beauté からも確認できます。発売元は、安全で高品質な国産オーガニックスキンケアブランド「ALOBABY」(ベビースキンケア)、「HALÉNA」(敏感肌向けスキンケア)を提供する株式会社N&O Life。「ALOBABY」は国内外(中国・台湾・タイ・シンガポール)で展開されています。


ヘアサロン用頭髪化粧品開発に携わった経歴もある担当者からの説明を聴いて最も腑に落ちたのは、「根元から立ち上がる弾むような髪のためには、毛穴の蓄積汚れを除去する必要があり、薄毛や抜け毛、髪のうねりもまずは毛穴クレンジングから」というお言葉。ノンシリコンで100%植物由来でありながら、肉眼でも確かめた繊細な泡立ちがあるならば毎回毛穴もスッキリ綺麗になりそうです。


さらに嬉しいことには、ツヤ髪の土台として血行促進作用のあるユーカリエキスが配合されていたり、キレイな黒髪をケアできるように、白髪におけるメラノサイト刺激促進作用があると確認されているアシタバエキスも配合されているとのこと。


これは実際にすぐに試してみたくなります。私自身、香りに違和感がないノンシリコンのマイルドな洗髪剤を愛用してはきたものの、泡立ちや洗髪後のきしみ、髪のうねりにはやや不満がありました。後ろ姿を鏡で映したときに髪には今ひとつ輝きが足らずまだ目立たないものの時折白髪を見つけるようになりましたし、まさに待ち望んだアイテムでもありました。




使用して3日目、明らかに以前とは違う感触。髪がしなやかにまとまるようになっています。毛穴からの立ち加減もアップ。洗っている間の香りの心地良さも想像通り。髪が乾いた後も不自然に香りが残ることもなく、これは毎日でも違和感なく使用できそう。1か月後の髪がますます楽しみになりました。


2019822日より発売

シンスボーテ オーガニックシャンプー         300ml 3,000円(税抜)

シンスボーテ オーガニックトリートメント  300ml 3,300円(税抜)

インターネット通信販売にて購入可能です。

公式オンラインショップhttps://www.alo-organic.com

Instagram公式アカウントは @sincebeaute_official

               

情報提供

株式会社 N&O Life 

TEL :03-5772-1105

E-mail : alo-organic@nxolife.com


écrit par SAWAROMA



2019年7月30日火曜日

Millabiflora ・白い星形の麗花




白い星のような花。6枚の花びらに、茎から流れる細い緑のラインが透けてみえました。名前は、ミラービフローラ。

Une fleur blanche comme une étoile.  Je pouvais voir la fine ligne verte couler de la tige à travers les six pétales.  Le nom est Millabiflora.




ゆるやかな曲線を描く細い茎。艶々のつぼみ。花の横顔もこんなに素敵です。

Une tige mince qui dessine une courbe douce.  Bourgeon brillant.  Le profil de la fleur est tellement merveilleux.






麗しいその姿からは、かすかな香りも感じました。夏の夜の幻のように。

Belle figure a également me fait sentir une légère odeur.  Comme lillusion d'une nuit d'été.




ふと気がつくと、花びらの先から透明になっていくようです。まるで溶けていくように。


écrit par SAWAROMA



2019年7月27日土曜日

LOEWE 001 Woman の香りを纏う・静かに甘く、優美な余韻




ロエベというブランドに魅かれて出会ったフレグランスは、みずみずしく柔らかでモダンな印象。既に2016年秋、日本で発売されていました。LOEWE”という5文字のロゴタイプに繊細な気品を感じ、4つのLを組み合わせたブランドのアイコンにも魅かれました。もうこれはブランドのクリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソンがプロデュースしたフレグランスを試すしかありません。


Le parfum que j'ai rencontré lorsque j'ai été fasciné par la marque Loewe a une impression fraîche, douce et moderne. Il est déjà sorti au Japon à l'automne 2016.  Je ressens une élégance délicate dans le logo à 5 lettres "LOEWE".  Et j'étais également fasciné par l'icône de la marque qui combinait 4 lettres L.  Rien ne m'empêche de essayer le parfum que le directeur créatif, Jonathan Anderson a produit







銀座のロエベ直営店を訪れ、ボトル拝見。まずは左手首にスプレイしていただきます。想像通り、最初から違和感なく受け入れられました。


ソフトな甘さ。凝縮された密度がありながら軽やかに。どことなく乾いた静けさを伴いながら、ほんのりと香りました。その繊細な甘さは花や果実のような甘さとは違います。敢えて例えるならば樹肌の温もり、蜜のまろやかさ。


数時間経っても違和感は現れず、どうやら私の身体にフィットしたようです。今は夏ですから揮発も早いのでしょう。軽く感じますが、これから秋冬にかけての香り方も楽しみたいと思います。


後で調べてわかったのは、ベルガモット、ピンクペッパー、ジャスミン、サンダルウッド、バニラ、アンバー等が使われているとのこと。

昔から私が好きなフランスG社のSにも共通する香料もありますが、決定的な違いはモダンな軽やかさ。日本でも、四季を通じて纏うことが出来そうです。



参考情報 Informations de référence

「ロエベの香りに再会したくなった・LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 鑑賞」2019,7,21  sawaroma 

http://sawaroma.blogspot.com/2019/07/loewe-foundation-craft-prize.html?m=0


écrit par SAWAROMA




2019年7月23日火曜日

現代美術: 高木修 SPECIFIC SPACE (横須賀美術館)~『経験のスナップショット』 (美術出版社)




今年創刊47年目を迎えた香りの専門誌『PARFUMhttp://parfum-specialist.comのクリエイティブディレクターであり、誌面LANDSCAPE(写真)や ART(展覧会紹介)ページでもお馴染みの現代美術家、高木修氏の著書を一週間かけて一読した。読了、などとは到底言えない。読みながらも度々読み直し、これからも何度も読み返すに違いないと確信する。そうした書物には滅多に出逢えるものではないから、まずは紹介したい。


『経験のスナップショット』高木修 /美術出版社

https://www.bijutsu.press/books/2083/


In the sentences of the author who is a contemporary artist, I also encountered many words of philosophers and thinkers .  While considering the meaning of those words, I felt that I want to keep a fresh view of the way perceived from the intuition without being bound by prejudice. First of all, I would like to recommend this book to those who continue expression activities. 


広くは表現活動を続ける人へ。そして彫刻、絵画、建築、映画、写真、展覧会といった作品鑑賞が好きな人、芸術とは何かを言葉からも徹底的に考えたい人へ勧める。この本の帯に記されている通り、あらたな感性が開かれていく手応えを感じるに違いない。


私はといえば、先入観を排してモノを観ること、常に自身が空間を感じる存在自体で在ること、素材との対峙から始まる発見や創作...等、日頃ぼんやりと大切に感じつつも考え続けていることを再考。著者の文章中、多くの哲学者や思想家たちの言葉にも出会う。それらの意味を熟考しながら、偏見の無い直観からのモノの捉え方を新鮮に保っていきたいと感じた。


すでに2011年に出版されていたこの本を精読しようと思ったきっかけとなったのは、713日から横須賀美術館で開催されている高木氏の作品展示を鑑賞した体験だった。研ぎ澄まされた感覚と思考の結論としての立体存在は、あくまでも冷ややかでドライである。だからこそ、周囲の温度や光や動き回る人とともに特異な空間を提供し続けている。










横須賀美術館

2期所蔵品展

特集: 高木修 SPECIFIC SPACE 

〜特異な空間へ〜

2019713日〜929 

https://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/josetu/sho1902.html


3年前にも栃木県立美術館で高木氏の作品展覧会が開催されており、美術館サイト内では、会場内をヴァーチャルで視覚体験できる動画も楽しめる。

『高木修展 特異な空間へ』栃木県立美術館  2016,7,99,22,

http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t160709/index.html


écrit par SAWAROMA



2019年7月21日日曜日

ロエベの香りに再会したくなった・LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE 鑑賞




ロエベは1846年、レザーのアルティザンとして活動開始したスペインのブランドです。私はかつてそのフレグランスからこの名を知りました。 


2016年に立ち上げられたロエベ ファンデーション クラフトプライズは、クラフトマンシップ、モダン・カルチャーの世界への探求を続け、今年も100カ国から応募された2,558作品から29点が選出されました。


6/26から7/22(明日)まで、東京、赤坂の草月会館(地下鉄青山一丁目駅より徒歩5分)一階、イサム・ノグチ作 石庭にて入場無料で公開されています。



At SOGETSU KainanAkasaka 

 6/26~7/22  10:00〜19:00

Admission fee free

http://craftprize.loewe.com/ja/home#call-actions-brief2019


今日ようやく訪問。

29点全て、言葉で説明する必要の無い素晴らしい存在感を放っていましたが、その中でも私が特に魅かれた作品のスナップショットを。



Mandala Bowl2017

18カラットゴールド

120×120×70mm

ジョヴァンニ・コルヴァヤ

1971年イタリア生まれ)の作品



Blue Velvet from the Soft AccentsSeries

2018 せっ器セラミックス、繊維(フロック加工)200×200×400mm

ミハル・ファーゴ

1984年イスラエル生まれ)の作品



Confübius2018

羽根、ろう、紙、木、塗料

490×920×30mm

エナル・イグレシアス

1981年スペイン生まれ)の作品


ただ、ひたすらに

眺めていたくなる特異性。

揺さぶられました。


そして、かつて使用したことのある、ロエベのこの香りを回想。

Aire LOEWE Allegro  EAU DE TOILETTE 

/ now smell this / 25 October 2013 

https://nstperfume.com/2013/10/25/loewe-aire-allegro-new-fragrance/

上質なレザーにもよく似合う、バランスのとれた優美な香りでした。日本では、かつて取り扱いのあった代理店ではもはや購入できないようですが。


2016年に発売されたこちらは

https://www.vogue.co.jp/beauty/news/2016-11/14/loewe

ブランドの公式サイトからも購入ができるようです。銀座の直営店で改めてその香りを確認してみたくなりました。


écrit par SAWAROMA