11月に入り、久しぶりの自由な平日。
まずは国立新美術館へ。
Une partie de l'exposition de
« Homage to Artists » dans
« Yves Saint Laurent ,
Across the Style》
2023.9.20-12.11
にて唯一撮影可能の会場
「アーティストへのオマージュ」
でのシーンより。
立体として
人と一体となる服というもの、
その造形完成度が
細部まで素晴らしい。
考案スケッチ、イラストに
描かれた線にもメモにも無駄はない。
その審美眼に改めて驚かされた。
1990年秋、池袋のセゾン美術館で
鑑賞時もこのデザイナーの
造形美に圧倒されたが、
その後ドキュメンタリー含む
イヴ・サンローラン映画3作鑑賞を
経て眺める今回の展覧会は
ひときわ味わい深い。
この国立新美術館2階では
大巻伸嗣氏による
Interface of Being 真空のゆらぎの迫力にしばし圧倒される。
この美術館で最大の、展示高8m、
2000㎥にも及ぶ展示室空間でなければ
体感できない貴重なインスタレーション。
さて、二つの展覧会の余韻を
一人静かに楽しむために
久しぶりに訪れたのが
ニューヨークワイン専門店の
go-to wine shop &bar。
Instagram : @gotowine.kyodo
透明感のあるロゼの香りが
歩き回った疲れを一掃。
NY州を代表するワイナリー、
ハーマン・J・ウィーマーによる2021年ドライロゼ。
ベリー系の爽やかな酸味が
ひんやりとエレガントに香り、
ふと気がつくと
この日私が纏っていた
ローズモヒートの香りにも共鳴している。
思いがけない調和が嬉しい。
ローズという優雅な差し色で
絶妙な透明感を帯びた
この香り、やはり私にとっては
なくてはならない貴重なものだと気付く。
…écrit par 《SAWAROMA》
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