2011年10月7日金曜日

ボッテガ・ヴェネタの初フレグランスは、余韻豊かなフローラル・シプレー

先日、このフレグランスを見せていただく機会がありました。

まずパッケージとボトルのカラー。私が、香りの映像美・ボッテガ ヴェネタ初のフレグランス を書いた時に想像していたとおりの淡いベージュにほんのりピンクが漂うような色。そしてまるみのあるかたち。

本日2011,10,7掲載のフィガロジャポンの記事に、ついにこのボトルと香調の情報がアップ。優雅で気品溢れる香りに包みこまれるボッテガ・ ヴェネタの初フレグランス

記事にも書いてある、「レザーニュアンス」。確かに上品に漂っています。トップノートからすでに柔らかで奥行きの深さを感じ、大人の女性のしっとりとしたたたずまいを想像。しばらくするといちだんと優雅に変化。フローラル・シプレの香りが、静かに、余韻豊かに漂いはじめます。包み込まれてみたいと思いました。10月26日発売。深まる秋の空気にもよく似合うでしょう。


2011年10月6日木曜日

ジバンシィ プレミアム フレグランス2010 の3種

香水は高価、とよく言われるがそれは天然香料の希少価値、ならびに天然からヒントを得て単離または合成される香料の希少価値がベースになっているということは、実はあまり知られていない。

現代生活の周囲のあらゆるものが香料によって安全性や快適性が保たれているという事実、これがどこか当たり前になっていて香料の存在を意識していない人も少なくない。一方で、その香料の特性が際立って示される香水の存在意義に抵抗感が示されるケースが、この日本では特に多いことに残念な思いをすることも多々ある。

数多くのファッションブランドが香りのイメージ訴求価値をふまえてユニークなフレグランスを創出している。とりわけシャネル、エルメス、ジバンシィなどはその筆頭に挙げられると思う。

ジバンシィは数年前から天然香料の希少価値とその香りの豊かさをクローズアップ。今年も2010年に収穫して得られたイランイラン、ローズ、ジャスミンを活かしたブランドを代表するプレミアムを提案している。

ジバンシィ プレミアム フレグランス2010をご覧いただくと、約20年前にデビューしたアマリージュをはじめ、近年のヒット作ヴェリィ イレジスティブル、アンジュ デーモンの計3種のラインナップが限定発売されていることがわかる。

この3種の香りの感想は後日改めて。











2011年10月5日水曜日

決め手は艶と持続性・資生堂発 "VOTRE BEAUTÉ"掲載アイシャドウ

フランスの美容雑誌最新号のサイト、トップページで資生堂のアイシャドウが掲載されている。椿のかたちのシックな黒のフタとともに12色。

記事は、"VOTRE BEAUTÉ" 2011,10,3掲載のもの。

とにかくなめらかで艶やかな発色が素晴らしいとのこと。しかも指先で簡単にひと塗り。塗り方の加減で濃淡を調節。以前に「W.B.3. フランスの事例」でご紹介したようにデリケートなフランス人の皮膚にとって、ひときわデリケートなまぶたにのせるアイシャドウは、皮膚に負担をかけずなおかつ発色と持続性の優れものが求められるのではないだろうか。

一度塗るとその持続性が素晴らしいという。この記事の最後に貼り付けてあった資生堂のページで説明を読んでみると、なんと16時間も持続するとのこと。こうした具体的な記述も効を奏しているようす。

確かに、フランス人でなくても、まぶたの皮膚は最も薄くデリケートな部分。睡眠不足だけでなく乾燥も大敵。刺激を与えすぎると確実に傷む。私もこの部分にブラウン系のシャドウを使うが、クリームタイプは本当に使いやすく皮膚が疲れない気がする。粉末タイプでもチップやブラシでなく自分の指咲きでそっとのせてなじませることもある。とにかくこすらないようにする。

疲れが目立ちやすい目元に輝きを添えてくれるアイカラーは年齢に関係なく女性の味方。改めて、睡眠不足にならないようにと思ってしまう。





2011年10月4日火曜日

世田谷線と猫・一期一会

もうかれこれ20年はこの線のお世話になっている。
下高井戸と三軒茶屋を結ぶ世田谷線。
のんびり進むから、猫も時々線路でくつろいでいる。



緑の中に、白黒もようの猫。きりりと綺麗な瞳で見つめてくれた。
どうやらお気に入りの場所のよう。夜中などはきっと、電車が通らないから、のびのびこの上で過ごすのかもしれない。

必死で生きていると、ときに神様は一瞬だけ素敵な出会いを授けてくださる。

2011年10月3日月曜日

くつろぎいちご・完熟フルーツ&ハーブブレンド

このところ、ますます「量より質」で満足している。
素敵と感じさせてくれるものは、一瞬であればあるほど素敵。
美味しいものも、わずかだから美味しい。
良い香りも然り。

先日青山をふらりと歩いていて入ったのがこのお店。
タイのオリエンタルな雰囲気に満ち満ちた HARNN



一瞬で非日常感。気分はオリエンタル。わかりにくい感じがまた素敵。
同行したのがタイでこのお店を訪れたことがある人物だったのできいてみると、タイの雰囲気そのままだとか。あえてそのままなのがミステリアスかも。



奥からにこやかな笑顔の女性が「フルーツハーブティーをどうぞ。」
ピンク色の液体。ますますエキゾチック。
一口含むと、しっかりとした、でも程良い甘さと酸味。一瞬で拡がるフルーティーハーブの香り。甘味料なしでこの甘さ。完熟フルーツですね。

その名は「くつろぎいちご」。



入手翌日、早速水出しでアイスティー。ちょっとふやけたフルーツはそのまま食べても、ヨーグルトに抽出された液体を少し混ぜながら入れてもグッド。

お店 HARNNの魅力はまた改めて、ということで今回はこのやわらかな甘味の感動をメモ。


2011年10月2日日曜日

「メタル」の魅力・SUSギャラリー

9月最後の日。金曜日の夕刻。
外苑前で地下鉄を降り、SUSギャラリー へ。新たな展示のオープニングパーティーがあるという。
そこで目にしたウインドウ・ディスプレイがこちら。






氷砂糖の集合体の中に浮かび上がる金属。この似ているようで一つとして同じカタチのない結晶形を生かした、デザイナー富松暖さんによるメタル・ジュエリーの提案。RECRYSTAL EXHIBITION - SUSgalley window project- 9/28~
これはブライダルのペアリングにも最適!





シルバーの輝きは、形によって、光の角度によって、磨きによって、塗装によってさまざまな色を映し出す。そういえば、昔、パコ・ラバンヌというブランドで「メタル」という名の香水があったことを回想。エッジの効いたさりげないエレガンス。

パーティーでは展示とおしゃべりを楽しんだあと、昨秋
"Tubame Circle of Cutlery"展 にて一目惚れしていたカトラリーをおみやげに購入。さりげないラッピングが嬉しい。





ラッピングの中身はこちら。ドットの光沢きらめくカットナイフ。





とっておきの美味しいものをカットしたり塗ったりするのにピッタリ。スプーンとフォークをセットにプレゼントしてもきっと素敵。


2011年10月1日土曜日

形も香りも進化系・蘭の魅力


国際香りと文化の会・9月講演会テーマは蘭でご紹介の内容を昨日拝聴。

生き物としての植物、その進化系である蘭の実態に触れ、益々魅かれる。

極めて種類が多く、花の形状も多彩な上に香りも多様。
絶滅危惧種も多く、ワシントン条約でも保護されている。
その姿かたちの不可思議さにこれまでぼんやりと魅かれていた理由がなんとなくわかったような気もしたし、その複雑ながらも清涼感と妖艶さをあわせ持つ香りの魅力に「最強」の花を感じすらした。

まず形。
まるで人間のように左右対称。萼片は3、花弁も3だが1枚は唇弁となっている。
まるでアンドロジナス(両性具有)のごとく、オシベとメシベが合着し、ずい柱となっている。生殖機能の効率優先の究極のかたち。

巧みな虫の誘導。ハチ、ハエ、チョウ、ガ、ハチドリらはそれぞれの好きな香りに集まる。虫と花が互いに影響しあって進化したタイプもあるという。

香り成分を分析すると、ジャスミンやスミレ様の複数種の花の香りが含まれ、かつムスク様の成分もある。また、温度によって、朝、昼、夜とで香りを変えるタイプもある。なんともミステリアス。

会長でもあり、蘭の香りに詳しい中村祥二氏によれば、中国春蘭の香りは格別なものであるとか。紀元前5世紀、孔子がこの中国春蘭の香りの素晴らしさに感動し、「香りのある花の中で最高」とおっしゃったのだという。振りかえってかんがえてみると、特に東洋では蘭の香りに一目置かれているようにも思えた。

いつかこの蘭の香りをかいでみたい。
中村氏によると、蘭の香りを鑑賞するのにおすすめの機会は毎年5月頃に池袋サンシャインシティで行われる蘭遊会とのこと。これは要チェック。