エルメスから新たなフレグランス。その名は
H24 EAU DE TOILETTE / HERMÈS 。
クラリセージ、水仙、ローズウッドなどの
ハーモニーから生まれた新時代の香り。
Un parfum d'une nouvelle ère né de l'harmonie de la sauge sclarée, des jonquilles et du bois de rose,etc.
3月1日にこの香りが発売されると知り、
そのボトルやパッケージデサインを見て、
新緑の光の中で香らせたいと感じた。
現代の時間、
それは24時間という単位で、
今日から明日、未来へと
つながる。
H。
フランス語でこの文字自体は
「アッシュ」と呼ばれ、
エルメス(Hermès )の頭文字のように、
記される文字でありながら発音されない。
読むときは、フランス語であれば
「アッシュ ヴァンカトゥル」
に近い音になるのだろう。
このHが想像力をくすぐる。
エルメス(Hermès )の頭文字であることは
容易に想像がつく。フランス語で「人」や「男性」をあらわす、Homme も思い起こす。
そもそも読まれない文字なのだから、
24だけを発音しても良いように思えてくる。
24も時間を想像させながらも、
エルメスのブティックの番地?
と思えたり、なかなか面白い。
さて、この香り。
実に現代的である。
エルメスからメンズフレグランスが
新たに発売されるのは15年ぶり、と聞く。
やはり15年前の香りでは
今を表しづらくなったのかもしれない。
15年前にはなかった技術のおかげで、
かつてとは全く違うライフスタイルの人も
多いだろう。男性女性という区別も、
24時間の使い方も。
私の好きなハーブの香りでもある。
この香りの影響もあるのだろうか、
このH24のトップノートは
透明感がありながら
ミステリアスな深みをもつ。
クラリセージ好きな方には
必見ならぬ必香の香り。
試香紙につけて24時間経過後。
たしかにメンズフレグランスの骨格キラリ。
それまでのデリケートな変化も面白い。
…écrit par 《SAWAROMA》
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