2016年初秋、 旅をテーマに7種類の香りをリリースしたルイ・ヴィトン。その対象は主に女性だったようですが 2018年初夏、自由な心で冒険の旅を謳歌する男性のために新たな5種類の香りが発売されました。早速銀座松屋ルイヴィトンにて 試香紙にスプレーいただき、約1日の香り方をチェックしてみます。
« L'Immensité »(広大さ)・ « Nouveau Monde »(新世界)・« Orage »(雷雨)
« Sur la route »(道の上で)・« Au hasard »(無作為に)
LES PARFUMS POUR HOMME LOUIS VUITTON (日本語サイト)
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/stories/les-parfums-homme-louis-vuitton#
発売前、公式サイトの情報から特に好奇心を寄せていたのは
カカオとウードの組合せがユニークな « Nouveau Monde »(新世界)。
その名とは対照的にパチュリとイリスで静謐感を想像させる« Orage »(雷雨)。
そして« Au hasard »(無作為に)。無作為、すなわち意図しない偶然の出逢いのごとく想像を超えたバランスが素材の新しい多面性を感じさせてくれるのではないかという期待。
さて、実際の香りの印象です。
« L'Immensité »(広大さ)は、モダンメンズフレグランスの骨格の上に洗練された爽快感をまとっています。広々とした視界をイメージできました。
« Sur la route »(道の上で)は、フレッシュな柑橘の第一印象が、風を切って動きたくなる衝動を刺激。グリーンリーフ、木々の息遣いが遠くから追いかけてくるようです。
« Nouveau Monde »(新世界)。やはりユニーク。奥行きのあるウードの響きに、これまでにない高揚感が軽やかに溶け合っていました。
« Orage »(雷雨)。静謐な中に 何か新しい輝きがまたたいているような存在感。パチュリとイリスをここまで繊細な香りに紡いだ技術に驚きを感じます。
« Au hasard »(無作為に)。感じたことのないサンダルウッドの多面性が見えました。神秘的でしなやかで。ひとつひとつの素材感も、ジェンダーすらも超越した魅力。
全体的に 自由な心に寄り添う軽やかさが感じられます。香りそのものの存在感が濃厚であるというよりも、それぞれの香りに呼応する人の肉体と融合することで新しいインパクトを生むような。
夏に向けて、チャレンジの旅を続けたい人へ。
参考情報/Informations de référence
新たな感覚との出会い・APOGÉE/ LES PARFUMS LOUIS VUITTON
2016.10.15 sawaroma
http://sawaroma.blogspot.com/2016/10/apogee-les-parfums-louis-vuitton.html
Louis Vuitton launches its first men’s fragrance range, bottled by Marc Newson
LIFESTYLE /30 MAY 2018 / BY CHRISTOPHER STOCKS, Wallpaper
https://www.wallpaper.com/lifestyle/louis-vuitton-les-parfums-fragrance-launch-for-men-2018
東京にて、sawaroma より。
0 件のコメント:
コメントを投稿