19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて―〈練馬区独立70周年記念展〉
2017.04.16~ 2017.06.04
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201702111486797027
《Le Voyage dans le Temps du XIX siècle ~A la recherche des rues perdues~》au Musée de l'art de Nerima, du 16 avril au 4 juin.
この展覧会により、19世紀のパリの歴史を想像することができます。
約300の展示物は第二帝政下のパリ大改造前後のもの。絵画、衣装など。
展示物の多くは、フランス文学研究者の鹿島茂氏による所蔵物です。
Grâce à cette exposition,
nous pouvons imaginer l’histoire de Paris en 19 siècle.
Environ 300 œuvres avant et après les transformations de Paris sous le Second Empire sont exposées.
Les peintures, les costumes, etc.
De nombreux objets sont dans les collections du chercheur de littérature française , Monsieur Shigeru Kashima.
Une carte postale
《LE GRAND JEU DE BÉBÉ JUMEAU》
『19世紀パリ時間旅行』展示作品で印象的だったものの一つ。
1889年ジュモー社によりフランス万国博覧会(エッフェル塔新築)記念に
製作されたポスター(双子少女のエッフェル塔登りゲーム)。
一階と二階の3フロアに渡り、かなり見応えがあります。時間があれば一日かけてじっくり鑑賞したい内容。5月16日に一部展示物の入れ替えもあるそうですし、時間が許せば再訪したいと感じました。
観る人の専門性と関心によって様々な時間旅行ができるでしょう。
大改造前のパリを舞台に描かれた文学作品もこの展示のおかげでよりリアルに想像できるのではないでしょうか。近代化がもたらしたものは何だったか、21世紀に生きる人間に深い熟考を導きます。今の状態が当たり前のことではなく、かつては革新的チャレンジであったことの結果であることを思い知るためにも、歴史を振り返ることは重要です。
私の個人的所感。そもそもフランス語を学ぼうとしたモチベーションは、フランス史、特に1789年の革命以降の激しい変遷への興味だったことを改めて回想。言語の果たした役割の大きさを想像しています。
東京にて、sawaroma より。
…écrit par 《SAWAROMA 》à Tokyo.
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