2025年4月4日金曜日

記憶にとどめたいアート・2025年春




季節ごとに最も印象的だったアートシーンの

記録を綴っていこうと思い立つ。


この春は

川崎市岡本太郎美術館での

岡本太郎現代芸術賞展(第28回岡本太郎現代芸術受賞者24名の作品が展示)

に於いて特別賞を受賞された

井下紗希さんの「森を歩くこと。」




きっと忘れることはないだろうと予感しつつも

たびたび積極的に思い起こしたいと強く願う。




井下さんが植物に自身の内面を投影した絵を描き続け、それらを取り巻く環境からも独自の世界観を紡ぎあげながら、秘めやかで多面的な生命力に満ちた「森」をつくっている。




秘められていた生き物の息遣いや囁きが

香るように伝わり、いつまでも眺めて

いたい気分にさせられる。










…écrit par 《SAWAROMA》