先月のWhitte 新作香水" Casablanca "試香会http://sawaroma.blogspot.com/2019/04/8.html?m= の際にこのブランドから感じられた柔らかな透明感を他の7作でもゆっくりと試したく、新宿ニュウマンに向かいました。
ショップでは7種全てのラストノートを先ず確認。具体的な香料の余韻よりも、自分が今まで感じたことがなかったようなユニークな調和が感じられるものがLeafy Greenでした。
Leafy Green/Whitte https://whitteinc.com/product/04/
at NEWoMan SHINJUKU M2 POPUP STORE
https://whitteinc.com/archives/newoman04220506/
一人で黙々と調べて考えて…の仕事が多い今日この頃、こんな香りが自分の体温と共に漂ってきたら、嬉しいひらめきに出会えるかもしれないと思いました。
直接手首に吹き付けてみます。苦みは無く、優しい拡がりです。何処からともなく水のようなひんやりとした感触も。いかにもフローラルという華やかな甘さがない代わりに、深呼吸しても違和感のない穏やかさ。
緑は好きな色ですが、今までこうした色がネーミングされたフレグランスでフィットできるものには出会えていませんでした。色の印象は本当に人それぞれとは思いますが、私にとって青や緑は主に、静かで柔らかなイメージを持つもの。尖っていたり奮い立たせるようなものではないのです。
数時間経った後の手首に残る余韻は それより少し前にウエストに纏ったフローラルの香りにも調和し、優しい陰翳を感じさせます。単体でもレイヤーでも。この夏の香りの一つとして記憶に残りそうです。
東京にて sawaroma より
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