昨年迄とは全く異なる新年度の始まり
行動の変化に感覚が研ぎ澄まされたのか
少しの刺激でより多くを感じられた
時の流れの感じ方
記憶の解釈
心が動く気配の予感
いずれもこれまでとはちがう
春の柔らかな光のように
懐かしいぬくもりが
繊細な新鮮さと共にきらめく
PASSIFLORA COLOGNE
(写真右)
晴れた日によく纏った
どこか可憐な麗しさと
礼儀正しい優雅さを併せ持つ
すみれの香り
LA VIOLETTE
(写真中央)
細やかに授業したい月曜日や
適度な緊張感を保つために
共に過ごした
青茶と呼ばれる烏龍茶の
複雑で深みのある香りが
初夏のそよ風のようにそっと漂う
Eau Parfumée au thé bleu
(写真左)
徒歩圏内にもかかわらず
未体験だったイタリアンバルを
訪れたいと思ったとき
良さを知りながらも
長らく手にしていなかった
この香りを選んだ
……そんな4月の初めのこと
ルイ・ヴィトンから
フレグランスの背景を探求する書籍
『ATLAS DES PARFUMS 』
(マスター・パフューマー
ジャック・キャヴァリエ・
ベルトリュード監修)が発売され
フランス語版を入手した
フレグランスの原材料となる
世界中の植物の
美しい写真や水彩画が満載
パフューマーの旅のメモに加え
世界各地を主産地とする
45種の芳香植物の詳細な解説文…
毎日仕事の合間に
フランス語の辞書を用いて
楽しく読み進めながら
香りを想像している
…écrit par 《SAWAROMA》
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