イタリア映画祭2017。
全タイトルを読み、1作品を選択。
『いつだってやめられるー
マスタークラス』。
期待通りの面白さ。主役エドアルド・レオ氏への質疑応答も聴き、続編を想像。さらに面白くなりそうです。
Festival du film Italien 2017.
En lisant toutes les titres, j’ai choisi un film pour moi cette année,
《Smetto quand voglio - Masterclass》, en français 《J'arrête quand je veux -》.
C'était très intéressant comme je m’y attendais. En écoutant la question et réponse à le protagoniste Edoardo Leo , j'ai imaginé la suite à ce film. Ça sera plus intéressant.
「いつだってやめられる。」それは、タバコやお酒など、ついついやめられないものに対して、口ではそう言うものの実際はやめられなくなりがちなことへの複雑な思いを示すそうです。始めたきっかけには理由があり、やめられない理由もあるのでしょう。イタリアに限らず現代が抱える深刻な問題をあえてコメディタッチにテンポ良く描いています。滑稽なまでに熱い登場人物たちは、どちらかというと世の中では堅物扱いされてきた大学教授や研究者たち。専門分野が違うだけに彼らのコミュニケーションに絶妙なズレが生まれるのも笑いを誘います。必死な彼らは時に熱く、対象的に女性が冷徹に描かれているのもどことなくイタリアを感じさせます。昨日の『いつだってやめられるーマスタークラス』。上映会場は満席。一作目からのファンも多いのでしょう。イタリアでも異例の大ヒットだったとか。東京では5月6日にもう一度上映予定。ぜひ多くの方に観ていただきたい作品です。
映画祭ではできるものならば全作品を鑑賞したいのですがそうは時間も許されず、その時の気分からタイトルに魅かれたものを選んで観ています。
昨年2016年は、最も抽象的なイメージを感じた『失われた美 /原題 : Bella e perduta』を鑑賞。
印象的な映像は絵画のように今も記憶に刻まれています。
イタリア映画祭2016 作品情報
東京にて、sawaroma より。
…écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.
0 件のコメント:
コメントを投稿