2026年3月31日火曜日

内なる輝きを喚起するバニラの魅力・CARON の新作香水『ATMAH』





静かな存在感の中に

しなやかな力強さや

自由な躍動の輝き…


『ATMAH』の香りに

私が感じた第一印象には

既知のバニラの面影はない


稀少で魅力的な香料名

たとえばローズやバニラを

ネーミングに掲げる

フレグランスは多いが

今回の新作には香料名はない


ネーミングとは謎の始まり

「一体どんな香りだろう」

と期待をくすぐるものは

先ずそれだけでも魅力的


ATMAHという

サンスクリット語に

インスパイアされたこの言葉は

生命の息吹や

肉体の束縛から解放された

自由な魂を意味するという



2026年3月6日発売

CARON 『ATMAH 』

キャロン アトマ オードパルファン


https://forte-tyo.co.jp/shopping/product/atmah/


確かに

これまで刷り込まれてきた

グルマンな甘さという

イメージから解き放たれている




『香りの起源を求めて 

香水を支える植物18の物語』

ドミニーク・ローク 著

門脇 仁 訳


https://tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1685-3.html



バニラの章を読んでわかったこと

遥か昔16世紀の頃

アステカ人が歓喜し求めた

バニラの魅力は

ココアや唐辛子の苦みを

和らげたり整えたこと


そのような

バニラの本質的な威力が

今回の新作に洗練された輝きを

もたらしているように思える




こぼれるように薫るのは優雅

左脚と右脚の

異なる場所に少しずつまとう

静かに歩きながら

一人の時間を楽しむときも

誰かと一緒にいるときも





…écrit par 《SAWAROMA》




2026年2月28日土曜日

密やかな開花の香りのように・LA TULIPE / BYREDO




もうすぐ立春という頃に

久しぶりに花を咲かせたシクラメン

思わず香りを聴いてみる

艶やかな透明感が

深淵な密度で立ち現れる


2月最初の日に

蕾をつけたフリージアを飾る

少しずつ花が開くたび

軽やかに繊細に

なめらかな香りがこぼれてくる


咲き始めの

艶やかな花のような

密やかさとピュアな命の囁きをもつ

愛らしく気品に満ちた香りに出逢う




LA TULIPE / BYREDO

https://www.byredo.com/ja_jp/p/la-tulipe-eau-de-parfum





命を始めたばかりの

フレッシュな清潔感と

みずみずしいライトグリーン

そして静かにきらめく愛らしさ


この香りと

多くの時間を過ごした2月

これからも





…écrit par 《SAWAROMA》





2026年1月25日日曜日

小旅行に携帯した香りと白い香水瓶



1月初旬に雪の富山を訪問

携帯したフレグランスは2種

みずみずしさが鮮やかな

LAZULIO

柔らかなぬくもりが軽やかな

FANTASMAGORY


ディスカバリーサイズとはいえ

視覚に響く色も形も

聴覚を刺激するネーミングも

丁寧に表現されているのが素敵


以前の旅に携帯した

L‘EAU D’ISSEY INTENSE

とともに3種撮影

いずれも2025年デビューの香り




上記はお試し用の非売品

もう少し長く楽しみたいときには

購入可能な7.5~15mLガラスボトル



柔らかな感覚で居たいときに

携帯する3種

FLEUR DE PEAU

L’odeur Yohji Yamamoto 77-03

KÔYU NEW MOON



雪の富山から帰宅し

白い香水瓶を並べてみる



緻密な粒子を想起させるムスク(右上)

フレッシュなスパイシーフローラル(右下)

柔らかなフローラルアンバー(左中央)


アメリカのパントン社選出による

2026年Pantone Color of the Yearは

「新鮮な空気を吸い込むような、

安らぎを感じさせる高貴な白」とのこと

清々しい2026年となりますように





…écrit par 《SAWAROMA》






2025年12月16日火曜日

記憶にとどめたい化粧品・2025年冬/凛・爽・静のシーンで使い分けるハンドケア




オールシーズン必要なハンドケア

さまざまなものに触れることもあり

無香かつ頼もしいドイツ製クリームを

定番としてきた


しかしながら冬はことのほか過酷

何かに触れたり濡れたりはもちろん

何もしなくても冷えて乾いていく


この冬は新たに

繊細な香りと

抜群のテクスチャーの2種を加え

それぞれにふさわしいシーンで愛用



まずは 

「FAS THE DRAPE SERIES 」

HAND CREAM (HATSUNONEの香り)

今年10月に発売されたばかり



ラヴェンダーとウッド系の

凛とした囁きのような香り

柔らかなテクスチャー

就寝前の使用で癒される



もう一種は

GEL NETTOYANT 

SANS RINÇAGE Pour les Mains 

/DIPTYQUE

(リンスフリー 

ハンドウォッシュジェル)



チョークを使ったり

紙類を多く触ったり

そんな講義の仕事を終えて

片付けのフィニッシュに

このジェルで手をリフレッシュ


フローラルフルーティーの

上品な香りとともに

爽やかさに満たされ

瞬時に皮膚に馴染む心地よさ

外出時には必携





いつものハーバシンの

静かな香りとともに

この冬は3種のハンドケアを

続けたい





…écrit par 《SAWAROMA》