新作含むフレグランス6点、この秋おすすめのヴァリエーション豊かな香りをご紹介しながら自由に語り合うひととき…フレグランススペシャリスト、地引由美氏主催による香りのおしゃべり会『ラ コゼット パフュメ』
http://lacausetteparfumee.com/kaori/?id=list 第27回(2019.10.6)では、
香りの専門誌『PARFUM』秋号をテーマに平田幸子編集長と私が講師をつとめました。
《La causette parfumée 》
a eu lieu hier à Maison franco - japonaise.
Madame Sachiko HIRATA ,chef du magazine de parfum «PARFUM»
et moi parlaient sur des parfums pour cet automne inclus les nouveaux produits.
まずは前半の4種を。
瑞々しいせせらぎを眺めているような寛ぎを感じさせる『台湾茶香水』(写真右端)。最初の香りは地引氏よりご紹介されました。先月末にオープンしたコレド室町にて販売されているそうです。
https://www.panseven.com/?locale=zh-hant
続いて2番目は、『パルファン サトリ ブラックピオニー オードパルファン』https://parfum-satori.com/?pid=16754498 。二十代前半の男性参加者にも好評でした。『PARFUM』秋号誌上「ドラマな香りと生きる!」の7種の一つとして掲載されています。
3番目は、暗号コードのようにロゴが見え隠れするヴィジュアルが印象的な『ヨウジヤマモト ディーエヌエーコレクション MODE ZERO モードゼロ オードパルファム』
https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/g/gHA-R26-934-1-02/ 。
香水通の方々や調香のプロの方も独特な世界観を感じられたようです。
そして写真左端の4番目は『グタール エトワール ドゥヌ ニュイ オードパルファム』(2019,10,30 数量限定発売)。ボトルに添えられたスカーフさながらに柔らかな温もり、優美な笑顔を想起させます。ドゥヌ ニュイ(d’une nuit)とは、(of a night)、すなわち「ある(特別な)夜の」。ある男性参加者は、彼女に纏って欲しい香り、とのご感想。
後半の2種はこちら。
右端の赤いボトル『キリアン ローリング イン ラブ オードパルファム』(2019,10,11 発売)
https://meeco.mistore.jp/meeco/product/7780900000000000000001181488.html
が5番目の香り。その華やかな香り立ち、官能的な深い奥行きを描きながらも上品な余韻は、性別問わず参加者の纏ってみたくなる気持ちを掻き立てていたようです。
中央にあるのは、同じくキリアンから2012年デビューの『グッド ガール ゴーン バット オード パルファム』ボトルとそのケースであるクラッチのようなコフレボックスです。
6番目の香りとして、左端の『ヴァルモン ストーリエヴェネツィアン ブルーコバルト Ⅰ パルファン』
https://www.lamaisonvalmont.com/jp/jp/blu-cobalto-i-2624.html
が紹介されました。そのユニークな香料の組み合わせとハーモニーはかなりのインパクトを持って受け入れられた様子。50mL容量の革張りのボトルは、大学でインダストリアルデザインを専攻されている参加者に好評でした。
いずれも、まずは参加者が香りのみをブラインドで観賞し印象をメモする時間を経て編集長が解説。名前やブランド名、ボトルデザインといった情報の影響を受けない感じ方に向き合うと新鮮な発見があるようです。
香りの専門誌『PARFUM』秋号
http://sawaroma.blogspot.com/2019/09/parfumno191.html
最後に参加者みなさまそれぞれの感じ方を拝聴しながら、こうしたそれぞれ自由な感覚の世界にゆったりと浸る時間の大切さと有難さを再認識しました。見えないものを見えるように、言葉で表現する面白さ、楽しさを通じて、その時ごとに自身に似合う香りを見つけていただけたら幸いです。
ラ コゼット パフュメのウェブサイトに
当日のレポートが公開されています。
http://lacausetteparfumee.com/kaori/la-causette-parfumee-vol-25-2.html
…écrit par 《SAWAROMA》
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