遅い金木犀の開花
先月からの
COMME des GARÇONS DOTを
纏い続けていた日々
いつしか私の匂いと一体化していた
多くの新作フレグランスに
会いに出かけた
それぞれが工夫が凝らされたもの
であることは理解でき
今という時代の空気を感じさせた
めぐり逢えたと
心に響いた3つのフレグランス
そして1つのキャンドル
《FANTASMAGORY》/ LOUIS VUITTON
(2025.10.16発売)
不思議な柔軟性と優雅さが軽やかに
吹き付けられたムエットから香る
光のように繊細なバニラの余韻
肌に纏えばあたたかく
《La Cérémonie de l’Encens 》
/ L’ARTISAN PARFUMEUR
(2025.7.1発売)
私が初めてフランキンセンスの
香りに出逢ったときの
忘れられない驚きを回想
静寂とともに光と闇とがゆらめく
《HORRY BERRY》
/ D’ORSAY
(2025.11.1発売)
神秘的な透明感の余韻が魅力
愛らしいはずのストロベリーが
カルダモンやホワイトウードとともに
麗しい佇まいへ
《MENTHE VERTE》(キャンドル)
/ DIPTYQUE
ミントの清々しさと柔らかな甘さが
優しい緑を想像させて
長く寛ぐ空間でくゆらせたくなる
ようやくめぐり逢えたキャンドル
「出逢う」と「会う」とは違う
前者は「めぐりあい」ともいえる
予期せぬ運命的なニュアンスをもつ
…écrit par 《SAWAROMA》
 
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