2018年8月23日木曜日

紫のボトルの香りたち・2 flacons violettes




今日は処暑。乙女座の始まりの日。秋を感じる紫のボトル。

Une de mes couleurs préférées est le violet. 

2 flacons de couleur qui me rappelle l'automne.





ジャンヌ・ランバン クチュール オードパルファム(2012)

http://www.afpbb.com/articles/-/2872384?pid=8807211


紫のグログランリボンの神秘的なボトルに魅かれ、発売日に購入したことをおぼえています。

ラズベリーの甘く鮮烈なトップノートがヴァイオレットリーヴズの落ち着いた緑感、柔らかなマグノリアに包まれて次第にドライなシダーウッドに溶け合う印象。ハートノートからラストにかけての静謐なウッディ感が素敵で、この香り方で待ち合わせた人に会えるようまとう場所や時間帯を考えたものです。拡散性、持続性もあり、膝下にひと吹きでも十分優雅に漂っていました。現在は新しいヴァージョンに切り替えられているようです。


ブルガリ オムニア アメジスト(2006)

https://www.bulgari.com/ja-jp/products/95251-e.html


私を良く知る人からの海外みやげでいただいたオムニア。透き通った紫色のアメジスト。オムニアのカラーの中では選んだ人の感覚から私のイメージに近いものだったそうです。この色はまさに私が眺めて安らぐ色。香りのタイプもフローラル・ウッディ、私の好きなブルガリアンローズも蕾の香りがハートノートに。イリスとの組み合わせで上品なパウダリー感、そしてヘリオトロープがどことなくノスタルジックな淑女感を醸し出し、初秋の空気にもよく似合いますね。


紫という色から浮かぶのは成熟、静謐、深淵。

この秋も様々な紫を感じたいものです。



東京にて、sawaroma より。

écrit par SAWAROMA à Tokyo.


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