2019年1月8日火曜日

印象的な装いで試したい香り・TOTALLY WHITE / 126 by PARLE MOI DE PARFUM




白と言ってもいろいろな白があるが、この香りは透明な光のような純白を想像させる。昨秋、このブランドの創設者によるセミナーに参加したとき、三種のサンプルをいただいた。その一つがこの香りである。

トータリーホワイト オードパルファム/ パルル モア ドゥ パルファム

https://www.latelierdesparfums.jp/totally-white-126-edp-spray-100ml






Bien qu'il soit blanc, il en existe divers, mais ce parfum imagine un blanc pur comme une lumière transparente. L'automne dernier, en participant au séminaire du fondateur de cette marque, j'ai reçu trois échantillons. L'un d'eux est ce parfum.

TOTALLY WHITE / 126   /  PARLE MOI DE PARFUM

https://parlemoideparfum.com/boutique/totally-white-126/








ちょうどクリスマスの頃、あるパーティーで私は純白のブラウスを着ることにしていた。華やいだ衣装のゲストを引き立てる、明るい透明な光の一部になりたかったからである。雪の結晶あるいは花を思わせる刺繍装飾が袖と肩に施されたボウタイ付きのブラウス。この香りを試すにはぴったりであると思った。


Juste à Noël, je décidais de porter un chemisier blanc lors d'une soirée. Je voulais faire partie d'une lumière transparente, pour les autres invités qui mettaient ses costumes ornés.  C'est une blouse avec un nœud papillon avec une décoration de broderie qui lui rappelle les flocons de neige ou les fleurs sur les manches et les épaules. Je pensais que c'était parfait pour essayer ce parfum.



トータリーホワイト。この香りのおかげで白の新しい魅力を発見。透明感はどんな色をも明るくする。おかげで晴れやかな気分を体感。特別なときに印象的な使い方をするともう忘れない。春に向けて定番の一つに加えるかもしれない。


Grâce à ce parfum, j'ai trouvé un nouveau charme du blanc. Sa transparence éclaire n'importe quelle couleur autour de soi-même . J'ai pu ressentir un sentiment radieux. Je n'oublierai jamais quand je l'utilise de manière impressionnante à un moment privilégié. Cela peut être ajouté à l'un de mes parfums préférés pour le printemps.



関連情報/ Informations connexes

http://sawaroma.blogspot.com/2018/11/milky-musk-39-parle-moi-de-parfum.html


東京にて、sawaroma 

écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.



2019年1月6日日曜日

屋外も楽しめる美術館・Au Musée d'Art de Setagaya





晴れた日に世田谷美術館を訪れたら、屋外の彫刻作品を眺めるのが楽しいです。

Les œuvres de sculpture exposées à l'extérieur sont également attrayantes. Au Musée d'Art de Setagaya.

https://www.setagayaartmuseum.or.jp







現在開催中の展覧会。

https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00191






ブルーノ・ムナーリ。人間のさまざまな感覚に訴えかけるように作られた彼の表現は実に興味深く、時間を忘れて眺め入ってしまいました。特に、先入観に汚染されていない子供のような感覚を楽しみたい人には圧巻の展示です。ムナーリによる絵本の翻訳者として須賀敦子さんのお名前を発見して何故か胸騒ぎがしました。この方は英文学に端を発しパリで学んだものの結局イタリアに長く拠点を構えた人です。


アフリカ現代美術コレクションでは、大胆な造形やリアルな素材感からアフリカという地の風土と気候の中で生きる力強い人間の足跡を感じます。人はそれぞれ見え方が違うもの。遠くから、あるいは近くからも。とはいえ、自然の中で生きる者として普遍的に感じる確かな驚きはそこにありました。かつてどんなにフランスやイギリスが植民地化しても奪えなかった現地に根付いた人の感性の形。

https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00102





世田谷美術館は、豊かに伸びた樹々の生い茂る砧公園の中にあります。展示を眺めたあとはレストランやカフェテラスでくつろぐも良し、公園を散策するも良し。冒頭でご紹介の屋外展示を眺める楽しみもあります。お天気の良い日は田園都市線の用賀駅か小田急線千歳船橋駅から歩いても良いですが、両駅からのバスですぐ近くにまで行くこともできます。昨日は1月初旬とは思えない好天に恵まれたのでした。




東京にて、sawaroma 

écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.



2019年1月4日金曜日

真新しい香りのサシェ・LINEN BUDS /LOCHERBER MILANO





新年を迎えて、空間の香りも一新。

真新しいリネンの清潔感、

開き始めた花の密やかな香り。


À l’occasion du Nouvel An, l’arôme de mon boudoir se renouvelle.

Propreté du linge neuf,

Une tendre odeur de fleurs qui commençait à s'ouvrir.



これから少しずつ日が伸びて春に近づく時期に気分を高めてくれそうです。






センティッド・サシェ/リネンバズ/ロッケルベル

http://store.daido-corp.co.jp/shopdetail/000000002050/ct222/page1/recommend/


本国ミラノのイタリア語サイトではイメージ動画も見られます。

http://store.cosvalgroup.com/prodotto/locherber-sacchettino-profumato-fragranza-boccioli-di-lino/#



10~12月は柔らかくあたたかなエレガンスを感じさせてくれたこちら

http://sawaroma.blogspot.com/2018/11/azad-kashimerelocherber.html

を楽しんだパウダールーム。ほんとうに小さな空間なので この位のサイズのサシェで十分香りが優しく漂うことがわかりました。香り方が少し控えめになったこちらは寝室の枕元へ移動。パウダールームには今日から真新しいリネンバズのサシェを。


ロッケルベルのサシェでは香り成分を海塩に染み込ませてさらに布で包んでいます。とはいうものの、家具などに香りが付いてしまわないよう直接置かず、同系色の陶器にのせています。

これから春まで、この優しいライトブルーのサシェと朝を迎えます。



東京にて、sawaroma より。

écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.



2018年12月31日月曜日

花と共に 良い年を ・Bonne année avec des fleurs





良い新年となりますように。

豪徳寺駅近くのフラワーショップ、HANAZUKAN にて

今年出逢った花の写真を添えて。


Bonne année 2019 !

Ce sont des photo des fleurs que j'ai rencontrées en 2018 dans mon magasin de fleurs préféré.








私のインスタグラム sawaroma より

 #hanazukangoutokuji

を付けて投稿したHANAZUKANさんの花々です。

今のところこの#はsawaromaからの投稿のみですが。







ユニークな色・形に魅かれた花々。

ショップの方に一つひとつ名前を教わりました。

どんな花にも香りはあります。


花の美しさが多様であるように

人の美しさも多様であると思います。




東京にて、sawaroma 

écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.



2018年12月30日日曜日

ZAZ/エフェ・ミロワール ~心、重ねて~・Mon CD préféré en 2018





ZAZの最新アルバム『エフェ・ミロワール ~心、重ねて~』。

https://wmg.jp/zaz/discography/20025/

南米音楽、ポップス、サルサ、ロックなど、多様なジャンルをあわせもつ万華鏡のような音楽。深く語りかけてくる曲。ZAZの声は、さまざまな人々の感情をさまざまな音色で絶妙に表現している。


Le dernier album de ZAZ; 《EFFET MIROIR》.

C’est la musique comme kaléidoscope avec divers genres tels que musique sud-américaine, musique pop, salsa, rock, etc. Ces chansons m’ont parlé profondément.  La voix de ZAZ exprime les émotions de différentes personnes de manière exquise en divers sons.






全15曲の中で、とりわけ歌詞と独特のリズムで魅了されたのは5曲。

Parmi les 15 chansons en particulier, 

c’était 5 chansons que j'étais fasciné par les paroles et les rythmes distinctifs .




サビにスペイン語が響く 《QUÉ VENDRÁ》。

何が起きようと我が道を行く、周りに違う人生が流れることも受け入れながら。決意と受容を感じさせる。


「好き、好き」という意味の 《J’AIME J’AIME 》はありがちな恋愛の歌ではない。何が好きかと問われても簡単に即答はせず…軽くアンニュイな響きの中で「たまには孤独が好き 孤独を選ぶのは自分と対話するため」と。


《TOUTE MA VIE》 。誰のものでもない自分の人生を、猛スピードで自由に生きる宣言。

《POURQUOI TU JOUES FAUX》。感じることに正直で直球な問いかけ。妥協しない心。

《SAINT-VALENTIN》は主体的に自分自身が望むことを実行する、確かな手応えの賛歌。


聴く人それぞれが生きてきた時間に重なる想い、眠っていた希望を呼ぶメッセージの数々。ファーストアルバムで感じた新鮮な驚きが更新された。




関連情報/ Informations connexes


ZAZ PARIS・son troisième album

http://sawaroma.blogspot.com/2015/01/zaz-parisson-troisieme-album.html

ZAZ ・『モンマルトルからのラブレター』

http://sawaroma.blogspot.com/2012/03/zaz.html




東京にて、sawaroma より。

écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.


2018年12月28日金曜日

〜ばら色の京都 あま色の東京 『暮しの手帖』新編集長、大いにあわてる〜を読む





…雑誌には匂いがある。これに弱い。雰囲気という意味ではない、物理的な匂い。新しい紙やインクの立ち上がってくる香りです。本や雑誌を買うとついくんくん嗅いでしまいます。…( I  京都、そして暮しの手帖社へ ・「このかぐわしき」 p59末尾の文章より引用 )


ハイ、わかります。印刷物特有の匂いがあるのですね。それが出版社の選んだ紙質等々とあいまって絶妙に独特な香りとなるのです。私が小学生時代の1970年代後半に母が定期購読していた『暮しの手帖』や『きょうの料理』にはそれぞれ違った匂いがあり、以来あらゆる雑誌は紙の触り心地や匂いと共に私の記憶にありました。





〜ばら色の京都 あま色の東京  『暮しの手帖』新編集長、大いにあわてる〜

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84177-9


長いタイトルです。しかし、このひらがなと漢字の混じった一続きのフレーズが著者の心情を表現しているのですから、噛み締めるように何度か呟きながらこの本を数日かけて一読しました…ああ、だからひらがなの「ばら色」と「あま色」なのですね。



著者の澤田康彦さんは1946年創刊の『暮しの手帖』現編集長です。私の母校、上智大学外国語学部フランス語学科の先輩でもいらっしゃいます。つい二ヶ月半ほど前、上智大学でお会いしました。フランス語学科同窓会主催の年に一度の勉強会講師としていらしたのです。ご講演タイトルは、~『暮しの手帖』というタイムマシン~。


澤田さんのキレのよい淡々とした語り口が今も忘れられません。ユーモアたっぷりに、ご自身の歴史と『暮しの手帖』の歴史をタイムマシンに乗っているかのような旅人感覚で語ってくださいました。そのお話の中で、12月後半に新しいご著書が発刊されるとおっしゃっていたので楽しみにお待ちしていたのでした。



さて、この御本ですが、私は初めは真面目に最初から順に読みましたが、考えてみれば唐突に開いたどのページから読んでも楽しいのです。澤田さんご自身もそんなようなことを記されていました。なんといってもリズムにキレがあるテンポの良さ。まるで俳句か短歌のようです。


日本語の語感を五感で楽しむ、とはこういうことでしょうか。聴いたことのない人の声、美味しそうな料理のにおい、ぎゅっと握ったり抱きしめた手の感触… 言葉で喚起される遠い記憶。最初に読んで爆笑、当分忘れそうにないフレーズも多々。何度も読み直して楽しみたいです。



東京にて、sawaroma より。



2018年12月27日木曜日

自然への挑戦・《ORMAIE》〜A Line of All-Natural Perfumes





フレグランスの香りそのものは目に見えない。だが、嗅覚を使えない状況でその存在とイメージを伝えるには、その名前と外観が必要になる。人間が意図的に創作した香りであればなおのこと、そのイメージは必ず名前とヴィジュアルに反映されるのだから。


時々フレグランスの少量テスターを入手する。確かに香りそのものは嗅覚を中心とする五感で実感できる。しかし、その香りをフルボトルで入手したいかどうかの決め手は、モノとしてのボトルや名前への共感無くして成立しない。


先月この記事を見てずっと忘れられなかった。7種の名前がユニーク。特に『28°』と『TOÏ TOÏ TOÏ』。28度、夏の爽やかな日差しに映える香り? トイトイトイ?何かの祈りのおまじない? 前者はシトラスから始まるフローラル? 後者は神秘的なウッディ?





New French fragrance maison Ormaie references modernist design greats

Lifestyle / 28 Nov 2018 / Elly Parsons

https://www.wallpaper.com/lifestyle/ormaie-fragrance-launch



そして、ORMAIEの本国サイトで確認。誕生したばかりのブランドであり、しかも販売店舗を調べると、ニューヨークのバーニーズのみという。現代アートの価値に敏感なニューヨークに。まさにこれは現代アートそのもの。香りの構成も想像に近いもので一層興味深い。





本国ブランドサイト

https://ormaie.paris



なんと天然素材のみで作られているというフレグランス。創業者はタイに生まれフランスで育ち、ルイ・ヴィトンやジバンシィでのキャリアを持つ Baptise Bouygues と彼の母で 香り分野でのビジネスセンス豊かな Marie-Lise Jonak。2人が取材された英文記事も発見。





Brand to Know: A Line of All-Natural Perfumes, Made by a Mother and Son

/The New York Times Style Magazi / 14 NOV 2018

https://www.nytimes.com/2018/11/14/t-magazine/ormaie-natural-perfume-baptiste-bouygues-marie-lise-jonak.html




「天然素材だけでフレグランスを作るなんて無理よ」母は初めはそう言ったという。しかしだからこそのチャレンジなのだと息子は言う。天然香料の専門家を集め試行錯誤の末に生まれた7種。ビジュアル全般のクリエイティブディレクターは、ジャン=ポール グード

http://sawaroma.blogspot.com/2018/11/in-goude-we-trust-chanel-nexus-hall.html

にインスパイアされたというJade Lombard。こちらもチャレンジャーに違いない。



東京にて、sawaroma より。