2020年1月10日金曜日

ミモザの香りで2月を待つ・MIMOSA /diptyque





新しい場所のためにこの香りを選びました。

来月が待ち遠しいです。

J'ai choisi ce parfum pour un nouvel endroit. 

 J'ai hâte au mois prochain.





約ひと月後に転居することが決まりました。23年間暮らした地点よりもやや南西の方向、静かな小高い場所へ。



新しい空間のためのルームフレグランスとして、春一番とばかりに幸先よく開花する南フランスの花、ミモザが思い浮かびました。



ふんわりと安らぐ香りです。遠くからミモザが満開のような幸福感が漂ってきます。陽だまりの中の干し草のような、蜂蜜のような優しい甘さは、厳しい冬を乗り越えた心に染み入りそうです。



春先だけではなく。いつでも、小高い場所からのんびりと外を眺めて空想するのにぴったりな空気感を醸し出してくれそうです。



https://www.diptyqueparis.com/fr_fr/p/vaporisateur-d-interieur-mimosa.html


上記のディプティック 本国サイトでは、この香りを次のように紹介しています。


遠くに海を見渡す丘の上で、干し草とハチミツの匂いを放つミモザ。




…écrit par SAWAROMA



2020年1月6日月曜日

装う心新たに・KIMONO KAZE Eau de Parfum / Miya Shinma





新年の最初の数日間、私はこのフレグランスの清々しい香りを纏いました。松の葉と緑茶のきらめくような緑感。ジャスミンや乳香の荘厳な明るさから、なめらかなベチバーの静けさへ。


Pendant les premiers jours de la nouvelle année, je portais ce parfum frais.  Le vert étincelant de l'Aiguille de pin et la feuille de thé vert.  De l'éclat majestueux du jasmin et l’olibanum à la tranquillité du Vétiver doux.





こちらの記事

http://sawaroma.blogspot.com/2019/10/kimono-kaze-eau-de-parfum-miya-shinma.html?m=0

にも記しましたが、この香りは呼吸を深くさせ、周囲の空気を敏感に感じさせるのです。そして優雅な動作へと導いてくれます。日本では今月、着物を着る人も多いことでしょう。この香りによって、装いに対して新鮮な気持ちを持てるのではないでしょうか。パリ在住、日本人パフューマーである新間美也さんの新作です。


Comme décrit dans mon article ci-dessus, ce parfum semble approfondir la respiration de la personne qui le ressent et la faire sensible à l'air environnant .  Et cela conduit aux mouvements  élégants.  Beaucoup de personnes au Japon porteront des kimonos ce mois-ci.  Ce parfum peut leurs donner une sensation fraîche pour la tenue.  C’est une nouvelle œuvre d'une parfumeuse japonaise vivant à Paris, Miya Shinma.

https://ja.miyashinma.fr/pages/nouveau-parfum-kimono-kaze



参考情報

https://www.forte-tyo.co.jp/shopping/miyashinma/2768/



…écrit par SAWAROMA




2020年1月4日土曜日

薔薇「ケンジントンガーデン!」/ Kensington Gardens!(rose)のユニークな外観とデリケートな香り





2020年初めの数日を、このユニークな薔薇「ケンジントンガーデン!」と共に過ごしています。オレンジのようなピンクの明るさ。カップ咲き?ダリアのような多重構造。何と中央に緑の芽のような草のようなものがあります! こんなにも驚くべき外観を持ちながら、その香りは繊細です。柔らかく優美な薔薇そのものです。


Pour les premiers jours de 2020, je suis avec cette rose unique, "Kensington Gardens!"  La luminosité de rose comme l'orange.  Tasse en fleurs?  Structure multiple comme le dahlia.  Quelle chose ressemblant à de l'herbe comme une pousse verte au centre!  Tout en ayant une apparence si étonnante ... le parfum est délicat.  C'est une rose douce et élégante elle-même.








この新品種は、2019年にオランダの育種会社から発売されたようです。切り花を購入して5日目。ユニークなこの薔薇がこの先どんな咲き方を見せてくれるのか楽しみにしています。


ll semble que cette nouvelle race eût être lancé par une société d'élevage néerlandaise en 2019.  5ème jour après l'achat de fleurs coupées.  J'ai hâte de voir comment cette rose unique fleurira à l'avenir.







…écrit par SAWAROMA





2019年12月30日月曜日

本物のカカオの香りとCaffarel に出逢う・ J’ai rencontré l’arôme du cacao et 《Caffarel》





素敵なカカオの香り!上質なチョコレート。

イタリア・トリノで1865年創業、カファレル。




Quel merveilleux parfum de cacao!

Ce chocolat est d’excellent qualité.


Caffarel

http://www.caffarel.com/en




先日Anti dote のこのカカオ100%チョコレートバーを堪能したばかり。だからカカオの本物のアロマを知ることができたのかもしれません。




Je viens de goûter cette barre de chocolat 100% cacao par Anti dote l'autre jour , donc je pourrais savoir le vrai arôme de cacao .



カカオ100%は甘くはないのでお菓子というよりも赤ワインのお供に。赤ワインの芳醇さを見事に引き立てます。そんな出会いの直後にカファレルに出会えたのは幸運でした。


カファレル。日本では実店舗は神戸北野本店と東京駅グランスタのみのようです。カカオとジャンドゥーヤのハーモニーを味わいたいならばまずこちら。2020年はこのカカオアロマをゆっくりと楽しみたいと思います。




…écrit par SAWAROMA



2019年12月27日金曜日

今年の8冊・8 livres mémorables en 2019





季刊誌 " PARFUM " http://parfum-specialist.comでは毎号"BOOKS"ページにて、数冊の新刊が紹介されています。今年私は毎号2冊分を執筆いたしました。合計8冊を改めてご紹介します


Le magazine trimestriel « PARFUM » introduit des nouveaux livres dans chaque numéro de page « BOOKS ». Cette année, dans cette revue, j'ai écrit sur 2 livres chaque numéro. 

Je présente ces 8 livres à nouveau ci-dessous.



1. 信子のつつみ紙コレクション

著者   信子

発行 株式会社玄光社




「素敵な紙は、美味しいもの、きれいなもの、お

しゃれな場所、そして魅力的な人々と必ずセット

になっている」とは、著者のお言葉。まさしく

香水も然り。魅力的なボトルやパッケージなどの

ビジュアルは香りと共に深く記憶に残る。


http://sawaroma.blogspot.com/2019/02/en-regardant-1046-belles-sortes-de.html




2.オイディプスの刃

著者 赤江 瀑/発行 河出書房新社

3. 匂いと香りの文学誌

著者 真銅 正宏/発行 株式会社春陽堂書店






香りが重要な役割を果たす、近代以降の日本文学作品の一つとして『匂いと香りの文学誌』で紹介された1974年角川小説受賞作品の『オイディプスの刃』。今秋、その新装刊が発刊された。改めて、香りとミステリーを愛好する人にすすめたい。日本刀に魅せられた男性とラベンダーの香りを愛する調香師の女性。かれらを両親とする三人の息子がいた。下関、京都、東京、南フランスのグラースを舞台に紡がれる物語。


http://sawaroma.blogspot.com/2019/10/40.html?m=0




4.猫たち

著者 フロランス・ビュルガ

訳者 西山 雄二、 松葉 

発行 法政大学出版局




原題の直訳は『見知らぬ者と生きる  猫に関する

哲学的断片』。目次に「共同生活」「儀式的なもの」「コミュニケーション」「友愛」「愛」「残酷さ」といった、人間対猫のみならず人間対人間においても重要なテーマが並んでいる。


http://sawaroma.blogspot.com/2019/08/blog-post.html?m=0




5.ミツバチと花の迷宮 ミツバチの目線でめぐる世界の蜜源植物  迷路とぬりえ

著者 きの とりこ/監修 佐々木 正己

発行 株式会社 評論社




著者は、花の中でさまようような感覚体験を絵本で提供したいと考えて案内役にミツバチを選んだとのこと。この小さな生物は世界中の植物の受粉に欠かせない、まさに人間にとっても非常に大切な存在なのだ。


http://sawaroma.blogspot.com/2019/03/honeybees-labyri-this-of-flowers.html?m=0




6. ばら色の京都 あま色の東京  『暮しの手帖』新編集長、大いにあわてる

著者 澤田 康彦

発行 株式会社PHP研究所




京都のご家族とのばら色の時間、東京で単身赴任

中のあま色の時間。著者の澤田さんは『暮しの手帖』現編集長。50代で一度会社を辞めた育児主夫から大きな転機に直面する著者の日々が、ユーモラスに温かなリズムで綴られている。


http://sawaroma.blogspot.com/2018/12/blog-post_28.html?m=0




7. パリっ子の食卓 フランスのふつうの家庭料理   

のレシピノート

著者/  佐藤 

発行  株式会社 河出書房新社




パリの日本語新聞『オヴニー』大人気連載のエッセイ・レシピ集として 1995年に刊行された『パリっ子の食卓四季の味90皿』の2013年新装新版が今年文庫本にて新登場。イラストとエッセイを読みながら料理を楽しく想像してしまう。


http://sawaroma.blogspot.com/2019/08/blog-post_9.html?m=0




8.思想家たちの100の名言

著者 ロランス・ドヴィレール

訳者 久保田 剛史

発行 株式会社 白水社

https://www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b440968.html




「文体は人間そのものである」(Le style est l’homme même)とフランスの博物学者の言葉が引用された、訳者による前書きから始まる。唐突に開いたページに記された短い一文について、色々と考えるだけでも楽しい。



…écrit par SAWAROMA




2019年12月26日木曜日

香りの専門誌『PARFUM』No.192(冬号)発刊





香りの専門誌『PARFUM(No.192)冬号発刊です。

La dernière édition dePARFUM(Numéro 192).








1222(日曜日)午後開催の『ラコゼットパフュ

メ』http://lacausetteparfumee.com/ では、こちらの最新刊冬号をテーマに平田編集長と私がお話しながら様々なフレグランスをご紹介いたしました。

À "La Causette Pafumée"  le 22 décembre 2019 (dimanche)après-midi ,  nous avons présenté divers parfums en discutant avec le rédactrice en chef Hirata et moi-même sur le thème du nouveau numéro.




冒頭に地引由美さまより、

資生堂 令和元年記念 香水・白粉(12/1発売)

が紹介されました。


続いて、6種類の香りが以下の順に紹介されました。先ずは香水名やブランド名を伏せてのブラインド鑑賞を行った上で、平田編集長の解説を聴くという形式です。


1. ミキモト オード パルファム  

(2020年1月25日発売)

2. ゲラン シャリマー スフル ドランジェ

(12/1発売)

3. ツィリー ドゥ エルメス オー ポワヴレ

(8/30発売)

4. ラリック アンクルノワール エクストレーム

(11/15発売)

5. エラケイ オカバンゴの水面

(2020年2月19日発売)

6. エルメティカ ソース1

(10/20発売)






1972年創刊『PARFUM』は香粧品文化の情報誌。編集長は、香水評論家の平田幸子氏。私も編集メンバーの一人です。174号からは電子本も発行。

C'est le magazine d'information sur le culture des produits parfumés,sa première publication en 1972. La rédactrice en chef est Madame Sachiko HIRATA qui est critique de parfum.Moi,je suis une des rédacteurs de ce magazine. À partir de N°174,son E-book a été publié aussi.



香りの専門誌『PARFUM』は定期(1年毎)講読制の季刊誌です。全国の読者に年4回お届けしています。詳しくはこちらをご覧ください。

http://parfum-specialist.com/regular/




追記:


1222日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第30回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-30.html


106日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第27回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25-2.html


623日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第25回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25.html


324日開催『La causette parfumée  コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』(通称ラコゼ)第22回の様子はこちらです。

http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-22.html




…écrit par SAWAROMA






2019年12月23日月曜日

ラ・ポ・ヌ(LA PEAU NUE) の感触・セリーヌ オート パフューマリー コレクション(CELINE HAUTE PARFUMERIE COLLECTION)より





透明感のある、柔らかな素肌の温もりを繊細に伝える香り... マダムJがパリで入手された新しい香水を見せてくださいました。


Un parfum qui transmet délicatement la chaleur de la peau nue douce avec un sentiment de transparence ...

Madame J m'a montré un nouveau parfum obtenu à Paris.









LA PEAU NUE EAU DE PARFUM 

CELINE  HAUTE PARFUMERIE COLLECTION

https://www.celine.com/ja-jp/celine-haute-parfumerie/haute-parfumerie-collection/la-peau-nue-eau-de-parfum-100ml-6PC1H0305.37TT.html



端正なボトルに揺らめく黄金の液体。


ラ・ポ・ヌ(LA PEAU NUE) 。「素肌」。

この名前に、原点回帰を感じます。


原点、と言っても紀元前や古代ではないのです。人が人の香りをアーティフィシャルなフレグランスとして表現し始めた時代、先導を切ったのはフランスでしたがまさにその頃のフランスが発信していたエレガンスへ。


ただし香りの伝わり方が非常に柔らかくデリケートなのはまさに今、ならではなのです。


セリーヌ、というフランスのブランドが、新たなクリエイティブディレクターのエディ・スリマンにより生まれ変わると共に、装い新たなフレグランスラインで訴求したいことの片鱗が感じられました。


セリーヌの新作フレグランスが19年秋より登場、エディ・スリマンが手掛ける11の香り/FASHION PRESS

https://www.fashion-press.net/news/52863


この記事を読んでから、日本では具体的にいつ発売されるのかを静観していました。11月ごろからセリーヌ表参道店で販売が始まったようですが、積極的な告知はされていないようでした。広いブティックを表通りから眺めてもフレグランスのカウンターは見えず、なんとなく入りそびれていたのでした。


そんな11月初旬のこと。

フレグランススペシャリストの

地引由美さま https://www.styleetparfum.com がパリ訪問の予定があるとうかがい、セリーヌの新作フレグランスのお話をしたのです。パリのセリーヌ香水専門店でゆっくりご覧になる時間があればと思っていたら、帰国間際に立ち寄る時間を得られたそうです。


きっと地引さまのブログでも近いうちにパリのセリーヌ香水専門店でのレポートが記されるのではないかと期待しています。




…écrit par SAWAROMA