2019年11月11日月曜日

光にゆらめく香水瓶と椅子・ギャラリー田村ジョー「復刻・倉俣史朗 I 」展





浮遊感ただよう透明なボトル。

倉俣史朗氏が1990年、イッセイミヤケのためにデザインした香水瓶。1991年に限定30個、三保谷硝子さんでつくられたそうです。





この存在をゆっくりと堪能したくて、ギャラリー田村ジョー初日レセプションへ。5月の展示では初夏の光の中でしたが、晩秋の空気の中でも眺めたかったのです。


ギャラリー田村ジョー

「復刻・倉俣史朗 I 」展

at LIGHT BOX GALLERY

(港区南青山5-15-9

201911915

11()15(13:0019:00開催




ギャラリー田村ジョーとは、

田村昌紀氏(センプレデザイン会長)と、ジョースズキ氏(デザインプロデューサー/文筆家)によって運営されるデザインギャラリー。骨董通り近くのライトボックスが拠点。

https://www.facebook.com/ギャラリー田村ジョー-530214777401830/



今回は、倉俣史朗氏によりデザインされた三つの椅子が復刻され、展示されています。




How High the Moon(1986)

建築素材であるエキスパンド・メタルで構成された輪郭がそのまま構造となった、デザイン史の中でも重要な一瞬といただいた資料に書かれています。私にはまずメタルのきらめきが神々しく、遠目からそのシルエットを光の佇まいのように撮影したくなりました。


そのほかにも二つの椅子があります。会場に展示されている椅子の名前は全て、ジャズの名曲に由来するそうです。



多くの方々に香水瓶とともに、直接これらのリアルな立体感を実物にてご覧いただけたら、と思います。表参道から骨董通りに出て、右側の通り、セブンイレブンを右折直進、二つ目の曲がり角で左折、ライトボックスギャラリーにて。今週の金曜日15日19時まで開催。




倉俣史朗氏について

NPO法人建築思考プラットフォームPLATより

http://npo-plat.org/kuramata-shiro.html



…écrit par SAWAROMA


2019年11月10日日曜日

描き心地なめらかなアイメイクを加えたマナラメイク誕生・『マナラ ホットクレンジングゲル』のMANARAから




The Japanese cosmetics brand “MANARA”, which produced the hit product “MANARA HOT CLEANSING GEL”, release a makeup series that easy to use and give beautiful colors this November.






https://www.manara.jp


大ヒット商品『マナラ ホットクレンジングゲル』を生み出した日本の化粧品ブランド『マナラ』(株式会社ランクアップ) から、なめらかな描き心地のアイライナー、アイブロウも加えたメイクラインが新発売されます。東京、表参道での発表会(2019.11.8) を取材しました。




まずは、株式会社ランクアップ代表取締役社長、岩崎裕美子氏のご挨拶を拝聴。




かつてご自身が仕事の忙しさから肌のダメージを実感、「安心して使えてキレイになれる」理想のクレンジングを商品化することから会社を起こされたとのこと。そしてスキンケア商品開発で培った無添加の技術を最大限に活かし、さらに手軽にメイクでいっそう綺麗になれるよう「テクニックいらず、たるみレスのメイクアイテム」開発に着手、発売へと至った経緯をお話いただきました。



続いて製品開発部の田村彩子氏より、

メイクに関する調査に基づく3つのポイント、

「毛穴」

(目元のたるみと毛穴をカバーして表情をスッキリみせる)

「顔色」

(顔色をよくみせてフェイスラインが引き上がった印象に)

「目力」

(目力を自然にUPさせて目元をシャープな印象に)

に注目して開発されたマナラメイクアイテムの特徴、使い方とその効果をご自身のメイク実演動画も交えて解説いただきました。




会場でも製品開発部の方々が、メイクモデルをつとめデモンストレーションを。




各アイテムのラインナップと使い方については

こちらでも詳細を確認できます。

https://www.manara.jp/muc/9191101/#kaihatsu


メイクアイテムの中では、アイブロウ、アイライナー、マスカラは定番商品として通年で1114日より販売、その他は数量限定で販売とのこと。すでに『マナラ ホットクレンジングゲル』でその肌への優しさと効果を実感できていたこともあり、新製品のお話を聴いてもすぐに使ってみたいと感じられたのです。



まずは今回の新製品『イージーペンシルアイライナー』。目元の皮膚というのは身体の中でも最も薄くデリケートなので、特に年齢を重ねて乾きがちなそのまぶたにペンシル型のものではうまく描けないものも少なくありません。かと言って液体型も均等な細さで描き易いとは言い難く。程よい柔らかさ、馴染みやすさとにじみにくさはまさに理想でした。


『イージーアイブロウペンシル』は、とかく立体感のない線になりがちなペンシル型と描き方が難しいパウダー型のそれぞれの長所が活かされており、ナチュラルなふんわりラインを実現できます。さらに既存商品のマスカラ『カールMAX』はビューラー要らずの優れもの。細身のコームのカーブが絶妙で簡単に優しく睫毛をとかしながらカールできます。




以上3点のなめらかさの秘密は? 資料によると美容成分としてアルガニアスピノザ核油、ローズマリー葉エキス、シルクが配合されているとのこと。アルガニアスピノザ核油、いわゆるアルガンオイルをスキンケアに使用するようになってからメイクがのりやすくなったと実感していた私にも納得できる根拠の一つになりそうです。


さすがは肌に負担をかけないことが最重要のスキンケアアイテムであるクレンジングゲル開発から生まれたブランド。今回のプレゼンテーションでは、お仕着せのような目新しさではなく、年齢を重ねながら女性がリアルに感じ悩みながら求めたくなる理想への誠実な開発姿勢が印象的でした。これからも注目していきたいと思います。




…écrit par SAWAROMA







2019年11月9日土曜日

祝diptyque丸の内1周年・Nerholとのコラボアート展示〜新作ホリデーコレクション「ラッキーチャーム」も華やかな店内に





diptyque Marunouchi 

store 1st anniversary

New artwork by NERHOL





ディプティック 丸の内店のオープン1周年を祝し、展示された日本人アーティストデュオNerhol(ネルホル)とのコラボレーションアート作品。それは、新しい自分との出逢いを触発する、香り選びのための特別な風景を提示しているかのようにも見えました。






一昨日のパーティーでは、Nerhol(飯田竜太氏と田中義久氏)のお二人による作品への想いを拝聴。彼等の背後にあるのが、細やかなカットが施されて光が予測不能な方向に反射する鏡の重なり合いによる今回の新作です。個人の様々な表情を解き明かし、香りの多様性との出逢いを可能にするあらゆる感覚を表現するために創り出されたとのこと。


Nerhol の詳細はこちら

https://bijutsutecho.com/artists/399



さて、店内では、10月末に第一弾が発売されたディプティック 新作ホリデーコレクション「ラッキーチャーム」のディスプレイも華やかでした。

第二弾は1129日発売。





Bougie Flora Fortuna/Les Porte-Bonheur de Diptyque

ディプティック ホリデーコレクションの一つ、「フローラ フォルトゥーナ」は幸運“(赤)をモチーフにしたスパイシーブーケの香り。昨日の丸の内店オープン1周年パーティーでも素敵に香っていました。描かれた招き猫もチャーミング。詳しくはこちら


https://www.gpp-shop.com/shop/e/eC91031A0/?gclid=Cj0KCQiAno_uBRC1ARIsAB496IUu3EAyQDmoqlWE6CPhJ0MaVEUhXyHEna4D8e2aGpF7ZppHieYZSWYaAnl1EALw_wcB



昨日は立冬。温かな香りのキャンドルが嬉しい季節が近づいてきます。クリスマスに向けてとっておきのギフトを探しに、丸の内店へ再訪したくなりました。




…écrit par SAWAROMA





2019年11月6日水曜日

モノクロに映えるシャネルの衣装・『去年マリエンバートで』4Kデジタル・リマスター版




1961年公開の映画だが、まったく古さを感じない。モノクロならではの陰影、シルエット、コントラストの素晴らしさ。目と耳で感じることそのものを堪能できる作品ゆえに、今回4K最高精細でのデジタル完全修復が実現したことは嬉しい。10/25より、恵比寿ガーデンシネマにて公開中。

L'Année dernière à Marienbadversion numérique remasterisée 4K,  est sorti au Ebisu Garden Cinéma à partir du 10/25.


http://www.cetera.co.jp/marienbad4K/






観る人を非日常的な世界にいざない、見えないものを想像させる余地を十分に漂わす、エレガントかつミステリアスな傑作である。独特な音楽の響きと共に、忘れられない余韻が香る。



映画とは本来、自由に解釈を楽しむものだったと改めて思う。

誰なのか? 名前はわからない。ただ、そこには人がいて、動いている。

どこなのか? いつなのか? 全ては謎。

提示される場所、人、かわされる会話、表情。それらから読み取れることは?



『去年マリエンバートで』というからには、去年、という時間と現在とは違うということをほのめかす。映画の中のことは去年のことなのか、現在なのかは曖昧である。映されるシーン自体、誰かの記憶なのか、現実なのか、妄想なのかも明確ではない。



この詩的かつ謎めいた展開の中で、ひときわ素晴らしい眺めとなっているのが、主人公の女性が纏う複数のドレスである。これらはシャネルがデザインしたのだという。そしてこの服が抜群に似合う髪型、眼差し、立ち居振る舞いを追うだけでも楽しい。





Affiche visuelle lors de la première sortie en France de "L’Année Dernière à MARIENBAD".  J'ai reçu cet autocollant le premier jour de la sortie de la remasterisation numérique 4K aujourd'hui.

写真は1961年にフランスで初公開されたときのポスターヴィジュアル。4K デジタルリマスターでの公開初日にてこのヴィジュアルが印刷されたステッカーをいただいた。



こちらの記事では、1964年日本公開当時のポスター写真も見られる。

https://cahiersdemode.com/delphine_seyrig1_last_year_at_marienbad1/#_




écrit par SAWAROMA





2019年11月3日日曜日

無から始まる可能性・気配を香らせる《MODE ZERO》/YOHJI YAMAMOTO DNA COLLECTION





ゼロ。無であり、始まりでもある。この地点から右に進もうが左に進もうが自由。迷えばここに戻ればよい。ゼロに立てば、いつでも新しい自分への出会いのためにリセットできる。久しぶりにそんなことを考えさせてくれた香りに出会った。




ヨウジヤマモト ディーエヌエー コレクション

MODE ZERO モードゼロ オードパルファム

2019,7,10 発売

https://www.wwdjapan.com/articles/897820

https://3473a.jp/article/3209



爽やかとか甘いとか。スパイシーだとかフローラルだとか。そんな具体的な形容はこの香りには似合わない。生きた人肌に纏われてはじめてその人の気配を漂わせるやわらかさ、なめらかさ。自由な解釈を許す寛大な抽象性。


YOHJI と黒で記された細い円柱形のボトル。その文字の裏側には、この香りのメッセージが記されている。《BE YOURSELF . YOU’RE OKAY 





プレスリリースに記された文章は以下の通り。


MODE ZERO



何も証明する必要はない。

あなたは何者にもなり得る。

つけ加えるものなど何もない。



トランスペアラント

ジャスミンアコード

シダーウッドアコード

アンブロフィクス

ムスク




確かに。透明な幻影が見えたかと思うと、時おり優雅なきらめきを感じ、いつしか自分の体温と溶け合う。静かでありながら 確かな存在感を意識する。



…écrit par SAWAROMA





2019年10月30日水曜日

蘭と薔薇と果実たち…Merci pour la plante!





今月私の目を楽しませてくれた花、果実。

Des fleurs et des fruits qui ont ravi mon cœur ce mois-ci.






モカラチャクワンオレンジ(une sorte d’orchidée





洋梨と柿(poire et kaki)







プラヴィータ!(une sorte de rose





薔薇の実(fruit de la rose)



このあたたかな色彩の植物たちのおかげで、日々の疲れも軽くなりました。感謝。

Ma fatigue quotidienne a réduite grâce aux plantes aux couleurs chaudes.

Merci beaucoup !




écrit par SAWAROMA



2019年10月29日火曜日

濃密な潤いと優雅な香りで冬のスキンケア・MAISON LEXIA L’ORACLE Clarifying Toner / Capsule





もうすぐ11月。乾いた風をひんやりと感じる季節になりました。いつも外気にさらされている顔面の皮膚も冷えています。


Soin de la peau d’hiver 

à la riche humidité et au parfum élégant.


ついこの間よりも潤いが少し足りなくなったようなと感じていた矢先、出会ったのがこちら。落ち着いた深緑に優雅な曲線が描かれたボトル。




香りはレギュラーのオラクル化粧水とほぼ同じくローズを基調とした優雅なみずみずしさですが、手に触れたときの柔らかさ、皮膚への浸透感に確かな違いを感じました。その秘密はブランドのこちらのページに詳しく説明されています。


メゾンレクシア オラクル 

2019年 秋冬限定化粧水

クラリファイング トナー カプセル 150mL

1016日発売

https://www.loracle.jp/ctc/



私は、特に秋から冬にかけては、日々微妙に異なる皮膚の状態に数種類のスキンケアで対応しています。今のところ、この秋冬限定トナーを美容液の前後二回、ダブル使いすることで心地よい状態を保てており、数時間経ってもかさつくことは無いようです。


今はおもにゆっくりとスキンケアに時間が取れる週末にたっぷりと愛用中。読書しながら手元において時々香りを楽しみながら手のひらになじませたり。この深緑のボトルも眺めのよい風景の一部になっています。




…écrit par SAWAROMA