浮遊感ただよう透明なボトル。
倉俣史朗氏が1990年、イッセイミヤケのためにデザインした香水瓶。1991年に限定30個、三保谷硝子さんでつくられたそうです。
この存在をゆっくりと堪能したくて、ギャラリー田村ジョー初日レセプションへ。5月の展示では初夏の光の中でしたが、晩秋の空気の中でも眺めたかったのです。
ギャラリー田村ジョー
「復刻・倉俣史朗 I 」展
at LIGHT BOX GALLERY
(港区南青山5-15-9)
2019年11月9〜15日
11日(月)~15日(金) は13:00~19:00開催
ギャラリー田村ジョーとは、
田村昌紀氏(センプレデザイン会長)と、ジョースズキ氏(デザインプロデューサー/文筆家)によって運営されるデザインギャラリー。骨董通り近くのライトボックスが拠点。
https://www.facebook.com/ギャラリー田村ジョー-530214777401830/
今回は、倉俣史朗氏によりデザインされた三つの椅子が復刻され、展示されています。
「How High the Moon」(1986)
建築素材であるエキスパンド・メタルで構成された輪郭がそのまま構造となった、デザイン史の中でも重要な一瞬…といただいた資料に書かれています。私にはまずメタルのきらめきが神々しく、遠目からそのシルエットを光の佇まいのように撮影したくなりました。
そのほかにも二つの椅子があります。会場に展示されている椅子の名前は全て、ジャズの名曲に由来するそうです。
多くの方々に香水瓶とともに、直接これらのリアルな立体感を実物にてご覧いただけたら、と思います。表参道から骨董通りに出て、右側の通り、セブンイレブンを右折直進、二つ目の曲がり角で左折、ライトボックスギャラリーにて。今週の金曜日15日19時まで開催。
倉俣史朗氏について
NPO法人建築思考プラットフォームPLATより
http://npo-plat.org/kuramata-shiro.html
…écrit par 《SAWAROMA》
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